イールドの技法(Yielding Embodiment® Orchestration)における変容場の訓化(conditioning)のみで行うセッションを提供します
noteのこちらの記事にも記載しましたが、この方法はRolf Instituteの教員会議や2024年の欧州ロルフィング協会主催の隔年総会でもデモンストレーションを行っています。この、いわば「触れないロルフィング」のセッションを受けた教員同僚や、介入に対して非常に高い感受性を持つロルファーである馬本薫美さんからのフィードバックを踏まえると、このアプローチは究極にシンプルでありながら、大きな可能性を秘めていると考えています。
ただし、触れないだけでなく、30~40分程度で終わるセッションの最後をどのような状態で締めくくるかについて、もう少し明確にする必要を感じ、準備を進めていました。このプロセスで少し行き詰まっていたとき、恩師であるキャロル先生(Carol Agneessens)からの連絡とやりとりの中で、大きなヒントを得ることができました。この件に関しては、考察がまとまり次第、お伝えしたいと考えています。ただ、考察以上に実践を重ねることが何よりも重要であることは言うまでもありません。
ロルフィングのような構造統合を目的とした設定とは異なる観点
ロルフィングのような「構造統合」という明確な意図とゴールがある設定とは異なる視点からセッションの在り方を見直す必要性を感じました。というのも、イールド基礎研修において検証した結果として、セッションを通じて受け手が変容し、統合に向かう反応があるのは当然のことですが、施術者自身もセッション前より整う現象が写真で確認されたからです。
料金と時間設定
このセッションでは、気負いのない金額設定とし、オンラインセッションと同じ時間枠です。
- Pure Yielding Embodiment® Orchestration
¥12,500 / 45分
Note:
当面はモニターとしての提供とさせていただきます。この時間枠はオンラインセッションと同様とし、時間外のご相談や質疑応答には対応いたしかねます。お話しするよりも、ご自身の身体で起きているプロセスと向き合っていただきたいという意図からの判断です。セッションの方法について知りたい場合は、ワークショップやメンタリングをご活用ください。
また、精油を使用した嗅覚刺激による exteroception(外部感覚)の活性化を行う場合があります。そのため、香水やコロンなどの香料はお控えいただき、着替えの必要がないリラックスできる服装でお越しください。
モニターとしてご参加いただく際は、匿名での写真データの使用、または実名での体験レポートやインタビューへのご協力をお願いしております。