キッズ・ロルフィング@代官山 

アイダ・ロルフ博士の生誕を記念して,各地でロルフィングのイベントが開催されました。私達6人のグループは,5月17日日曜日に子供さん対象で行うキッズ・ロルフィングをすることになり,三浦正貴君がオーガナイズを率先して引き受けてくれました。告知から募集・受付まで時間とエネルギーを使う仕事,こういう地味な積み重ねで徳を積んでいるに違いない,ありがとう三浦くん!

子供さんへのロルフィングは,通常の枠と異なり,大変な勉強になります。気分に正直なので,間合いの取り方やコンタクトするまでに時間がかかったり,結局のところ決められた時間の中で,できることをしていく。今まで何を学んだかとか,いつも何をしているとか,肩書きとか,そういったものが子供には関係ないので,素の状態で向き合って今に集中するしかありません。

小さいお子さんは特に,大人から通常得られるような言葉のフィードバックは返ってこないので,観察力をフルに使って身体からのかすかな情報を頼りに進めることになります。

今回は親御さんも含め5人の方にワークしました。その中でお一人障害を抱えるお子さんを担当したのですが,少しでの何かのプロセスが進んでくれたらいいなあと思います。お母さんの期待とかこちらで出したい結果とか,周辺のことはその時身体が求めることとずれていたりします。何かしら次のセッションに橋渡しできればそれでよかったのかもしれないし,お母さんも気づかないような微かな変化がもたらされたかもしれない。とにかく,それはそれとして,やったことにOKを出してクローズするしかありません。

こういうことはとにかく続けていくことが大切なんだろうな,という気がします。

キッズ・ロルフィングは,自分のワークを見直すいい機会になります。