Blog
ブログ

mRNAワクチン接種は酸化ストレスを上げるが、ロルフィングはその上昇を減少させ回復させる可能性がある

先日10月23日と24日にZoomで開催された、THE 37th ANNUAL INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON ACUPUNCTURE, ELECTRO-THERAPEUTICS, & LATEST ADVANCEMENTS And VIII INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON BI-DIGITAL O-RING TEST OF THE BRAZILIAN MEDICAL ASSOCIATION OF BDORTIV BRAZILIAN SYMPOSIUM ON INTEGRATIVE MEDICINE OF AMBBDORT)で田畑が発表した内容を項目ごとに紹介します。

10シリーズロルフィングを提供したクライアントで、今年2021年にmRNAワクチン接種後にセッションをお受けになった5例について、その写真データを、ORT認定医の下津浦医師に酸化ストレスマーカーを測定して頂きました。マーカーは、8-OHdG※1です。

表にまとめたのが、上の結果です。酸化ストレスは、最大+25から最小は-100で表されます。mRNAワクチン接種の直前直後の酸化ストレスレベルを測定していないため、ワクチン接種が直接の原因として酸化ストレスのレベルを向上させたとはいえません。ただ、5例ともそのレベルは10シリーズ直後より上昇しており、その後のたった一回のセッションで、減少していました。ケースDについてのみマイナスレベルでしがが、このケースのみ10分の遠隔セッションを事前に行っています。

以下これらのデータ、クラフ化しました。

これらのデータから、mRNAワクチンによって、一時的に酸化ストレスは上昇傾向にあるが、その後のセッションによって、再び、減少しています。さらに2ケースについては、数回セッションすることでさらに、非常に低い酸化ストレスレベルに落ち着いています。米国Salk研究所※2の報告によると、mRNAをコードしているスパイク蛋白質はそれ自体が血管内皮細胞に傷害を与えることが分かっています。傷害を受けると必ず炎症が生じるため、ワクチン接種によって、酸化ストレスが上昇するのは当然の反応であり、ここで示したデータにもそれが反映していると考えられます。

しかしながら、ロルフィングのセッションによって、非常に効果的に酸化ストレスを減少に導く可能性が示唆されました。これらのケースは、BDORT診断による治療薬の服用を行っていない例です。サプリ等の服用に頼らず、酸化ストレスが低く抑えられることには、身体を生活習慣票から遠ざけることになるため、非常に大きなメリットがあると考えられます。

※1:8-hydroxy-2’-deoxyguanosine (8-OHdG / 8-oxo-dG:以下8-OHdG)はDNA酸化損傷マーカーで、4種類の塩基のうちdGは活性酸素による酸化を受けやすい。 このためdGの主要な酸化生成物である8-OHdGは活性酸素による生体への影響を鋭敏に反映する。現在最も広く用いられている酸化ストレスマーカーの 一つで、通常は尿を使って非侵襲的に生体内酸化ストレスを評価できる。ここではさらに、好感度かつ非侵襲かつ簡便にBDORTによって測定が可能になっている。

※ 2 https://www.salk.edu/news-release/the-novel-coronavirus-spike-protein-plays-additional-key-role-in-illness/

ブログ一覧

Contact
お問い合わせ

お問い合わせ・お申し込みは、メールフォームから承ります。