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On-line workshop(2024.02.24)の感想まとめ

On-line workshop(2024.02.24)の感想まとめ

2024年2月24日にオンラインワークショップ 〜身体共鳴から呼吸を探求する、を開催しました。

今回は、参加者それぞれのお部屋での、居心地のいい場所を見つけるという基本について、デモもしながら時間をかけて頂きました。その後は、講師が最初の立ち位置となる候補を3つに絞り、その中でも低重心かつ静寂に向かう候補Cを選択して、しばらくそこに留まり、途中テンセグリティモデルを2種ホールドするというシンプルな内容でした。最後に数名の方々に感想を伺って、クローズしました。 

関西でヨガを教えているAさん:

昨日は午後からの力仕事や寒さによる冷えで、疲れと身体に強張りが出ていたところのワークショップでした。自分がしっくりくる場所を探す事に慣れて来ているのを感じながら、スムーズにスタンバイできました。田畑さんがA.B.Cと3箇所場所を変えて行かれると、AとBはBが若干緩やかだったように思いますが良く似た感覚で弛緩が急速に始まりました。ワークショップのスタートに選ばれたCでは急速に起きた弛緩が収まりました。しばらくは頭の中が忙しく集中出来ませんでした。最初のテンセグリティモデルを持たれた時から自然と感覚に意識が向けられ、モデルを離された時にはうつらうつらとまどろむ感じで意識ごと身体が沈んでいきました。2個目のテンセグリティモデルを持たれた時に、意識が身体の外側に向きモデルを離されたタイミングで意識が外側に広がって覚醒していきました。しばらくすると、上顎が左にスライドし始め、動きが止まると下顎も左にスライドし上下の奥歯が歯軋りをするように前後に擦り合わさり始めました。以前にも1人でyieldをしている時に顎が勝手に動いたことがあったので、そのままに任せてみました。その後、左にスライドし切っていた下顎が後ろに引かれて半楕円を描くように右にスライドし始めました。動きが一旦止まると、今度は下顎は後ろに引けていきカーブを描くように後頭骨の方へと上がる動きがありました。この間、意識は覚醒しており身体もいつでも動かせることができる状態でした。完全に動きが止まってほどなくワークショップが終わりに近づいて、身体を起こす準備に入りました。身体にも意識にも重さや抵抗がなく、スムーズ起き上がることができました。少し胸のムカつきを感じましたが、頭も身体も軽やかで良い感じでした。どのタイミングか忘れてしまいましたが、何度か心臓が内側からドン!と打つようなことがありました。この数日、同じようなことが続いていたので自分だけの感覚と思っていましたが他の参加者の方が同様のことを仰っていてびっくりしました。今回のワークショップでは、深い睡眠や機能を鎮めることだけが休息ではないのだなと感じました。

中部地方からご夫妻で参加されたMさん:

初めてオンラインでのイールドワークを受けたのですが、対面時のように色んなタイミングで色んな変化が起きたので驚きました。ワーク中ワーク後、身体が快適になりました。「体が動きたいような感じがあれば、そのまま動かしてあげて下さい。」のお声がけを受けて、頭が勝手に動き出したのが分かりました。本当に小さな動きですが、顎がゆっくりと引かれていき後頭部の接地面が上部から中央の辺りになり、首の後ろに長さができて、呼吸が楽になりました。ポジションBが一番楽で、CはBほど楽ではないけれど何かある感じがして、Cで続けてほしい試してほしいと思いました。一つ目のテンセグリティで体の広がりを感じ、二つ目のテンセグリティで心拍の鼓動が鮮明になってドキドキしているのが感じられ、右側の腰仙関節と仙腸関節の詰まりと若干の痛みに気づきました。イールドが深まってきた頃、詰まりと痛みが緩和されていること、吸気が丹田の辺りまで届いて呼気が丹田から口外へ出ていくのが感じられました。両足を三角に立てた後、丹田まで行き来する呼吸の動きで、下腹部の空間の広がりと柔らかい弾力があることを知覚しました。ご主人の感想:ポジションAでは標高2,000mの山頂に寝転がっていて、雲の中に入ったり、雲が通り抜けた後は視界がクリアになる、曇ったりクリアになったりが繰り返される感じイメージの中にいた。Bは同じ山のまま、背中の面が柔らかく沈む感じがした。Cは水の中にいて、フワフワする感じだけど深海なのでちょっと苦しかった。田畑さんの見た目が若々しかった。今日は貴重な体験をありがとうございました。またどうぞよろしくお願いします。

初参加のHさん

参加させていただき、ありがとうございました。場、に存在するものに対して、自信を持つことが出来ました。今回、呼吸と休息のためのワークショップ、でありましたが、ワークショップ中は基本動的なものでした。身体を動かし続けて調整を常に楽しんだ感じです。A地点は赤、B地点は緑、C地点は白とも銀とも取れるような色を感じました。家の中にあるものの流れや、太陽のエネルギーの流れ、私の体内を流れるときに止まるもの詰まるもの、身体が覚えていたもの、手放したもの、終了後は身体の軽さとブラのホックの位置が2つ狭まるほどの筋肉身体の緩みを体感いたしております。今は少し頭と肺あたりに熱っぽさを持っています。場の力を楽しめました。皆様にも感謝申し上げます。これから呼吸を深く楽しめる予感です。そして芯の休息に触れたように感じます。この場を設けていただき、ありがとうございました。次のご縁ある機会を、また楽しみにしております。

北陸からイールダーのTさん:

今回は自分の部屋ということで、楽な気分で横になりました。終了後、参加者の方々が、シェアされたと同じように自然とたくさんの空気を吸いこみ、カラダが膨らむような呼吸に自分でも少しおどろきました。まさに呼吸と休息のワークショップでした。田畑さんや参加者のみなさんと共有したスペースで、ゆったりと深い休息の時間を過ごせたと思います。ありがとうございました。A、B、Cとポジションが変わりましたがAが反応のキッカケとなるような強め感があり、カラダが、特に左脚が指先、足首、膝が、少し痛いような刺激がありましたが、B〜Cに至るまで質(?)が変わることなく落ち着いていく流れに安心感があり、カラダも深く緩んでいったように思います。テンセグリティが変わるたびにカラダは察知していたようですが、思考が意識に辿りつかないような感覚で眠ってはいませんでしたが、カラダを、田畑さんの言葉をただ聴きながら、ただ見ていたように思います。始まった時から、最近慌ただしい毎日で、胃腸の不調を感じていたせいか、腹部全体がポコポコと音をたてて動いていました。意識がカラダのどこに向かうのか、という田畑さんの言葉を聴くと意識は左半身〜左半身側面に落ちていくように向かっていきました。左手首内側が膨らみだして、押さえられているような重さのある温もりを感じていると、それが手のひら辺りまでひろがり、ふんわりと大きくなり指先が微かに動いていました。その左手首まわりと手のひらの温もりと指先の微かな動きが弾力のように感じ、その弾力に自然に呼応するかのように右側頭部、右顎、右首側面が連動して動き出したのをただみていたと思います。日常のいつもの動作の動きとは違う、そんなふうに動くのは不自然では?というような複雑で緻密な動きを首、喉、顎、頬、口腔内、鎖骨、肩まわりとアチコチに感じましたが、カラダは難なくやってのけ、その振動、共鳴が全身に響いていくと、段々と呼吸がしやすくなりました。喉の奥がひろがり、気管支や消化管が下腹部まで通ったような太く真っ直ぐなラインを感じていました。膝を立てた時にここ数日感じていた、腹部全体の膨満感が緩み、とてもラクになっていました。また、左半身の頭から左脇腹〜股関節内側〜足先までラインがス〜っと繋がったような感覚がありました。後頭部の接地面も変わり馴染むのに少し時間がかかったように思います。起き上がった時、左半身の感覚がとても軽く右半身が重く感じるくらいでしたが、バランスがなじみ始めた時、いつも気にしていた、無意識にも気にしていたらしい左肩周辺が無くなったと思うくらい軽くなっていました。すっかり忘れていましたが左肩の関節石灰沈着症の疼痛や長いリハビリの記憶から開放されたような明るい気分になりました。田畑さんのzoomでのyieldWSを受けたことでyieldを学んでいますが今回は、カラダとそれを見ている意識の距離感を、これまでと違った初めての感覚で体験したように思います。カラダを見ているだけの、とても静かで穏やかで何でもない、何もないような空間で、カラダと自分、そしてその微細な関わり合いを改めて、初めて知ったような、明確な言葉にし難いそれは、どういうことなのか?わからないもどかしさが今もありますが。WSの時のカラダはのびのびと自由だったと思います。Ws翌日のいつも通りの今日はカラダも軽く時の流れがとてもゆるやかで、どことなく、なにかしら落ち着いて過ごせています。

イールド研修中のRさん:

腰と肩の痛みで身軽に動けないので、理想のポジションを探すのは早々に諦めてしまいました。A地点では首が右側に動き全身も傾いていくような感覚、B地点では身体に中心軸が通るような感覚、C地点では左半身を中心に接地面に深く沈み込んでいく感覚がありました。「身体の周りの空間を感じて…」と聞こえたあたりから、全身が拡がっていって境界線が消え、同時に大きなコクーンの中にいるような安心感に包まれました。2種類のテンセグリティモデルについては、それぞれ違いを感じた覚えがあるのですが、なんだったのか全く思い出せませんw。その後は浮遊感というか、宇宙空間にでも漂っているような至福の時間でした。今はいつも痛みに耐えながら生活しているのですが、WSの間その痛みから完全に解放されたことでイールドの素晴らしさを改めて実感しました。参加できて本当に嬉しいです。

京都からYさん:

オンラインワークショップの数日前に、体調を崩してお仕事を休んでしまい、回復途中の状態で参加しました。気持ちの上でも、またいつもの悪循環のサイクルに入ってしまったのだろうかと落ち込みもありました。今回は初めて参加された方もいて、田畑さんがゆっくりとデモを交えながら始まったことも、とても新鮮でよかったです。田畑さんが三つの場所に立たれたとき、Aは静穏な感じがし、Bは身体の左側の細胞?がぷちぷちと弾けるような感覚がありました。はじめはBがいいかなと思いましたが、しばらくすると少し反応が強すぎるかなと思い始めたころ、田畑さんがCに移動し、落ち着くのに何かが深まるような、起き上がるような感じがし、今回はここだと感じました。田畑さんがCの場所でしばらくすると、自然と私もお腹が鳴り出し、身体が反応をしていたのも興味深かったです。田畑さんがテンセグリティを持たれたときは、残念ながら半覚醒の状態でほとんど記憶がないのですが、今回は仰向けになりながら、腰の下にときどき両手を入れたりなど、無意識的な身体の動きが多く発生しました。またワークショップの終盤では、なぜか仰向けになったまま足踏みをしたくなり、半分無意識で足踏みをしていました。ワークショップが終わってから、足の裏がふかふかになっているのを感じました。最後に、田畑さんと参加されたみなさんとで感想をシェアしていたときに、田畑さんがテンセグリティを手に挟むように持たれたとき、テンセグリティがしなるような感じになり、思ったより弾力性があって柔らかいものだったのだと気付きました。もっと固いものかとイメージしていたので、新たな発見でした。ワークショップの翌日は休日出勤でしたが、無事終えることができました。またワークショップ後しばらくしてから、きつい下着やタイツを捨て、着心地のいいものに買い換えることができました。まだ気持ちが落ち込んだり、自分が本当に生きたい生き方を選択することにおそれはありますが、オンラインワークショップを受けるたびに、少しずつ気持ちや身体が変わり、自然な流れに抗わなくなったように感じます。今回はなんとなく場の雰囲気がよい感じで、安心して受けることができました。本当にありがとうございました。

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