7月17日土曜日に東京・代官山ライブハウス:晴れたら空に豆まいて、にてコラボレーションイベントしました。ゲストに、安田さんがNHK 100分de名著の平家物語で、琵琶を担当された、塩高和之さんをゲストに迎え、空間身体的介入が、パフォーマンスにどう影響するのかを実験させて頂きました。
事前の打ち合わせなしで臨む安田さんとのコラボレーションはいつもながらヒヤヒヤします。一応お金取ってるイベントなので。 念入りに決めたことを忠実にやろうとすると、それはもっと難しいので、偶然性に身をゆだねるしかできないわけです。行った実験は以下の通りです。
- 塩高さんに、触れずに行うロルフィングセッションが、彼の謡と琵琶演奏にどう影響するか?
- 演者の配置を変えることが、パフォーマンスにどう影響するか?
塩高さんは、これまでマッサージ等の身体介入を受けたことはないとのことですが、古武術を実践されてきたとのことです。ワークの後で、謡の響きが変わったり、自分の琵琶の音がよく聞こえ易くなったとの感想でした。
2については、安田さん、塩高さんに加え、2人の若手が謡として加わりました。まず、最初はいつも通りの配置で演じてもらいます。次に塩高さんの位置を決め、そこを基点に謡の二人の位置を身体感覚をベースにしっくりくるところを決めます。3者の位置が決まったところで、安田さんに入ってもらって、パフォーマンス。次に私が感じる安田さんの最初の位置を変えてもらってのパフォーマンス。 それぞれに違いがあったようです。
オンラインチケット購入により、当日の動画が視聴できます。
いつもに増して、言語脳が働かず、しどろもどろでしたが、安田さんの位置が異常な程に「はまる」位置が見つかり、それが一番面白かったです。