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プラクティショナーとしての資質

プラクティショナーとしての資質

セッションを受ける場合と、セッションを提供する側の立場は異なります。セッションの時間は、主に本人のためのものであり、自身の回復や機能向上に焦点があり、それをプラクティスを提供する側がそれをサポートすることを目的にしています。

一方、プラクティショナーは、自身が完璧な状態である必要はありませんが、セッションの時間は自分のプロセスを一旦脇に置いて距離を置き、互いのバウンダリーに注意を払い、必要以上に立ち入らず、クライアントをempowerすることがワーク:仕事になります。
そのためにも、プラクティショナーは自分の身体に常に気づいている状態で、他者が感じていることと自分が感じていることを分ける必要があります。境界が曖昧だと、過剰な介入をしていることに気づかなかったり、或いはクライアントのプロセスに無意識に影響され、時には身体を害することにもなります。

境界がはっきりしていれば、他者の影響を必要以上に受けることもなく、自分が感じていることと他人が感じていることを分けることができます。そのために、適度な距離感を常にとる必要があり、どのような状況でも一定の静けさを内側に保つことで冷静に対応することができますし、自分のためだけではなく、他者へのサポートにエネルギーを使うことができます。

プラクティショナーとして求められるのは、

●自分の状態を管理して、自分のプロセスに責任がとれる maturrity

●距離感をとって他者のシェア/フィードバックを冷静に聞くことができる。neutral with Ma

●他者ではなく自分軸で自分(自分の身体)がどう感じていることをモニターできる。 containment

●黒子やサポートする役回りに徹することができる。 comittment

クライアントのプロセスを邪魔せず、統合に方向付けるためにも距離感が保てるかどうかが重要だと思います。

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