コンストラクタル法則※を身体技法的に解釈すると
“流動系である身体が時の流れの中で存続するには,身体の配置は,コアを通過する重力波の流れを良くするように進化しなくてはならない。”
となりますが、究極的にはすべての流れがよくなるようにワークできればいいのだけれど、優先的には、筒の構造物であれば、その芯に当たるラインの流れがまずあれば、それに伴って周囲にも流れが生まれるはずなので、まずは、身体でいえば正中線が通っている状態がデフォルトとしてあることには意味があるはずです。
「すべては,より良く流れるかたちに進化する」
ロルフィングの術は,それを促すことなんだと思います。
※ コンストラクタル法則: ”有限大の流動系が時の流れの中で存続するには,その系の配置は,中を通過する流れを良くするように進化しなくてはならない。”