最初に受ける10シリーズの体験は、とても重要です。そこでいい体験をすれば、ロルフィングへの可能性や恩恵を肌で感じることができるからです。その体験が自分にとって大きな意味を持つほど、トレーニングに参加すること、そしてその後仕事としてやっていく覚悟が定まります。

この動きに焦点を当てたセッションで、機能の大切さを感じられるか、そうでないかもその後の学びに影響します。私がトレーニングに参加するときの要件は、8回でした。ロルフムーブメントのセッションを継続して受けることによって、さらに自分の身体を通していろんな気づきになることが、最終的にクライアントに対してワークしたときの大きな資源になります。トレーニングに入るための最低要件を満たす事だけ考えてしまうのではなく、いいセッションをたくさん受けることが最終的に他者のためにも貢献できます。

トレーニングについていくためにも、骨の名前、筋肉の名前に慣れておくことが大切です。学ぶ前はだれでも素人です。専門から程遠くても、全く問題ありません。もともと自分の身体がどうなっているのかを学び直すことには大きなメリットがあります。身体は医者や他者が何とかしてもらうための道具ではなく、自分のために存在しています。身体を学び直すことは、自分を学び直すことです。そして、自分の身体のことは最終的に自分の感覚で決められるようにしましょう!

自分の手が、この仕事に向いているのかどうか?やっていけそうなのか?は、試してみないとわかりません。ロルフィングに興味があるなら、自分の手を試す機会を利用することです。
ロルファーの開催するワークショプに参加してみてください。私は、ジムアッシャーというロルフィングの先生が来日してワークショップに参加したことが、とても大きなきっかけになっています。当時それをオーガナイズしてくれていたロルファーの幸田良隆さんにはとても感謝しています。

Rolfingトレーニングをどこで受けるか、調べる。米国コロラド州ボールダーが本拠地ですが、ドイツのミュンヘン、ブラジルのサンパウロでもトレーニングが開催されています。米国は、受付の事務手続きが後手後手にまわることが多く、英語力の要求水準が高くなってしまい、ハードルが高いです。現在は事務登録がしっかりしていて、独自のカリキュラムを持つドイツに行く方が増えています。日本でも不定期で開催されることがあります。いろいろ情報を集めてみてください。

解剖学 

自分のからだがどうなっているのかを知るのは、内的感覚を育て、からだの位置を把握(Mapping)するのを容易にします。

骨単、肉単は語源もわかって、理解しやすい最初の2冊として最適。もっと細かくからだが知りたくなったら、ネッターやプロメテウスを眺めるもよし。 

生理学


2001年の第一回ロルフィングトレーニングの時に生理学のテキストとして使用しました。これはその第二版です。


ハンナソマティックスはシンプルで奥深い。

恩師の著書です。
 
Mary Bond先生の最新刊。Kindle版だと、マルチメディア利用できます。

Mary Bond先生の前著で、ロルファーの椎名さんのナイスな翻訳です。

イールドを含む発達段階の動きについて、すごく参考になります。

Somatic practices

 
かさみさんのフェルデンクライス
平澤昌子さんのハンナ・ソマティックス

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