のブログです。3月にオンラインで開催されたIASI(国際ストラクチュラルインテグレイション協会)のシンポジウムの登壇?75分持ち時間があるという枠でした。 10分発表5分質疑応答というのは、何度かこなしているので、身体で感覚が捉えられるのだけれど、60+15分というのは初めてで、いざ準備を始めるとさっぱりまとまらず、結局発表当日にやっと時間内に収めたという泥縄でした。
そもそも昨年ポートランドで開催される予定だったところ、パンデミックにより延期となって今年になったわけだから、準備時間は十分あっただろっ?と自分に突っ込みたくなるわけです。実をいうと、その時期、丁度父の引っ越し&介護の開始時期と重なっていたので、あのまま昨年開催していたら、とんでもないことになっていたので、延期はとてもありがたかったわけです。
延期になって、その間、下津浦先生から共同研究のお申し出も頂いたため、セッション前後の酸化ストレスマーカーの測定結果を今回盛り込むことができました。
どこかでまとめて報告するつもりですが、触れずに「間合い」だけでワークしても、かなり酸化ストレス※が減少することを示唆するデータが得られています。
この間合いのワークは、Yielding embodiment®の中のconditioningと読んでいる働きかけで、クライアントに介入する際に、まず安全な場を形成し、クライアントが介入を受け取りやすいように反応性を上げる手助けになります。
※8-OHdGという物質は、O2ラジカルなど活性酸素によって容易にDNAが損傷することで生成する物質です。生化学的に尿中や血液の8-OHdGをELISAなどの検査キットで測定できますが、Bi- Digital O-Ringのすばらしいところは、それを写真データから読み取ることができる点です。(但し、訓練された認定医でないとできませんが)