2013年と2014年に米国アリゾナ州にて、Rolfingの教員向けにイールドワークの紹介および、セミナーを提供した後、
大御所であるところの上級Rolfing教員が、イールドのワークに対しての以下のようなコメントを寄せて頂いてました。
” Although it is premature at this point to state categorically such a way of working has appeared in our community, I think it may have already arrived in the form of Hiroyoshi Tahata’s brilliant, but profoundly simple yielding approach. Almost like doing nothing, barely touching the client for only a few seconds, withdrawing and observing what happens in the client’s body, this beautiful way of working on the wings of silence produces the very same changes we expect from traditional Rolfing. I am sorry to say that I do not fully understand how this remarkable and effective approach actually works yet.”
「 現時点では、新しいワークが我々のコミュニティに現れたと断言するのは時期尚早ですが、私は、田畑浩良の素晴らしく、しかし深淵でシンプルなイールドのアプローチという形で、それはすでに到来しているのかもしれません。ほとんど何もせず、ほんの数秒間、クライアントにほとんど触れず、クライアントの身体に起こることを観察し、静寂の翼の上でワークするこの美しい方法は、私たちが伝統的なロルフィングに期待するのとまったく同じ変化を生み出します。この驚くべき効果的なアプローチが実際にどのように機能するのか、残念ながらまだ完全には理解していません。」
それ以降、さらにイールドで起こる変化がどのようなクライアントに対しても起こるような条件として、「空間的な位置関係 – 間合い」が重要であることを認識した上で、プラクティスを続けている。結局のところ、プラクティショナーとしての「在り方 – プレゼンス」についての本質的な問いを具体的に深めることになっている。ちなみに、2014年のセミナーのモデルクライアントになってくれた、別の教員の一人は、「これまで自分は数百というセッションを受けてきたが、今回のセッションは最もスキルフルなセッションだった。」とフェードバックしてくれたので、方向としては間違っていないと思う。