2019年原宿VACANTでのイベントと共に – Vol.1

Workshop:

特別なカラダの時間
 

vol.1「オトとカラダと ~耳をすますと起こる変化~」

山崎阿弥 × 田畑浩良

2019.12.4 Wed
OPEN 19:00 / START 19:30

というスケジュールで今年いっぱいで幕を閉じる原宿VACANTにてワークショップしました。

山崎阿弥さんとは、初のコラボレーションです。パフォーマンスを拝見して、私の中の「声」というものに対する認識がガラッと変わりました。山崎さんの音に対する捉え方と声の響かせ方は非常にユニークで、声楽のみならず、身体技法にとっても参考にすべきヒントが詰まっています。そのあたりを伺いながら、いい間合いとなるような場を整えながら、音や振動を介して、身体の感覚がどのように変化するのか、参加者のみなさんと実験を通して、体験したいと思います。

サウンドの持つ力は、マントラやチャントによっても意味があるとはわかっていても、どれほどか?どのくらい可能性があるのか?よく把握できてません。ソマティック・エクスペリエンスというトラウマ療法でWuuという響きを使うことはありますが、それがうまくはまるときもあるし、そうでないときもある。音は、振動であり、細かい動きでもあります。だから、それをうまく使うことができれば、身体の調整に役立つことは間違いないだろうな、というところまでは想像がつきます。

山崎さんとのやり取りでその辺りがもっと掘り下げられるような気がしたので、コラボを依頼した次第です。

山崎さんの声を聴く
部屋の空間における居心地いい場所をみつけるソマティックベースのコンステレーションのワーク。
骨間膜の音を聴くデモンストレーション。
整ったカラダに山崎さんの声を響かせる。
クラスを終えてほっとする。
妻と舞台俳優の方も参加してくれました。

予想通り、空間に親和性が増して、整ったところに、音が響くことで、体調がよくなった方が続出。大いなる実験は大成功でした。