ロルフィングと他の技法との明確な違いを、創始者はこのように説明しています。
“This is an important concept: that practitioners are integrating something; we are not restoring something. This puts us in a different class from all other therapists that I know of. It takes us out of the domain designated by the word “therapy,” and puts us in the domain designated by the word “education.” It puts our thinking into education: how can we use these ideas behind Structural Integration? How do we put a body together so that it’s a unit, an acting, energy efficient unit? One of the differences between Structural Integration Practitioners and practitioners of medicine, osteopathy, chiropractic, naturopathy, etc., is that the latter are all relieving symptoms. They make no effort to put together elements into a more efficient energy system.”
“これは重要なコンセプトです。ロルファーは何かを統合しているのであって、何かを復元しているわけではないのです。 これは、私が知っている他のすべてのセラピストとは異なる分類になります。セラピーという言葉で指定された領域から離れ、教育という言葉で指定された領域に入ることになります。ロルフィングの背後にある考え方をどのように利用するか? ロルフィングの考え方をどのように活用するか?どうすれば身体を一つのユニット、つまりエネルギー効率の良いユニットにすることができるか?
ロルフィングと、医学、オステオパシー、カイロプラクティック、ナチュロパシーなどのプラクティショナーとの違いのひとつは、後者がすべて症状を緩和することに終始していることです。 彼らは、より効率的なエネルギーシステムに要素をまとめる努力をしません。”
ともすると、施術者は、傷痕や歪みが元通りになればいいとか、思いがちですが、それは幻想です。身体のシステムは年月と様々な経験を経て、別の状態に移行する途中と捉えれば、振り出しに戻ることをそもそも求めていないのではないかと思います。大切なのは、効率の良い一つのユニットになることです。