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個人セッション提供について – パンデミック状況下での考え

COVID-19感染のパンデミックが宣言され、政府から自粛要請が出されている状況下で、個人セッションの提供についての田畑の考えを述べたいと思います。

プラクティショナー自身及びクライアントの健康に不安がないことを条件として、個人セッションは、これまで通り実施することとします。

その根拠になるのが、京都大学レジリエンス実践ユニットによる報告です。それによると、

国内感染者数が仮に5000人のとき 一人当たりの感染率 0.0040%

(2020年4月2日時点で感染者数2500人)

したがって、2人でワークを行う場合の感染率は0.008%ということになります。マスメディアにより自覚がなくともウイルスを放出する可能性が伝えられていますが、その可能性があったとしても、個人セッションによる感染率が0.008%であるなら、クライアントが持病がなく高齢者でもない場合には、ほとんど心配する必要はなくなります。上記報告では、50歳未満で感染した場合の死亡リスクは、0.3%と算出されています。

さらに、感染の可能性を回避するための衛生に留意するのであれば、さらに感染リスクも下がります。

このような状況では、感染者への差別や、生活に対する不安が増大し、場合によっては孤立し、本来の自然免疫も低下する傾向が強くなります。したがって、このような状況だからこそ、身体を通して、周囲との関係性や身体内部の連携を思い出し、エンパワーメントにつながるワークが生活の向上に役立ちます。個人セッションによる感染のリスクは、全くゼロではないとしても、それは過剰に怖れ、漠然と何かを控えることより、セッションを受けることで、ホメオスタシスを向上させ、少しでもクオリティの高い状態に持っていくこと、そのメリットは計り知れないと思います。ウイルスと接する機会はゼロにできない現状では、いかに自然免疫を高めることができるかにかかってくるわけで、セッションはそこに役立ちます。

自粛により、何となく見えない不安に覆われている今こそ、セッションを通して、本来の自分を思い出すお手伝いをしたいと考えています。

衛生について)

当セッションルームで衛生への配慮として取り組んできたことは、以下の通りです。クリーニングされたシーツをセッションごとに変える、皮膚に直接接したバランスボールやダイセムシート等に、逆性石けん液(塩化ベンザルコニウム(商品名オスバン)または、クロルヘキシジングルコン酸塩液(商品名ヒビテン)による消毒。これらは、ウイルス粒子を包んでいる膜タンパク質を変性させ、ウイルスを不活性化する働きがあります。換気については、セッションごとに行っていますが、常時行うと室温が低下してしまうため、空気清浄機:HEPAフィルターによる空気中微粒子の除去に有効なDyson空気清浄機とイオン放出型のLightAirの2機をセッション中に稼働させています。

追記)

プラクティショナーとして、田畑は現在月に一度、バイ-ディジタルO-リングテストの下津浦医師にビデオ診断により、コロナウイルス感染の有無をチェックしてもらっています。

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