恒常的にかかる重力のストレスに加え、様々な周囲からの影響によって負荷がかかると、身体の適応性が試されることになる。普段気にならないようなストレスも、流すことができず、全身の流れを妨げる滞りのきっかけになる。アイダの言葉、
“… no situation exists in a human which a psychologist would diagnose as a feeling of insecurity or inadequacy unless it is accompanied by a physical situation which bears witness to the fact that the gravitational support is inadequate.”
大まかにいうと、重力のサポートが十分であれば、不安感や自分を無力に感じたりすることはない、という意味になります。だから、ストレスや負荷がかかって、不安に感じるようなら、自分の身体の支えがまだまだ不十分なのかもしれません。
違和感やストレスは、自分の身体にまだ可能性がある、ということに気づくためのきっかけと捉えることもできます。