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ロルフィングセッション7回目の感想

テンセグリティワークショップをきっかけにロルフィングに興味を持たれて、10シリーズを開始したMさんの体験レポートが送られてきました。

<セッション中に感じたこと>
セッションが始まる直前、田畑さんが立たれた瞬間、スイッチが入るように静かな感覚になり、あまりの早さにびっくりしました。
足元しか触れていないのに、後頭部と首の後ろが通りがよくなったように脈打ち始めました。
肩へ広がるようにほぐれて、頭から背筋にまっすぐ流れていくイメージがあって、じわじわスッキリしていきました。
セッション後、背中の中心が柔らかくなって背筋がぶれない感じがして、肩の上と首の周りに空間を感じるようなゆとりを感じました。
下腹あたりにカチッとしていて、セッション前に比べて姿勢が身体の軸におさまっているようで、立っているだけで前後に対するポジションの印象の違いをはっきり感じました。
いままで自分が意識していた軸は、頭からおへそあたりのイメージだったのですが、今回その軸が身体全体まっすぐに伸びて、より整っていくような感じがします。

<生活の中でロルフィングセッションのイメージが結びついた出来事など>
6回目のセッションのあと、このところ気になっていた左足首の捻挫の古傷の違和感がいつのまにか無くなっていて、忘れた頃に「なにもない!」と気がつきました。
いままで生理をきっかけに起こっていた腰の凹んでいるあたりに滞りがあるような感じも、一度も訪れることがなく、軽やかに過ごせています。
久々に、弓道の型の練習をしてみたくなり、やってみると、身体のまとまりと呼吸がリンクしている感覚に驚きました。
自分にとって今回のセッションの感覚が、弓道の所作の感覚ととても相性がよかったように思います。
だからなんとなく思い出してやってみたくなったのかなあとも感じました。
身体が調和している心地よさと、それを内観する感覚がすこし身についたのかなと想像しています。
セッションを始めてから、体を動かしたくなったり、こんなふうに昔やっていたスポーツをまたやりたいなと思う気持ちが生まれることがあります。

今まで、心身を眺めている時に「変化」と感じていたものを、最近は「表情」と表現したくなるようになりました。
セッションを重ねるにつれて、こわばっていたものがやわらかくなる感覚や、日常で心の中にニュートラルを感じるようになって、
「変化」よりも、静かで穏やかな流動性と自然に在るものを感じるイメージを持つ「表情」という言葉がしっくりくるのだと思います。
また、このように感じたことを言語化することも、わたしにとってセッションの一部分に感じています。
言葉にするために起こるプロセスにも、脳と身体を動かすことに似た大事なものがあるように思います。
レポートを書き終わると、なんとなく気持ちが整って、スッキリ元気になります。
セッションで生まれた感覚の何かが、身体から出たがっているのではないかと思うくらいです。

セッション中の、普段頭の中で思考したり意識して捉えることから離れた言語化しないありのままのを感じることと、
そのあとに少しずつ起き上がってくるものを表現してみる(または、いつのまにか表れている)こと。
ありのままを型に嵌めずに漂わせたまま感じることと、ありのままを大事に感じながら表現として掴んでみること。
両者の関係性にそんなものを感じています。
そんな両方を往き来するようなプロセスの中に、静かに自分と向き合っている時間が存在しているようにも感じています。

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