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遠隔個人セッションの体験

遠隔個人セッションの体験

SLEと診断され年末イールドベースのロルフィングセッションを3回お受けになり,その後香港に戻られてから遠隔のセッションを希望されました。ご本人の許可を得て体験記を紹介させて頂きます。

今朝はセッションをありがとうございました。
始まりの時にもお話しした通り、
ここ最近、体の右と左がばらばらな様なそんな感覚を感じていました。でも、”最近”と頭で思っているだけで、身体はもっと前からそう訴えていたのかもしれないなと感じました。そう思うほど、年末のセッションを終えてから、自分の体の感覚に繊細になっている自分がいます。ちょっとした瞬間に、自分の身体の中で、その時には不必要な筋肉の強張りや緊張があると気付くことが増えてきてもいます。そして、自分がいる場所に安心して身を委ねてみようと思う気持ちが出てきたことに気が付きました。
そんな中での今日のオンラインセッションは、
正直な気持ち、受ける前は”オンラインで同じように感じることが出来るのだろうか”と考えていた自分がいました。でも、そんな思いもセッションが開始されてからすぐに消え去りました。対面で受けた時と同じ位、もしくはそれ以上に今回は様々な身体と心の反応が見られたことに驚きと喜びの両方を感じています。
セッション開始からすぐに、ピリピリとした感覚が立ち上がったのですが、これは、1回目のセッションの時に起きた感覚だったので、ただ受け入れてただそれを感じていることができました。田畑さんの言葉掛けのお陰で、身体の中からいらないものが出ていっていて、それはとても自然なことなんだと落ち着いて捉えている自分がいたのも嬉しかったです。

右の顎関節の辺りが動き出している様な、微かだけれど音が聞こえて、そこから耳の方まで抜けていく様な感覚があったこと。そして、セッション終了後に横たわっていた時に起きた、鼻の骨も同じ様にもぞもぞと動き出す感覚。(10歳位の時にバスケットボールが顔面に当たり、そこから鼻の骨がずれているのです)この二つは驚きでした。
右膝を立てた時に、倒れない様にしないといけないという気持ちが出てきて、そこからとても悲しみが強くなりました。その悲しみを観察してみると、様々な思いが湧き上がってきました。”私は今まで自分の身体に対して親切ではなかった。自分の身体を自分の所有物の様な感覚で扱ってきていて、とても無理をさせて。強引に使ったり、恥じたりもした”でもそれは違うことだと気がついて、今までごめんねという気持ちが現れたのです。そして、その事で初めて自分の身体と正面から向き合うことができたように思います。それに気付けたから、今までとは違う身体との向き合い方ができると思えたし、それは私にとって、とても意味があって素晴らしい体験だったと心からそう感じています。
こんな風に開放が進むことで、様々な感情が立ち現れてくると、やはり身体と心は繋がっているんだなと深く感じます。
セッション終了後、zoomの接続が切れた後もしばらく横たわって解放が進むプロセスを体験していました。そこから、目を閉じた状態で自分の身体を触ろうとした時、自分の身体がどの辺りにあるかという感覚が掴みにくく、それが曖昧な感じがありました。
身体が空間に馴染んでいる、溶け出している様な感覚。実際に触れてみた時、手と肌の間に空間があるような膜があるような、触っているけど触っていないような。
外出した際、周りの植物たちの色彩がとても色鮮やかで浮かび上がる様に見えたことが印象的でした。
そしてこれは今回のセッションとは関係ないのですが、以前まで感じていた右の首の付け根の強張りはほとんど感じなくなってきています。左股関節に詰まりの様なものが長年あったのですが、年末からその違和感も感じていません。そして引き続き食欲はしっかりあるのもとても嬉しいです。

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