Tuning Board™による身体の調律とトラッキング
チューニングボードを通しての自己調整
“これはあらゆる種類のソマティックワーク、特にSE(ソマティック・エクスペリエンシング)を豊かにする素晴らしい発明です。ダレルから直接、チューニングボードの多面的な可能性を学ぶことは、臨床スキルを深めるためのまたとない機会です。”
— Somatic Experiencing®創設者 ピーター・レヴィーン博士
日程: 2025年10月11日~13日(土~月)
会場: 東京 (現在検索中)
講師: ダレル・サンチェス Ph.D
アシスタント講師: 田畑浩良
通訳: 古川聡美
オーガナイザー:串崎昌彦
受講料:12万~17万円 (募集人数による)
Tuning Borad™(チューニングボード)は、クライアントが自分の身体に対する気づきを高めることで、重力場の中でより快適で安定したバランスを見つける手助けをする革新的なツールです。このツールは、ボディワークやタッチセラピーのセッションにシームレスに統合でき、マッサージテーブルで得られた結果を強化します。また、クライアントが最初からボードの上に立つことで、グラウンディング、センタリング、開放感、つながり、方向づけといったソマティックなリソースを育むことができます。
私たちは、チューニングボードの創始者であるダレル・サンチェス氏をこのワークショップに迎えることを大変嬉しく思います。この3日間のプログラムでは、参加者がチューニングボード™の基本的な使い方を学びます。このクラスでは、安定性と可動性の動的な相互作用を探求し、身体感覚の気づきを高め、身体化の感覚を深めることに焦点を当てています。
ダレルの卓越した追跡スキルは、特定の技術を超え、あらゆる分野の施術者やセラピストにとって価値ある洞察を提供します。このワークの多くは座位と立位を中心に行われ、心理療法の場面で直接活用できる実践的なツールを提供します。また、立位を維持するのが難しいクライアントに対しても適応可能です。
お問い合わせ先:串崎 <ws@rolfing-den.com >
「チューニングボード™による統合」
ダレル・サンチェスと田畑浩良によるコラボワークショップ
…人間において心理学者が不安感や劣等感として診断するような状況は、重力によるサポートが不十分であることを示す身体的な状況が伴っていない限り存在しない。
— アイダ・P・ロルフ博士
日程: 2025年10月15日~17日(土~月)
会場: 東京 (現在検索中)
講師: ダレル・サンチェス Ph.D/ 田畑浩良
通訳: 古川聡美
オーガナイザー:串崎昌彦
受講料:12万~17万円 (募集人数による)
身体のバランスは、単なる物理的構造の安定性だけに依存しているわけではありません。それは次の要素を含みます:
- 前庭系:vestibular system(平衡感覚を司る)
- 固有受容感覚:proprioception(身体の位置に関する気づき)
- 空間認識: orientation (見当識、方向付け)
- 関節の協調性
- 筋膜ネットワークの張力バランス
- 内受容感覚:interoception
- 視覚系
これらの要素が相互に作用し、身体全体の安定性と調和を生み出し維持しています。しかし、怪我、病気、薬物、加齢、心理的な影響などの要因によって、このバランスが損なわれ、自分の身体に対する信頼感が低下することがあります。
この3日間のクラスでは、重力的な支えを充実させるためのタッチを用いたテクニックを取り入れます。マッサージテーブル上で得られた成果を、特に立位の姿勢において、重力の文脈で適用し、チューニングボードを活用してさらなる適応力を育みます。
人々は、環境を安全だと感じるときにこそ、最も効果的にバランスと動きを探求できます。このワークショップは、気づきとその空間で生じる随意的および不随意的な動きとの関係を探求するための安全な場を提供します。
ダレルと共に、博士号を持つ臨床心理士として45年以上の経験を持つロルファーとして、参加者は体験的な学習と実践を通じて「統合」が真に何を意味するのかを探求します。
私は、ダレル・サンチェスを日本にお迎えできることを心から光栄に思っています。私が彼の「統合」に関する1日ワークショップのデモンストレーションに深く感銘を受けたのは、Rolfingのベーシックトレーニングの中でのことでした。以来いつか、彼から直接学ぶ機会と、彼とコラボすることを夢見てきました。このコラボワークショップは、そのビジョンの実現です。
お問い合わせ先:串崎 <ws@rolfing-den.com >