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クレニオバイオの施術者の10シリーズ体験

クレニオバイオの施術者の10シリーズ体験

第2回目

7月12日 主訴左手伸筋麻痺/右五十肩
半年以上よくならない五十肩と,左手指にでた原因不明の麻痺の治療のために伺いました。
全く介入される感じがなく,,でも自分の身体の変化はとてもパワフルに感じられる、、その対象がとても興味深いセッションでした。
お腹の前あたりに広がった空間が内側の空間のバランスを変えていく感じ、そのあとに、うわっと呼吸が広がる感じ。そのつながりの中で鈍く感じていた不具合のある部分が,少しづつ変化していくのを感じたのも、とても貴重な体験でした。
セッションの前後で最も違ったのは,立った時の空間との親和性というか,抵抗のなさ、広がったものが中心にすっかり集まって縦に伸びていく感じ。

上半身を起こしていることに思いの外エネルギーを使っていたことに気付きました。
身体を起こすという無駄なエネルギーが解放され、重心がどっしりと中心に据えられたせいか、なんとなく気持ちも明るくなり、何より身体の繋がりと変化を感じたことで,具合の悪い部分も全体の中で良くなっていくというイメージと信頼感も持つことができました。
自分自身の気づきとともに、先生の佇まい,間合い,触れ方、全てから、たくさんの事を学ばせていただきました。

第3回目

8月17日
症状:右五十肩

前回のセッション後、左手首と手指に出ていた麻痺は
段階的に改善し、ほぼ完治。今回は半年以上痛みの治らない右側の五十肩の症状をお伝えして、セッションして頂きました。

いつも通り、心地よい姿勢と間合いに細心のお気遣いをいただいて、セッションに入ると、まず身体の緊張が抜けて、呼吸をかんじることができました。

意識は集中していた右側から、全身に満遍なくうつされて、身体に統一された感じがまずやってきました。

それから、足に触れられると、身体が息をついて沈んでいく感じ、、、さらに力が抜けて呼吸が深くなりました。

さらに骨盤底に触れていただくと、全体に暖かくなって、右肩付近の冷えに気付きました。そこに少しづつ血が通ってくると、親指、人差し指に続いて手首にじわじわとした痛み、同時に肘は後方、肩は前方に局部的な痛みが感じられ、その後通り過ぎて行きました。

セッション後立ち上がってみると、右肩甲骨が明らかに上方に持ち上がった感じ、痛みは残りましたが、下半身が安定し、とくに肩が痛くなる前から安定しない右の仙腸関節付近が骨盤内のよい位置に収まった感じで、どっしりとバランスが取れた感じで歩くとさらにその感じが増しました。

第4回目

9月6日
今日は全身の倦怠感、胃腸の不調、長引く五十肩で肩周りにもシクシク痛みが出ていてかなり調子の悪い状態で伺いました。
セッションで横になり、先生が後方に立たれ、ある距離をとられた時、ゆっくりと身体が広がるように暖かくなりはじめ、不思議と森に踏み入れたように全身が楽になりました。
まずは胃腸から。緊張で縮まって嫌な感じだった腹部から力が抜けて腰の周りが温まってきました。痛みがなくなることでさらに緩んで股関節も楽になりました。
次に骨盤、踵としっかり手を触れていただいた時、とくに踵にアプローチして頂いた時に芯が通ったような感覚があり、全身のピースがぴたりとはまった感じがありました。
その後仰向けになると、背面に静かに降りていく感じがあり、そこから全身に安心感と温かさが広がり深い眠りにおちました。
それから目が覚めて起き上がってみると、しっかり地面とつながり、さらに上へと伸びていく植物のような力強さを感じ、すっくりと立っている、その感じが何より嬉しく、セッション前との明らかな違いを全身で感じました。
まずは胃腸から整い、全身に緩みと安らぎが広がり、そして軸ができて、エネルギーがとおっていくその全てに、無理がなく、何か、正しいプロセスを辿っているそんな印象をうけました。
深い森に癒されたような、終始本当に自然な優しいプロセス、けれども力強い生命力のようなものを確かに実感できる素晴らしいセッションでした。
次の展開がたのしみです。ありがとうございました。

第5回目

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今回は全体の重心のバランスが落ち着かない、そんな感覚で伺いました。

先生が周辺に立たれて、間合いを見ていらっしゃる時も、場によってかなり快不快がはっきりしていて、左側はほとんど感覚がない、右頭部周辺は少し息苦しく、唯一かなり距離を取った右足の辺りに心地よい場が見つかりました。

空間に意識を向ける集中力がなく、思考が忙しいのがしばらく続きましたが、先生が踵にダイレクトにアプローチしてくださったあたりから、身体に意識を向けることで、集中力が戻ってきました。

右の踵の位置によって、関節の揺らぎ、筋組織の引き合う感じが具に感じられ、ある一定の角度では、そこを通り過ぎるたびに右肩に局所的な痛みが出て、それが、股関節、骨盤が整うプロセスで和らいで行ったのがとても印象的でした。

最後にもう一度、先生がまわりに立たれると、何も感じなかった左側の空間に、しっかりと体の一部のような感覚があり、それが全方向に均一にひろがっているのにおどろきました。

肉体が肉体だけでなく、周辺の空間にもしっかりと支えられている感じ。

それはとても安心できるどっしりした感覚で、自分のホーム、居心地の良い領域が広がった感覚です。

痛かった右肩、胸も開いて、呼吸もしやすくなりました。

第6回

10月6日

主訴 右五十肩

今回は仙骨から背骨を整えて頂きました。

うつ伏せで、最初は五十肩の右側が気になり痛かったのですが、逆に先生の立ち位置によって痛みが変化し、背中の緊張や弛む感じ、中心が締まる感じ、広がる感じをかえって掴みやすかったです。

先生が左に立たれた時には、最初右半身全身にぎゅっとしたテンションを感じ、骨盤、仙骨付近に温かみを感じ、次に位置を変えられた時には、胃の辺りと左の広背筋のあたりに軽くストレッチされたような変化がありました。

それから仰向けで寝ると、右肩の開いているのがよく分かりました。

最初と最後に左右の足に片方ずつ重心を移動して立つ、というエクササイズをしたのですが、最初は右の股関節に不安定さがあったのですが、セッション後は、左右均等に軸がしっかりと整ったように感じました。

土台が整うことで、右肩にどのような変化が現れるか、、次回も楽しみにしています。

ありがとうございました。

第7回

10月18日

主訴 右五十肩

背骨と仙骨、骨盤を整えて頂いて、とても楽になった前回のセッションから2日後、雨の日に転倒し、右臀部を強打、右腕を強く後ろにひいたせいで、右肩の痛みが振り出しに戻ってしまいました。

さらに、翌日から、半分息を吸うとぎゅっと横隔膜が締め付けられるように痛んで、息ができない、右後方に振り向けない、左右側屈ができない、、など

悲惨な状態に。運良く翌日がオステオパシーの勉強会で、応急処置の治療をうけて、なんとか通常呼吸に支障が出ないぐらいには、持ち直して、7回目の田畑先生のセッションに伺いました。

はじめ仰向けで横になると、すぐに右サイド全般に明確な快不快が感じられ、右の7番目の肋骨と椎骨の関節あたりにシクシクとした痛みが出て、そこが徐々に温まるように広がっていきました。

痛みがだんだん落ち着いてくると、こんどは、左サイドの肋骨の少し奥、横隔膜が捻れて位置調整する感じ、気づいていない不調がつぎつぎと現れては消えを繰り返していくうちに左右のバランスが取れてきたように感じました。

最後に、頭蓋の調整、口内と鼻腔にダイレクトに触れられ、少し緊張もありましたが鼻腔の触知が終わると、逆に頭全体、喉の奥にスペースが広がって、呼吸が格段にしやすくなり、頭の中心に空間が開いた感じがほんとうに心地よく、肩周りにも少し余裕を感じました。骨盤にもひろがりを感じ、体全体で呼吸がしやすくなりました。

このバランスを維持して、次に繋げられたらと思います。ありがとうございます。

第8回

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主訴 右五十肩

前回あたりから、下半身の安定感の圧倒的な変化が現れ始めました。

エクササイズのクラスで、片足で立つ時の安定感が全然違う!言われないと気づかないほど、安定した身体が馴染んでいたことにすごく驚きました。

今回は8回目。顔横向きのうつ伏せでかた足を曲げて骨盤を少し浮かす姿勢から始まりました。

始まるとすぐに反応が起き始め、先生が立たれる位置によって、少し浮かせた骨盤がゆっくりと回転しながら降り始め、脊椎、、頚椎、、、連動して順番に変化していくのがはっきりと感じられました。

体調がいいのか、今回は、反応している場所や順番がとても掴みやすく、とくに、あたま(側頭骨、縫合や頭蓋内)の動きが活発に感じられて、頭とかかと、鎖骨と手首などバラバラなようでいて、だんだん統合されていく感じに、不思議と安心感を覚えました。

全体に、やわらかな空間に触れられていた感じ。

田畑先生が、“要所要所、強めに触れましたが、大丈夫でしたか?“と聞いてくださったのですが、確かに、そうだったかもしれないと思い出せる程度で、全く違和感がなく、触れる質のグラーデーションぐらいな感じで、回数を重ねるごとに、触れている触れていないにもあまり違いを感じなくなってきているのがとても興味深い発見でした。

終了後立ち上がると、特にかかと、ふくらはぎを中心にしっかりと地に足がついた感じ。胸と骨盤が開いて、全体で呼吸しやすく、頭がとてもクリアになったのが印象的でした。

あっという間に残すところ後2回、既にお名残惜しさが押し寄せつつありますが、最後まで変化を楽しみたいと思います。

次回も宜しくお願いします。

第9回

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本日、10シリーズ9回目のセッションに伺いました。改めて、先生の前で歩いたり立ちどまったりしていると、シリーズを始めた時との骨盤と下半身の違いをかなりはっきり感じることができました。

今まで主訴であった右五十肩も7.8割は回復し、腰に手を当てる、といったような、肘を後ろに引いて手首を返すような動作をしなければ、ほぼ痛みも感じなくなりました。

今回のセッションでは、身体の痛みや不調があまりなかったせいか、自分の内側だけでなく、外側にも積極的に感覚をひらけていたように思います。

後ろ足元に先生が立たれた時には、風穴が空いたように涼しい風が通り抜けるように感じたり、

前方に立たれた時は居て頂ける安心感はあるものの、少し窮屈な、感覚が開ききらない感じがあったり。

何ヶ所かを提案して頂いた後に、1番心地の良い場所で、ちょうど良い間合いをとって頂くと、身体がどんどん沈んで落ち着いてくるのがわかりました。

落ち着くと、重心をしっかり感じているのに自分の輪郭は柔らかく、空間との境界をかんじなくなっていて、そのストレスのなさをすごく心地よく感じました。

横向きから、仰向けに姿勢を変えると、身体が沈み込んでいく後に、広がりが起きる感覚がもう一度起こり、背骨がさらに、フレキシブルに統合され直された感じがしました。特に首から頭にかけての楽になった感じは(18年ほど前に首のヘルニアを体験しているのですが)本当に久しぶりに出会えた感覚でした。

思わずマッチ棒のようなと表現させて頂いたのですが、、コアは、しっかりと中心をささえているのに、輪郭からは解放されて、周りの空間とすごく流体的に関わっている感じがしました。

その身軽さとコアの安定感が、なんとなく、気持ちの安定も築いてくれているようでした。この感覚は少し表現が難しく、爽快というか、なつかしいというか、ずっと浸っていたいような感覚でした。

とても心地が良かったです。

次回が最終回なのが、かなり名残惜しいのですが

楽しみに迎えたいと思います。

宜しくお願いします🤲

第10回

12月28日

7月から始めた10シリーズ、本日10回目のセッションを終えました。

回を重ねるごとに感覚が研ぎ澄まされて、まず症状のあるところに意識が向かなくなってきた、、セッションが始まると同時に、すでに癒しの起きる場を信頼して、そこに身を委ねて待つ、ということが習慣になってきたのがいちばんの驚きでした。空間の持つ身体性を感じるようになってきたというか、その共鳴の波が体に作用しているのをはっきりと感じるようになりました。

今日の要はお腹。

1番最後にお腹に触れられた時の何とも言えない深い癒しがとても印象的でした。始まりを見つけたというか、そこから、周辺の空間に確かに広がっている身体を感じたというか、、

今日は何となく始まる前に、自分の身体的な癖というか、考え方も含めて、中心に引き寄せようとするエネルギーのベクトルを外に向かう方向に変えたいという希望をなんとなくうっすら抱いていたのですが、それが中心から繋がる形で実現したのが、本当に驚きであり、喜びでした。

自分の中心にも心地よいスペースが広がりそれが場と共鳴しているような。内外との自然な空間のやり取りが本当に気持ちよく、最後は深い安心感でセッションの終わりを迎えることができました。

今日のセッションの身体的な反応は右仙腸関節から起こり、内転筋を伝わりながらまず動きが足先に広がっていき、その後脊椎沿いに右首に抜けていった感じがあったのですが、半年以上患っていた右の五十肩は、その流れの中で、いったん硬い構造が柔らかく溶け出すように、液状になって再構築される感じがありました。

セッションでは、毎回森の中で休んでいる感覚に近いものを感じるのですが、その中で自覚している症状とは全く違うところから、ランダムに動きがつながっていく、その順番がなぜだか、根拠なくきっと、身体にとって正しい順番で起きているのだろうといつも思うのですが、最終回の体験もその感覚にしっかり確信の持てるものでした。

治療とは誰かがするというのではなく、自然であれば起きること、、そんなことを思い、、、何かするというより、場の治癒の力が最大限に生きるように介添えされている、そんなとても謙虚だけれども、だからこそパワフルな素晴らしいセッションでした。

10回終わってしまってなんだかお名残惜しい。

また機会を見て伺いたいです。

本当にありがとうございました。

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