2月5日(土)に”眼を通して全体を休める” というテーマで、zoomによるオンラインワークショップを行った。
以下参加された方々からの感想をご紹介します。
兵庫Mさんからの感想:
「最初の男性の方のデモを見させてもらい、なぜ田畑さんも動きの変化が必要なのか最初は分かりませんでした。でも、少しずつの男性の変化を私も見ていく中で、私自身のカラダではないのに、しっくりとした位置を感じる瞬間がありました。頭ではなく感覚を捉えるようなときでした。
自分が実践している時間は、とても丁寧な時間でした。単4乾電池がまさかこういう使い方に用途があるなんて考えことがなく、とても面白かったです。子どもがざわざわとしてるの中でも、集中できる時間でした。微妙な左首のつかえを最初に感じましたが、終わりの頃になるとそのつかえもずいぶんとなくなっていました。ワーク終了時には、目の疲れは目を閉じないととれないと思っていたのに、とても視界が晴れ、キラキラしていました。
寝る前に、他のオンラインの勉強会があり、思考がぐるぐるとしていて、寝られるのか分からなかったですが、もう一度してみるといつの間にか眠りにつくことができていました。とても面白かったです。ありがとうございました。」
京都Yさんからの感想:
「田畑さんのオンラインワークショップは二度目の参加となります。はじめは参加を迷っていましたが、先週はじめに急に今のお仕事から変わる可能性が出てきて気持ちが混乱していたため、ワークショップを申し込みました。
はじめに他の方へのデモを拝見しているとき、ふしぎと私もワークを受けているような気持ちになり、関節が温かくなるように感じました。
単4の乾電池を使ったワークはとてもふしぎでしたが、やさしい重みによって、耳や目がゆっくりあるべき場所に落ち着くように感じました。コロナの影響で、目だけが走っているような状態が続いていたことに気づきました。
ちょうど前半のワークが終わるころに、自然と両方の目から涙が出てきて、いまのお仕事で上司から言われてつらかったことがふっと浮かんできました。自分では些細なこととしてすっかり忘れていたことでしたが、身体はそのつらさを記憶していたのだろうかと思い、手放せてよかったと思いました。いつも涙が出ると無意識に歯を食いしばってしまうのですが、今回はそのまま流れるままにし、自分の気持ちを解放しました。
後半の足などを含めたワークでは、終わった後に背中が温かく、ゆったりとした感じになっていました。
ワーク後、昨夜はめずらしく12時過ぎに就寝することができました。ここ最近ずっと深夜の2時過ぎに寝る生活が続いていました。今回は寝汗もかかず、こわい夢も見ず、穏やかに眠りました。夜ってこんなに長かったんだなと気づきました。
コロナ禍の異様な日常のなかで、いつのまにか自分のなかに埋もれていた違和感や閉ざしていた感覚を、拾い上げて解放することができて、とてもよかったなと思いました。
ありがとうございました。」
大阪Mさんの感想:
「眼球運動、田畑さんのお言葉をイメージしたら、眼球の位置から金色のすじが1本、ピーっと後頭部に走って、これ以上は動かせないと思えるほどのスピードと回転幅で、いきなりぐるぐるしだしたので、ほんとにびっくりしました。
オンラインWS、自分の反応もしっかりとありながら、多くの皆さんと時間を共にしている、その感じがとても心地よくて、すっかり気に入ってしまいました。」
「冒頭のデモンストレーションを拝見している最中、自分は、腕を動かす動きに始まり、ほどなく手を腰に当てて後屈する動きを何度となく繰り返す。デモされている方が首を左右に動かしておられるときには、自分はくるくるとその場で一回転してしまう。
‐自分の位置決め、なんだか今日は身体に落ち着きがないなぁ、と感じながら探っていく。ほぼほぼ昨日のWSと同じ位置に決まったが、やはり身体がちょっとバタバタしている。田畑さんが位置を探る動きに入られると、身体はじっとその様子を感じ取ろうとする。パソコン画面に近い左半身がどんどん涼しくなっていく。ほどなくして涼しい感じが消え、田畑さんが、今日はここしかよい場所が見つからない、と初めの位置に戻られたので、身体はちゃんと田畑さんの動きを感じ取っていたのだ、と思った。
‐今日の身体は、どんな指示にも従いたくないぞ、と言わんばかり、乾電池を使ったワークが始まって、耳に電池を入れてみても、目の内側、目の上に乗せてみても、反応を示すことを拒否しているかのようで、返ってくるものがない。そのあとの、目が自然と向かっていく方向、休まっていく方向を探すように、というご指示にも、しかたなく従っている感覚。
‐しょうがない、今日はワークを楽しむことは半分あきらめよう、と思い、身体の赴くままに動こうと決める。ワーク終盤、これ以上はできない、というほど身体をそり返らせているような、ねじっているような体感、また、最後には思いっきりブリッジしてそのままでいたら、左顎関節がミシミシっと音をたてて軋んだことを覚えている。
‐田畑さんと皆さんのお話が始まったが、身体は、左脚を曲げて床につけたまま動こうとしない。その体勢のままじっと天井を見ていると、いきなり両目を大きく開けてしばらく時間をとり、そのあと、ギュッとつむってまたそのままで時間をとり、その後目を開け、また身体を休め続ける。最後になって自ら目の動きをした身体にむかって、‘なんだ、今日の、眼を休める、っていうテーマ、ちゃんとわかってたのね!’と、ちょっとだけツッコミを入れたくなった。
‐ほどなく、左脚を伸ばして起き上がり、腰から上を少し反り加減にして座り姿勢をとる。とてもすっきりと落ち着いた体感、思わず微笑んでしまいそうな心持ちだった。
‐WS終了後、歩いてみると、着地の感覚、特に左足かかとの着地の感覚がとても柔らかくなっている。そして、骨盤から下、両脚間の体重移動がとても滑らかにでき、上半身はしっかりと骨盤に乗っている体感。身体がどっしりと落ち着いていられ、自分自身をよりしっかりと感じとることができる。自分は自分なんだ、という感覚がより強く湧いてくる。
‐翌日から続いている変化:左顎関節がゆるまったことと関係するのか、上体を上に伸ばしつつしっかり胸をはり、首を右に傾けたり、前に思いっきり倒したりしながら、左肩の位置をさかんに調整しようとしている。呼吸がゆったりとして深い。
遠隔で、しかも複数人を対象にしたWSなのに、対面セッションで起こるのと変わらない変化をもたらしてくださる田畑さんのお力は、やはり、凄い、の一言に尽きます。本当に有難うございます。」
東京Yさんの感想:
「先週のWSでは立つのも横になっているのもつらかった腰の状態が、おかげさまで日が経つにつれて改善しつつあり、仕事も普通にできるようにはなっていた状態での、今回のWS参加でした。
今回のWSでは、最初自分の位置を決めて、その後田畑さんが位置を変えようと動いたら、画面の方にからだが引っ張られるような感覚がありました。今まで、プラクティショナーの位置によってこんなにはっきりと引っ張られるような感覚が起こることは私はあまりなかったので、おお⁇と思いました。なので、田畑さんが、最初にいた位置以外はあまり見つかりそうもないと早々に諦めていた様子、興味深かったです。他の参加者の方たちも、田畑さんが動こうとしたら違和感などを感じていたのでしょうか。
その後、単4電池を耳に入れたり目の上に置いたりのワークが始まりましたが、耳や目の辺りの感覚よりも、左脚の膝周辺、太ももから脛にかけて痛みが走ったりなど、左の下半身にいろいろと反応が起こっていて、そっちに気を取られていました(自分としては右半身の腰や背中の方に張りを感じていたのですが、反応していたのは左半身でした)。左の肩甲骨の下辺りは、痙攣するような動きもありました。
この半年ほど調子の良くない(でも最近はかなりマシになってきている)左の足関節が、位置を探すように微調整するみたいに動いていたのもとても印象的でした。
最後に起き上がってマッサージベッドに座ったとき、ワーク前と比べてかなり楽に座れている感じもありました。目とつながりのある股関節も緩んだからでしょうか。
また、最近寝る時に重低音の耳鳴りが少しぶり返していたのですが、昨晩寝る時にそれが聞こえず、思わず耳を澄ましてしまいました。それと、ホットカーペットの上に横になっているみたいに首や背中の辺りが熱くなったりしていました。
今日もまだからだのあちこちに痛みが出たり、じんわり熱いのが流れていくのを感じたり、調整が続いているなと思いつつ、からだに注意を向けています。
遠隔で、しかも参加者が複数いる場合、プラクティショナーの田畑さんは一人ひとりに個別の特定の意図を持ってやっているわけではないと思うので、やはり受け手のからだが主体的にこの変化を起こしているのだなと、改めて再確認し、何かエンパワーされたような気分です。
どうもありがとうございました!!」