SLE(全身性エリテマトーデス※)と診断された香港在住の方で,年末帰国の機会に,イールドの技法を中心としたRolfing3シリーズを集中してお受けになりました。体験記をお寄せ頂きましたので,ご紹介させて頂きます。
” 今回、何から何まで初めての体験で驚きの連続でした。以前もお伝えしましたが、自分の身体全体に感覚を行き渡らせて集中し続けるということをあんなにも長い時間行ったことは初めてで。一瞬一瞬を全力で感じたい、毎回そんな思いでセッション中は過ごしていました。そして、それが私にとって必要なことだったのかなと感じています。
また、私の稚拙な質問にもいつも丁寧に回答してしてくださりありがとうございました。セッション中もそうだったのですが、私の発言について肯定も否定もせずただ受け止めてくださることに安心感を感じ、思ったことを素直に口に出せていた気がします。
セッションを受ける度に、心も自由になる感覚があり、空の広さや花の美しさに心を動かされる瞬間が増えていきました。持病のことも関係しているかもしれませんが、生きていることの素晴らしさに嬉しくなったり幸せを感じたりもします。
セッションを受けて様々な変化があったのでが、その中でも特にうれしかったのが、食欲が増えたことです。3年ほど前から、胃腸の調子が良好ではない時が多いのですが、滞在時は食べたいものを美味しく食べられていました。
そして、今でも身体が縦に伸びている感覚はあり続けています。これからの日常の暮らしの中でも、身体の感覚に耳を傾けることを意識し続けたいです。”
※自己免疫性疾患の一種で,膠原病(こうげんびよう)の中の代表的な病気。