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名古屋ワークショップ

名古屋ワークショップ

ロルファーの蒲池さんに名古屋に呼んで頂き、 半日ヒモトレ立案者のトレーナーである小関勲さんとコラボレーションワークショップを行い、翌日は1日ワークショップで、イールドと肚感覚について探求するクラスの講師を務めさせていただきました。

6月3日土曜日 小関さんとのコラボWS

小関さんに前半担当頂き、後半はイールドワークのデモを行った。モデルクライアントとプラクティショナーも参加された方が担当した。プラクティショナーの立ち位置及び意識の向け方にも助言しながら進めた。

小関さんの講義と実習の後なので、参加生の身体に適度な張力が行き渡っており、デモもスムーズだった。このところ日々のセッションにおいても共鳴テンセグリティ®を多用しているが、ちょうどいい張力を身体にどうやってもたらすかを日々考えているところだったので、小関さんとのコラボはいいタイミングだった。

小関さんがヒモを巻くとき、自然体で洗練された動きの中での所作なのでとても美しい、こちらも凜とした気持ちになる。

あまりにさりげないので、さらにヒモが巻かれていることも忘れてしまう。変化の主体は、あくまで受け手にあるということが小関さんのワークでは貫かれている。そこで誘導された場の波長は清々しいものだった。イールドの技法で大切にしていることとヒモトレは共通点が多く共感できる。今後もまたコラボの機会を作っていきたい。



 6月4日イールドと肚感覚の1日ワークショップ

イールド初体験の方や遠方から参加のイールダーやロルファー達に見守られながら進行した。イールドの技法は堪えず変化し進化している。今回2回行った後半のデモンストレーションは、私にとって大きなターニングポイントになる内容だった。セッションもその後の交換セッションによる実習も、場の静寂が深まり、no wordの領域に入っていった。参加者の方々とその深い共鳴の体験と静寂を共有できたことがうれしい。この場を提供してくれた、ロルファーの蒲池さん、スタッフとして協力してくれた同じくロルファーの橋木さん、大切な人達に声かけしてくれた古川智美さん、前日ご一緒させて頂いた小関さんにも改めて大感謝である。肚の感覚を伝えるのに、蒲池さん所有の共鳴テンセグリティ®モデルを用いた。

以下参加された方から感想をお寄せ頂いた。ご本人の了解を得て転載させて頂きます。

セラピストの方:

今まで生きてきた世界観をひっくり返すような素晴らしい体験をすることができ、心身共にとても喜んでいます。誰かが介入したり何かをしようとしなくとも、本来のありのままの存在でただ在るということを、安全の中で尊重されることで、信頼や生きる喜びのようなパワーが生まれてくるを感じました。そして自然に自己調整が起きる…芸術のようでした。人の身体の不思議にとても興味がが湧きました。自分を整えるということに時間がかかりそうですが、取り組んでみたいです。

ピラティス講師の方:

最後の感想シェアの時、朝と比較すると、頭のざわつきが収まって、全身が統合されてるようで、言葉に、少し魂が宿ったように自分では、感じられました。皆さんもそうだったように思います。帰りの電車では、身体の表面が温まってきて、風邪でも引いたかしら、思うくらいで、朝早起きして疲れていたものの、覚醒して、〝今〟にいる感じでした。私の中では、あれが〝日本の和〟であり、現代に合う仏教の実践のように感じられました。ちょうど、〝委ねる〟と〝依存する〟の違いを、考えていたのですが、単なる〝依存〟は、自分の呼吸がわからなくなってしまう事なのかも、と、また気づきが深まりました。翌日の、高齢者のピラティス風グループレッスンでは、今までで一番、自分がリラックスして、出来たように感じています。

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