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オンラインワークショップの感想

オンラインワークショップの感想

先日の5月14日(土)に開催した、Rolfing Daysの流れでの「視覚・聴覚のトーンを落ち着かせるためのRolf Movement®オンラインワークショップ」に参加された方から体験レポートをお送り頂きました。行った内容は、まずそれぞれの空間で落ち着ける場所に横になって頂いた後に、ファシリテーターである私の立ち位置を、A,B,Cと変えて、身体の感覚にどのような違いが生まれるか?感じて頂きました。  体験がない方には、突飛なことと捉えるかもしれませんが、ネットとPCを通しての身体的共鳴があるので、実際に感覚の変化があります。それを利用することで、安全な空間が形成され、参加者の身体システムが自己調整や自己再構成といった必要なプロセスを進めることになります。空間身体学の観点からは自然なことです。

転載の許可を頂きましたので、シェアさせて頂きます。  

最初の田畑さんが移動しながらの位置決めの時、A B Cの体感がかなり違うことに驚きました。
(どの場所も嫌な感じはなく、どこもアリだなぁという感じでした)

A  右の足元がふんわり温かく少し離れたところから包んでもらっているような感じ
B   左の足元がじわじわと温かい感じ
C   頭の上の方の空間に広がりが出て涼しい感じになり、その広がりに頭がついていくように緩んでいく感じ

横になった時点で、脛がじわっと温かくなり膜が緩むのを感じていて、その脛の感覚がだんだんと太腿、股関節、腹腔へとつながっていくのを感じていました。
目に乾電池を乗せた時は、同側の顎関節の力が自然に抜けていくのを感じ、それが頸に響いていく気持ちよさを味わいました。
同時に股関節のスペースが広がるのを感じて、そこから膝にいつも力を入れ過ぎているのだなぁということにも気づきました。
耳に乾電池を入れた時は、頭蓋内の重みがベッド側へ移動していくのを感じて、それがとてもはっきりしていたのでおもしろかったです。
鼻に乗せた時もそれは続いて、鼻腔の空間も感じられました。
あと私は乳児期に、鼻から口蓋内にかけての手術をしているので、鼻に乾電池を乗せた時に、手術側の感覚は敏感というか、何かが反応するのを感じました。
鼻あたりから、少し意識がいつもと違うところにあり、時間の感覚が違うような感じがしていました。
両膝を立てた時はとてもしっくりと心地よく、そのままずっといられそうな感じがしました。
起き上がってみると、股関節のちょうどよいスペースがよく感じられ、その広さと安定感のある上に、上半身が自然に乗っている感覚がありました。
足裏の感覚も繊細さが増して、床の質感がよくわかる感じがしました。

参加されたみなさんのシェアもとても興味深く聞かせていただきました。
とても有意義な時間となりました。
ありがとうございました。

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