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リモートセッションのご案内

リクエストがあれば、10年くらい前からSkypeで、Somatic Experiencing®のセッションを提供していたのですが、コロナウイルス渦でリモートセッションのリクエストも増えてきました。

最近用いられるようになってきたZoomは、接続も良好で音声やビデオも優秀で、双方向のやり取りにもストレスが無くなってきたと思います。(いちいち聞き直したり、声のトーンが伝わらないとクオリティが下がりますから)

ウイルス渦で外出制限や自粛モードの中、身体に動きや広がりが少なくなり、全体が固まりやすかったり、気分が重くなりやすいです。そんなときは、いろんなリセットの仕方がありますけど、こちらのリモートセッションも一つのオプションとしてご活用ください。

Zoomによるリモートセッション : 12500円 / 50分

YieldとMaと身体共鳴を元にMovement、Somatic Experiencingを用います。

お申込みフォーム

https://rolfinger.com/script/mailform/remote/

以下、リモートセッションを最近受けたクライアントの方からの感想です。この方は、化学療法中なので、そもそも外出を控える必要があったケースでしたが、違和感の解消につながったり、空間への捉え方を含む知覚に変化を与えることができたので、リモートセッションの可能性を実感しました。

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田畑さんのzoomセッションに。  セッションルームで受けるのも楽しいけど、やっぱりオンラインだと全く別物としての面白さがあります。今日の調子として、鳩尾のつかえと右目の痙攣とイライラどんよりした気分をお伝えしてスタート。まずは田畑さんに手伝っていただきながら、椅子に座ってのポジション探し。座り方によって鳩尾のつかえが少し楽になることを見つけてから、楽な身体の向きを探しました。後ろを向くと圧迫感があり、左右に向きすぎると鳩尾の重さがシャープに、痛みに近い感じに感じられました。まずは少しだけ右を向いた位置で様子を見ました。身体の中心の軸が通る感覚が出てきた。今度は少し左を向いてみました。右と比べて中心の軸ではなくて周りにふわんと広がっていくような感じ。どっちも悪くはない気がするとお伝えしたら「どっちで進めてみたいですか?」と尋ねられたので「馴染みがある感覚は左で、割と新しいのが右です」という事で、新しい感じの方で進めてみることにしました。やや右でしばらく待つと下から上に向かう軸の流れとともに鳩尾以外の上半身の力が抜けて、身体の内側のスペースが出てきた感じ。でもまだ鳩尾の重さがある。次に田畑さんの提案で立ってみたら、座っている時よりも頭上の空間や地面を感じ取りやすくていい感じでした。身体の向きも、やや左寄りの後ろ向きの時に空間が軽くなる感覚があって、しばらくその向きで様子を見てみました。施術台でyield受けてる時と同じくらいの感じでお腹がポカポカ暖かくなってきて、自分の中でいつもこの暖かさと横たえた身体が施術台にぺたんとくっついていく感覚がセットになっていたので「コレ立っててもなるんだ…」と面白かった。田畑さんに「私は身体の共鳴としてお腹と腿の前側を感じますが、どうですか?」と尋ねられ、「お腹はポカポカするけど、前腿はわかりません」とお答えしたら「では、前腿が感じ取れるくらいの小さな動きで足踏みしてみてください」と言われました。やってみたら足の裏が暖かくなってきました。猫が前足で毛布とか踏み踏みしてるみたいな感じだなあ…と思いながら踏み踏みしてたら、踏み込む感じが強くなってきて、饂飩の生地を足で踏んで捏ねてるみたいな感覚になってきた。これは…!超楽しい!しかも、踏み込む足と連動して肩甲骨あたりが動いている感じ。身体に纏まりが出てきて、捏ねてる私と捏ねられてる私が一体化してるみたいな…これはまさにパントマイム

ノリノリで捏ねていたら、腕が置いてきぼりになっているのが気になってきました。肩が前に入って繋がりが途切れ、二の腕近辺がめっちゃ違和感。「手が動きたがっている動きを探してみたらどうですか」と提案して頂いて探してみて、手首くらいのとこを参加させてみたけれどイマイチ。次に「肘を使ってみたら」と提案して頂いてそのようにしてみたら、かなりいい感じになりました。首も動き出した感じ。でもまだ途切れがちなインターネットみたい。特に「捏ねるぞ」という意識が強くなると、身体の中に滞り?力み?ポイントが出てきて、流れを妨げてギクシャクしてくる感じ。そうなってくるとイメージを見失い、連動も途切れてしまう。自分が何してるのか分からなくなってきて、動きの目的とか正解とかを問いたくなってくる。でも今私うどん捏ねるパントマイムしてる訳じゃないし、そこを問うのも違う気がする。けど「問わないぞ!」っていうとこに意識やりすぎると「正解を問わないという形の正解を追求する」という謎ループに入りそうで、このややこしい感じちょっと笑えるなあと思いました。更に掌の感覚を使ってみる事を提案していただいてやってみたら、非常に良い感じになりました。足の裏で踏み込む感覚が地面から押し上げられる感覚になり、手で飴細工の飴を上下に引っ張り伸ばすような感覚とリンクして軸を中心に引き上げるような感覚が出てきた。気がついたら鳩尾も目も気にならなくなり、意識もクリアになりました。視界が左右に広く、背中側の空間が広くなって壁までの距離感が出てきた感じ。今回も子供がちょいちょい乱入してきたのですが、何で末っ子は若尾さんのセッションの時には乱入してこないのに田畑さんのセッションの時だけ乱入してくるのだろうか。色々と面白かったです!整った身体に助けて貰って、今週末の最後の投薬を乗り切ろう。

上記はZoomセッション2回目で、1回目の感想は、以下の通りです。(ZoomでつながらずFacetimeで接続)

田畑さんのzoomセッションへ。オンラインでどうやるんだろう?と興味津々だったのですが、感覚やイメージ、意識の向け方などを指示してもらいつつ画面で身体の変化を観てもらい、行き先を誘導してもらう感じでした。タッチがない分自分でやる事が多く、対面のセッションと比べると変化がゆっくりだったり地味だったりはするけれど、その分自分の意識と身体との連動が見つけやすいなと思いました。対面よりも稽古っぽいところが面白かった。しかし、情報量が多すぎて覚え切れずちょっと順番が曖昧…。誘導と変化との組み合わせがもしかしたら違うとこがあるかも

まず身体が緩む向き、位置を田畑さんに手伝って貰いながら探して、そこに留まり身体を見る。昨晩お腹が痛くて夜中に目が覚めてしまい、今朝もお腹が重痛くて呼吸がしづらい。加えて、静寂はあるけど何となくどんよりしてる。空間の広がりに意識を向けていると少し呼吸が入りやすくなったり、身体に緊張がある場所に気づいてそこを抜いたり。私の中では空間の広がりに意識を向ける感覚=静寂に意識向ける感覚なような気がするんだけど、広がりを強めようとすると身体が緊張してるような気がしました。田畑さんに質問してみたら「少し広がりをコンパクトにしてみたら」と提案してくださったのでそのようにしてみました。少し背中が丸くなって椅子の座面に身体を預け易くなった感じ。肩の前側の力も抜けた。視界が左右に広がった感じ。田畑さんから目を閉じて、耳で聴くようにして左右のスペースを感じてみるように言われてそうしてみました。そこでまた少し呼吸の入り方が変化して、胃、それから腸が動き始めたような感覚がありました。そこから、お腹の痛みの感覚がどんな感じ(色とか、形とか、質感とか)かを質問され、その逆のイメージを感じてみるように言われました。「灰色で、球体もしくは卵型で、密度の濃いガスみたいなもの」がお腹に入っている感じ。それが食道伝って頭の方まで来ていて、それがどんより感に繋がっているような…。真逆のイメージと言われてちょっと困ったのだけれど、田畑さんに相談して「白くて、球体の表面から外向きに発散していて、薄い」でトライしてみました。しばらくそれをしていると、胸に呼吸が入るようになってきて、ボワンとしていた痛みが、密度が濃くなってコンパクトになった。どこが痛むのかわかりやすくなった。イメージする前より表面で上の方だなあと思いました。食道から頭に繋がっていたラインは鎖骨の合わせ目くらいのところで外に抜けていくような感じ。途中何度か末っ子が乱入してきたのもあってこの辺から記憶があんまりない。身体の変化から言うとお腹がだいぶ楽になり、呼吸や声も深くなったり、頭の側面と目の奥が緩んだ感じ。外の空間や静寂に意識向けるときにやりすぎない方がいい(自分が楽で快適な範囲でやる方が緩む)というのは目から鱗だったし、その他にも身体の共鳴と肚の感覚を使って遊ぶためのヒントとか、座禅の時の感覚についてとか、色々と感覚で遊ぶためのヒントを頂いたりして楽しかったです。逆ベクトルの方向性があると身体が安定するというお話は、思い起こせばJIDAIさんに習っていたパントマイムの中に沢山あって、モノを押すときには必ずモノに押される力が働くのとか、カウンターなんとか(テクニック名。忘れた)とか、そういう相反する力を同時に作るからモノの重さや質感を身ひとつで見せられるんだよなあと思ってセッション後にエア船漕ぎやエア粘土こねをしてみました。逆ベクトルという目線で動くとまたいつもと違う感じで面白いな。オンラインでも感覚についての発見ができるし、身体を整える事もできるのがわかってとても有意義でした。楽しかった〜!

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