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コロナ感染症の後遺症ならびにワクチン後遺症に対する働きかけ

これまで,ワクチン接種後の肩の不具合や,疲れがなかなか取れない慢性疲労のケースから,頭がはっきりしない,物事に集中しにくくなった,頭に靄がかかったような,ブレインフォッグの症状の方々にワークしています。

頭部に対しては,硬膜などの深部膜組織と脳脊髄液を知覚して,動きの足りないところに動きを回復するように働きかけます。睡眠を取っても,なかなか疲れがとれない,という方は,枕側に完全にはゆだねることなく,弱いですが,こわばりがあるため,休息できていない事が要因と考えられます。
イールドの技法によって,休息できる状態を身体が思い出すことで,深い休息が可能になります。メディアによる不安を煽る報道やネット情報に飲み込まれると,その日の疲れをリセットするのに十分な休息を伴った睡眠につながりません。

通常のセッションと後遺症向けのセッションとの間に大きな違いはありません。十分休息できる安全な場が誘導されると,身体はおのずと回復に必要なプロセスを開始するからです。

感染症に対して憂いを持てば持つほど,自然免疫の要であるナチュラルキラー細胞の活性は下がってしまいます。特定の医療処置に依存する事なく,身体のシステムを信頼すれば問題ないことが歪められています。漠然とした不安は,元々何か自分のシステムを信頼していない人との間で,バッドバイブレーションとして共鳴して集団的に不安な共有場を創り出します。そこに浸ると不安は増幅するので,例えば特別なことではなく,とにかくグッドバイブレーションを持つ音楽なり芸術,あるいは美味しい食事を取ったり,お互いを高め合うような仲間と会ったり,調子をよくする各種身体技法に触れることです。頭にある不安を誤魔化そうと行動するのではなく,身体や感性が喜ぶことをすることが,すなわちグッドバイブスです。

体内で増殖したウイルス由来或いはmRNAから産生されたスパイク蛋白質は,血管内皮細胞に作用し,炎症を起こすことがわかってきています。スパイク蛋白質は血流に乗るため,どの場所に炎症が起こるのかは,個々の状況で異なりますが,血管に生じた制限は,末梢神経系やファシアに影響を与えます。当然,関節の動きや組織の微細な動きに影響を与える可能性がありますが,タッチを通して,安全な足場を提供することで,傷害が起きた箇所が近接する組織と相互作用して関係性が修復して,再び可動性や動きのクオリティが回復します。炎症が起こっている場合には,酸化ストレスのレベルも上がるため,8-OHdGという酸化ストレスマーカーの動向によって,介入が適切かどうかを判断することができます。

O-Ring Test認定医になると,なんちゃってOリングと違って,しっかりトレーニングされているので,診断は信頼できます。彼らは,写真から身体共鳴による筋肉反射を使って,病態を調べることができます。つまり,簡単にいうと写真に写っている人がグッドバイブレーションを持っているのか,バッドなのか,いくつかのマーカーを使って調べることができます。

下の表は,Bi-Digital O-Ring Testの国際学会で報告したデータですが,ワクチン接種したケースに対して,イールドベースのロルフィングセッションを提供したところ,酸化ストレスマーカーのレベルが減少する傾向がありました。炎症が起きて,酸化ストレスが高いということは,身体の中で戦いが起こっているわけで,バッドなバイブレーションということがいえます。

かたや,酸化ストレスが低いということは,心身が調和にあるということとほぼ同じです。

5例について,酸化ストレスマーカー8-OHdGのレベルを,O-Ring Test認定医7段の先生に測定依頼した結果です。ワクチンにより酸化ストレスが増加傾向になったとしても,一回の調整セッションによってマイナスレベルに減少しています。

実際にコロナウイルスに感染した後にセッションを受けた方はどんな感想を持ったのでしょうか?

チリでワクチンを打って帰国された方は,自粛生活のストレスもあって,慢性疲労でしたが,帰国を機に6回セッションして,高層階の階段の昇り降りも苦にならなくなったとの感想でした。



それ以外に10シリーズのモニターになって頂き,その後遠隔セッション3回受けた方

“ここ何ヶ月というもの、気力が落ちてどこかに連絡をするエネルギーなんかなく、 ましてや、電車に乗って移動する自分なんて想像もできない状態だったので、体調 が悪くてもじっとしているしかなかった。
が、しかし、6 月 21 日の朝は、外側からなにかしらの介入が必要だと切実に思う程 の体調の悪さだった。”  

→ 続き 体験レポート

慢性疲労になると,何かするにも億劫になりがちですが,行動を抑えると運動不足になり,身体は重くなり,行動範囲が狭まるという負の循環になりがちです。まずは,動いてもいいと思える,動くこと自体に楽しいと思える身体を取り戻すのに,ロルフィング,イールドのセッションは役立ちます。どうぞご活用ください。

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