他者に働きかける
呼吸と休息のためのWS@福島
Yielding Embodiment®認定ワークショップ
Introduction of Yielding embodiment®
日時:2021年7月22日(金)10:30-18:30
講師:田畑浩良
取得単位:1 Yielding embodiment®認定単位※
受講料:2万円
参加対象: イールドワークを学びたい、他者への働きかけを学びたい方
申込みフォーム:https://yielding.work/script/mailform/workshop/
イールドは、母胎に対して自らを委ねる動きで、すべての動きはまずイールドから起こります。イールド は、様々な緊張のパターンをリセットさせ、硬くなってしまった組織に再び動きを取り戻す手助けをしま す。施術者の知覚と施術者・受け手との「間」が、受け手のイールドを促すことを見出した開発者自身によ るThe Art of Yield (Yielding Embodiment®)の一日紹介クラスです。
イールドについての詳細は、Rolf Insituteの機関誌に寄稿した記事を参照ください。
その後もYielding embodimentを学ぶかどうか判断するためのクラスとしてもご利用ください。
※ 必要となるYielding embodiment®認定クラス単位を取得すると、Yielding embodiment®の商標使用と、3シリーズ提供が可能になります。
イールドと空間身体学的働きかけの基礎となる3シリーズ提供のためのプログラム
Part 1 日時:2021年8月7,8,9日(3日間)10:30-18:30
Part 2 日時:2021年9月18,19,20日(3日間)10:30-18:30
Part 3 日時:2021年11月21,22,23日(3日間)10:30-18:30
講師:田畑浩良
取得単位: 各Part Yielding embodiment®認定3単位※
Part 1〜3までの参加により計 9単位
受講料: 各Part 53000円 (Part 1-3 : 159000円)
参加対象: イールドワークを学びたい、他者への働きかけを学びたい方
申込みフォーム:https://yielding.work/script/mailform/workshop/
The Art of Yield (Yielding embodiment®)は、ロルフィングやSomatic Experiencing®やクレニオセイクラルワーク、CS60など様々な身体技法に組み込み可能です。なぜなら、セッションにとって本質的に求められる、安全安心な場の構築に有益な情報を含んでいるからです。また、Yielding embodiment®単独のワークとしての提供も可能です。
イールドについての詳細は、Rolf Insituteの機関誌に寄稿した記事を参照ください。
上記3つのPartに参加することで、変容のための場をどう誘導するか、施術者の意識の持ち方や在り方の基本を学びます。身体を3次元的に広がりを持たせ、関節間のコーディネイトを容易にして、バランスよく支えられる身体を引き出します。
Part 1では、安全な基盤と呼吸、Part 2では身体の支えの充実、Part3では、身体の空間的広がりを主に扱っていきます。
この技法体系の特徴は、徒手の詳細なテクニックは二の次で本質ではなく、施術者の知覚や存在状態を探求し、触れる前、或いは触れた後の重要性を体験的に学んでいきます。この知覚状態に慣れ親しんでくると、人との間合いの取り方や、空間における配置への感受性が研ぎ澄まされ、華道のスキルアップにつながる例もあります。やることは至ってシンプルですがパワフルな効果があります。
参考文献:
米国でのワークショップに参加した同僚ロルファーによるインタビュー記事
Rolf Instituteの教授会での間合いとイールドワークのデモを含む記事
日本ロルフィング協会主催、オンラインでの参加と対面クラスのハイブリッドクラスです。RMI2021flyerHP.pdf
参加申込み受付中です。
日時:2021年6月22日(火)~25日(金) 10:15-18:45
講師:田畑浩良
取得単位:4Rolf Movement®認定単位※
受講料:80000円
参加対象:日本ロルフィング協会員及び協会員推薦のある方、IASI認定SI施術者、ISMETA認定施術者 (オンライン参加でペアワークする一方がロルファーであること)
定員:東京会場対面参加6名迄 +オンライン参加でトータル8名まで 最低施行人数:対面参加2名を含む計4名以上
申込みフォーム:https://yielding.work/script/mailform/workshop/
統合を進めるためには、支えの重要性をいくら強調しても足りないくらいです。支えは関係性から生まれま す。上肢(肩甲帯)、頭部に直接働きかけて、変化が頭打ちで持続性がないとしたら、もう一度下肢や骨盤帯 の基礎的な土台に着目し直す必要があります。関節間、足底骨どうしの関係性の改善を促すタッチを紹介し ます。
日時:2021年11月30日(月)~12月3日(金) 10:15-18:45
講師:田畑浩良
取得単位:4Rolf Movement®認定単位※
受講料:80000円
参加対象:日本ロルフィング協会員及び協会員推薦のある方、IASI認定SI施術者、ISMETA認定施術者 (オンライン参加でペアワークする一方がロルファーであること)
定員:東京会場対面参加6名迄 +オンライン参加でトータル8名まで 最低施行人数:対面参加2名を含む計4名以上
申込みフォーム:https://yielding.work/script/mailform/workshop/
いわゆるコヒーレントな状態を受け手から引き出すためには、施術者自らの状態、プレゼンスのクオリティ を向上させる必要があります。受け手を呼吸をモニターすることは、様々な技法で普遍的に役立つ方法で す。呼吸のポテンシャルを高めるための、手技的及び知覚的な介入を空間身体学的な観点から学び、実践し ていきます。
Mentorship
日程:随時受付
講師:田畑浩良
受講料:2時間 / 25000円 /一回のメンタリング 〜
欧州ロルフィング協会のメンタリングとしてもご利用下さい。
ロルファー以外の方も、タッチ、プレゼンス、各種技法などなど、実践に関わる疑問に応えながら、個別にそれぞれの学びのペースに合わせながら、こちらでのやり方をお伝えします。 ペアを組める方と一緒にお申込み下さい。
4名まで 以下一メンタリングの料金です。一人当たりは人数で割った金額
The prices for the mentor are then as follows:
1 student (for a two hour mentoring session) pays 25000円
2 students per mentoring session: 32500円
3 students per mentoring session: 37500円
4 students per mentoring session: 42500円
クラスサイズ:4~8名
会場:渋谷区代官山
参加対象:ワークショップによって参加資格が異なります。
認定ロルファー及び日本ロルフィング協会員の推薦のある方
過去に日本ロルフィング協会主催ワークショップに参加経験のある方
ロルファーの継続教育単位取得につながりますが、それ以外の方は単位取得できませんが、参加には問題がありません。
認定単位について:認定ロルファー以外のSIプラクティショナーの方々は、500時間はSIの理論と実践、230時間は解剖学、生理学、運動生理学で合計730時間以上の履修に加え、詳細な履修単位表をIASIに提出して、IASIから認定を受ける必要があります。その過程を経て、Rolf Movement30日認定単位を取得した後、上級トレーニングを修了すると同時にMovement認定となります。
(申込みから受講料のお支払いについて)
・申込メール受け取り順に席を仮確保し,最終的に受講料の全額振込確認をもって受付完了とします。
・ 最低施行人数が集まり,受講料支払い依頼の通知を受け取った後,10日以内に日本ロルフィング協会(以下JRA)の指定口座に受講料全額を振り込んで頂きます。
・期限内に振込が確認できない場合は,一旦キャンセルとなるのでご注意ください。
・クラス開催日の一ヶ月前まで募集を受付け,開催の最終決定をします。
(キャンセルに関して)
主催者側(JRAまたは講師)の一方的都合によりキャンセルになった場合
→ 全額返金 (振込手数料はJRA負担)
最低施行人数に達しなかった場合
→ 全額返金 (振込手数料はJRA負担)
受講生の都合によりキャンセルする場合
→ 開催が決定している場合,返金はありません。
※参加資格のある別の方に権利を譲渡することは可能です。但しその場合の「譲渡」とは,譲渡先から直接受講料を回収できることを指します。参加予定者の一方的な都合でキャンセルした場合には,既に振り込まれた受講料が,協会から返金されることはないことをご理解ください。
事情により申込のみで受講料振込が未だという場合
→後ほど受講料全額お支払い頂くことになります。
いずれの場合も,旅費などの受講料以外の経費に関しては,JRAは免責とさせて頂きます。
以上の事項についてご了承の上,受講料のお支払いを御願いします。
能楽師安田登さんとのコラボワークショップ
日時:2021年7月17日(土)開場18:30
原宿Vacant2019
Workshop:
特別なカラダの時間
vol.1「オトとカラダと ~耳をすますと起こる変化~」
山崎阿弥 × 田畑浩良
2019.12.4 Wed
OPEN 19:00 / START 19:30
vol.2「ロルフィング x 身がまま整体 ~心地よいカラダで年を越そう!~」
片山洋次郎 × 田畑浩良
2019.12.26 Thu
OPEN 19:00 / START 19:30
at VACANT/2F
定員:各回20名
ワークショップ参加費(各回別) :
[前売] 一般:¥6,000 / U30(30歳以下の方):¥4,000 [当日] 一般:¥6,500 / U30(30歳以下の方):¥4,500
[vol1&2セット券] ¥11,000 ※前売のみの販売となります。
※ご好評につき、両プログラムともに売り止めとなりました。(11/12追記)
原宿Vacantの大切な時期にこのような機会を頂き、とても光栄に感じています。
元々ロルファー仲間の楠美奈生さんが、こちらの素敵な空間で、身体についてのディープなワークショップを定期的に開催されていることは伺っていました。その楠美さんを通じてお声かけ頂いた時に、すぐ頭に浮かんだのがお二人とのコラボレーションです。
片山洋次郎先生とは、十数年前から、交換セッションやワークショップを通じて、共鳴や間合いなどについて探求を深めさせて頂いています。先生と共に、身体の声を無視した矯正的または固定的介入とは異なる、"動的な感覚"を重視する「空間身体学」を提唱しようとしているところです。それは、施術者の知覚状態 - 在り方を大切にしていて、触れることに囚われず、空間と身体との関係性を重視しています。参加者同士の交換ワークを通して、いい間合いと楽な呼吸、共鳴し合う、”心地いい”身体を体感して頂ければと思います。
一方、山崎阿弥さんとは、初のコラボレーションです。パフォーマンスを拝見して、私の中の「声」というものに対する認識がガラッと変わりました。山崎さんの音に対する捉え方と声の響かせ方は非常にユニークで、声楽のみならず、身体技法にとっても参考にすべきヒントが詰まっています。そのあたりを伺いながら、いい間合いとなるような場を整えながら、音や振動を介して、身体の感覚がどのように変化するのか、参加者のみなさんと実験を通して、体験したいと思います。
ロルフィング x 身がまま整体
日時:2019年4月18日木曜日19:30 -
場所:代官山ライブハウス,晴れたら空に豆まいて
講師:身がまま整体主幹 片山洋次郎先生, 田畑浩良
久し振りの片山先生とのコラボ、とても楽しみです。片山先生の佇まいに触れるだけでも価値ある時間だと思います。
当日は参加者同士ペアになって頂き、畳の上で実習します。
コラボイベント
「間合いを使いながら、どこかに動きを引き出す」
日時:2019年2月19日火曜日19:30-21:45
場所:代官山ライブハウス,晴れたら空に豆まいて
講師:田畑浩良
開場18:30 開演 19:30
前売り ¥8,000 当日 ¥8,500 +1ドリンク制 ¥600
定員:20名程度
当日は参加者同士ペアになって頂き、畳の上で実習します。
お申込みは晴れ豆のサイトから
田畑浩良 x 西村光久
日時:2018年12月4日
場所:代官山ライブハウス,晴れたら空に豆まいて
CS60の創始者自らが語るCS60とデモンストレーション! そしてロルファーTこと、田畑先生によるCS60の応用としてロルフィングセッションへの導入例のデモストレーション。
ロルフィングの田畑浩良先生とCS60の創始者西村久光先生のデモンストレーションを交えた、ライブな対話!ロルフィングとCS60の共通するところ、 CS60の様々な可能性や 統合するという観点での使用方法についてなど、などもお話いただきます。
『適切な質問が与えられた時に、飛躍的な発見と技術の進歩が生まれる・・・』というようなことがですね、かなり適当な引用ですが、アインシュタインや科学者も言っているみたいなので・・・
ロルファー視点にたった、田畑先生から、西村先生へどんな質問が繰り出されるか? も、とっても楽しみなのです!
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開 18:30 演 19:30
前 5,000 当 5,500 +1D 600
申込み受付は、晴れ豆のサイトから
「ロルフィングとヒモトレで広がりのある空間を感じる」
日時:2018年11月12日(月)
開場 18:30 開演 19:30 終了 21:45
前売り 6000円 当日 6500円 + 1ドリンク 600円
場所:代官山ライブハウス,"晴れたら空に豆まいて"
田畑浩良
お腹に触れて,広がりと落ち着きを取り戻す
日時:2018年9月16日(日) 10:45会場11:00開演 - 14:30迄
場所:代官山ライブハウス,晴れたら空に豆まいて
田畑が提供するワークショップの特徴
人間の身体は、周囲の空間を安全と感じ、その拠り所となる足場に落ち着く動き(=イールド)に続いて、外側の空間に広がろうとする動きが生じるという基本性質があり、この現象を利用するのが、イールドワークです。
外からの積極的な介入によって矯正するようなワークと異なり、身体全体の共鳴や一体感と身体が安全と感じることを優先して、変容の場の形成を促します。
この”場”が誘導されると、セッションに流れが生まれ、身体の内側から変化が開始し、傷害を受けた組織や圧縮されたままの関節にスペースが生まれ、実際の構造変化が伴います。 イールドは、生体の原初的かつ普遍性のある動きであり、拠り所となる足場に自分をあずけるという行為自体が、心身ともに落ち着くことであり、セラピーで重視される、安全な感覚の確保とラポール形成にも深く関わっています。
イールド自体は、他の身体技法(例:Body-Mind Centring等)でも紹介されていますが、田畑のアプローチにおいて、変容の場を形成するためのプラクティショナーの知覚を含んでいるということが、他の技法と異なる、肝要な点です。
The Art of Yield approach is a derivation of ‘yield’ touch being taught in some Rolf Movement trainings. A key difference is that integral in Tahata’s approach is the ongoing inclusion of the practitioner ’s perception, which creates the field the work occurs in. For more information, see the article entitled “Yielding” in the June 2012 issue of Structural Integration. From that article: “Yield is the first developmental movement. Often misunderstood as a passive surrendering or a ‘doing nothing’, yielding is in fact an active coming into relationship and is the fundamental movement behavior underlying all others.” - Anne Hoff
イールドワークについてのフィードバック
リサ・メイ・フェアマン, Rolf Institute Rolfing教員
2017年Rolf Institute教員会議でデモセッションした後での感想:
一緒にセッションしたことが、私にとっては、数年前に体験した溺水事故によって、鈍く不明瞭になっていた身体と精神のつながりと在り方を取り戻す助けになりました。
もう一つシェアしたいのは、セッション前後の体験が、その溺水事故で経験した臨死、または死からの蘇生体験といっていいかもしれませんが、それに極めて似ているという点です。その体験は、つながっていて何かに属している感覚 - 肉体的、霊的、情動的で、深く、心の底からの’喜びと安らかな感覚’でした。溺れている間、どんなにもがいて足に絡まったロープから逃れようとしてもそれが無理だと分かった瞬間、私は清々しさを覚えました。自分を解き放ち、自由になり流動的になるのを感じました。それは素晴らしい体験でしたが、私が死にかけた溺水体験が、どうこのMA(間)を用いたロルフィングセッションと関連しているのかはわかりません。想像するに、様々な形をとるにせよ、本質的に深く満たされた喜びと安心を体験する時には共通する何かがあるのかもしれません。或いは、恐らくですが、私がMA(間)について、その性質、つまり一呼吸置くこと、空間、関係性、それらをちょうど理解しはじめる時なのかもしれないということなのかもしれません。
ヒロ、興味は尽きません。あなたのワークと重要な概念であるMA(間)をシェアしてくれてありがとう。
メアリーボンド, Rolf Movement教員
2013年のアリゾナ州フェニックスでの教員セミナーにて、田畑がBond氏にイールドワークのデモを行った後で数回クラスを教えた感想として:
私は、技術や一つの働きかけとしてではなく、イールドワークを提供した。それは、最大限にプレゼンスを保ち、一歩離れては見守り、静かに居心地よくいることで、何度も全体を捉え直すという探求である。 ほとんどの参加生は、このワークを進んで試み、自分とワーク自体にプレゼンスがさらに増す感覚がとても気に入ったようだった。
キャシー・マコーネル、アドバンストロルファー、ロルフムーブメントプラクティショナー
2015年SantaCruzでのワークショップに参加した後:
ロルフィングのプラクティスにおいて、私はマインドフルな状態でセッションを開始し、変容の場を創り出す意図と共に、セッションを通して、豊かなプレゼンスを維持する助けとなる”ある状態”に入ることを見出した。
私は自分の背後、特に"肚"に意識を持ち続ける限り、その場の中に"流れ"を呼び込むことができる。時はゆっくり流れ、直感が浮かび上がる。私が何かを成し遂げたいという考えが空間に入り込む前に、手は次にどこに行こうとしているかが分かるように感じる。呼吸、身体、すべて、とりわけクライアントの身体がより透過できるように感じる。"今に居ること"が優先され、頭でセッションを組み立てようとする思考は、後回しになる。
クライアントからの感想は、とてもポジティブになった。統合がそれぞれ固有の出会いから生まれるものであるが、彼らは、私同様に軽いタッチがどんなに効果があるのかにとても驚く。長年通っているクライアントの一人は、それをこんな風に表現している。”キャシーがワークすることを少なくすればするほど、私はより感知することが多くなる。”
私のプラクティスの本質は、新しい方向に進化している。今このワークは、自分とクライアント、そしてその関係性(場)によって活性化される第3の有機体と共に存在している。