空間身体学的イールドの観点から,頭蓋への働きかけについて学びます。ムチ打ちなど様々な衝撃により生じた頭部へのトラウマにより,偏頭痛など慢性的な頭部の違和感に対して,有効だった介入方法をご紹介します。頭部内の組織液の循環や膜組織の微細な動きなど,頭部への直接的な働きかけだけでなく,頭部の支え,空間知覚も扱っていきます。局所的な変化を無理強いしない,内側からの変化を促す,極めて侵襲性の低いワークです。
- テーマ:頭蓋へのアプローチ Working with Cranium
- 日時:2022年9月23日(金・㊗)〜25日㈰
- 時間:10:30 – 18:30
- 受講料:8万円 (3日間) 認定イールダー:6万円
- 定員:6名
- 参加資格:イールダー,イールドのワークショップに参加経験がある方が望ましい
- 単位取得:Yielding Embodiment®認定 3単位
お申し込み:申し込みフォーム (https://yielding.work/script/mailform/workshop/) に入力願います。
頭痛といっても,その原因は様々です。鉗子分娩などで発達の極めて初期に生じた深部膜組織への制限,ムチ打ち等による胸部/頸部〜胸郭の堤靱帯の歪み,打撲による頭蓋骨や骨膜に残る衝撃などなど,手技的或いは知覚的な働きかけが有効となるのは,いわゆる緊張性と診断される種類のケースです。基本は頭部が変化するための土台となる支えから見ていく必要があります。頭部内部と周辺との動的バランスと組織液循環の改善が,結果として違和感の解消につながると考えています。
体験例