生きる姿勢

10回のRolfingシリーズを終えた方からのレポートが届きました。その中に印象的な記述が含まれていましたのでご紹介します。身体の姿勢だけでなく,生きることに対しての捉え方に違いが生まれたのかもしれません。

 

以下一部を転載します。

ロルフィングを受けて何が変わったかは、表面的にわかりやすい姿勢や自分の体の快適さはそうだが、自分の中で大きく変化したこと、感じていることを言葉にすると死にたいと思わなくなったこと、別に今死んでもいいやという無感覚な感情を持たなくなったことだと思う。

なんとなく小さいことから生きるのが辛い、生きづらいと思っていたし、好奇心が旺盛で色々なものを楽しむことが出来ても情熱的な感覚の裏側にはいつも冷酷な自分がいて、考えを巡らせると日々を過ごすことは暇つぶしのようなものだという虚無の世界にたどり着いてしまう。

結果生きていても死んでも一緒と心の底ではいつも思っていた。

最近は自分の内側の感覚と外の世界の隔たりが大きすぎて揺すぶられることに疲弊していたし、実際痛みが体から離れないことで物理的にも辛く感じていた日々が多かったために、その感情はここ何年かは一段と大きくなっていた気がする。今は過去の物にも、先のものにも囚われずに良い意味で無心でいられる瞬間のほうが多くなってきたし、何かに突っ込みすぎる自分を冷静に見れる自分もいる。自分の心の中の核心というかどうしても囚われずにいられないものはあまり変わりがないが、それでもその感情をふと投げ出すことが出来るし、先の見えないものに対する不安や焦りは無くなっている。

 ロルフィングを終えて、何が不安かわからないような子供の時期以来、所謂社会の中で生きるようになってから、今までで一番穏やかに日々を刻んでいっているような気がする。

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Pre-nerveな領域

ここで発展させて技法,The Art of Yieldについてのインタビュー記事を書いてくれた,Kathy McConnelが,2年前にワークショップの中で,このワークの扱う領域は,pre-nerveだと表現したことを思い出した。

細胞が生存し,増えていくときに足場となる母胎を必要とし,細胞骨格のダイナミクスを得ることが必要となる。このワークは,その原初的な振る舞いを刺激することになるが,それは,神経支配となる前の状態への個々の細胞へのはたらきかけになる。