セッションを重ねていくにつれ,ロルファーと受け手との共鳴が深まります。いわゆる打てば響くようなやりとりが円滑になってきます。
前半は,間合いを慎重にとったりして,お互いに無理のないところを探りながら,居心地よくいられる状態を見つける作業,これが無意識に行われていると思います。
やりとりは,即興要素の強い掛け合いという感じだと思います。
ロルフィングで,この関係性が深まり円滑になってくると,ロルファーが触れなくても,その場所に意識を向けるだけで,変化するというフェイズに入っていきます。
実際に先週のセッションにおいては,かなり統合がうまく進んだケースで,一切触れることなく,意図を向けるだけでプロセスが進んでいきました。
そんなセッションが一つの目標でしたが,一つの山頂にきた感じがしました。