先日,10シリーズを終えた方から,感想をお送り頂きました。ご本人の了承を得て,掲載させて頂きます。
→
セッション10回シリーズを終えて
幼少時より神経過敏で疲れやすかったのですが、
50歳を迎える頃、身体の不調に耐えられなくなりました。
長年の不調が絡まりあい、堆積し、日々何とかしたいと焦りながら、
ドクターショッピングから始まり、様々な療法を試して10数年、そして、ロルフィングに出会いました。
『筋膜の緊張を取るには、ロルフィングがいいですよ』と、
あるカウンセラーに勧められ、翌日には予約しました。
ほとんど予備知識がなかったため、
なぜ歩かされるのか?
なぜ写真を撮られるのか?
なんだか不快感がありました。(恥ずかしいからです)
2回目、いつものように『今はどんな感じですか?』と田畑さん。
わたしは痛い所、痺れている所を答えました。
『楽になった所があるでしょう?』ともう一度尋ねられた時、
あら探しばかりしている自分に気づき、唖然としました。
恥ずかしがるのは違うな、田畑さんを信頼しついて行こう、
と思った瞬間でもありました。
普段の日常生活でも、
自分の身体の内部に意識を向け始めました。
すると、身体は様々な情報を、常にわたしに発信してくれていることを知り、
自分の身体を愛おしく思い始めています。
また、身体ってなんて面白いんだ、と大きな発見をした気分です。
ロルフィングは、施術者と受け手の協働のようにも感じました。
自分が能動的に関われるのも嬉しいです。
色々な症状が出ては消え、出ては消えを繰り返していましたが、
後半から、身体の内部が連携し始めたようです。
今は、驚くほど首肩が軽く、よく回るようになり、
圧迫されるような頭痛は消え、喉のつまりも消え、
右脇の鈍い痛みが、ごそっと取れた時にはびっくりしました。
10年来の不眠も消えています。
思いがけず、気持の切り替えが早くなったのも嬉しいです。
60歳を超えて、今の自分が一番軽やかで元気だ、
と自信を持って言えるのが嬉しいです。
軽く、あたたかいタッチの田畑さんの手、指は、
眠っているわたしの身体に、そっと語りかけているように感じます。
ネガティヴなこと、余計なことはおっしゃらない、
そして断定なさらない。
そんな姿勢の田畑さんの言葉が、今も心に響いています。
10回シリーズを終えてもうすぐ2週間。
体内の修復作業が、今も続いているのを感じます。
しっかりと身体の内部を意識しながら過ごしたいと思っています。
ありがとうございます。
2016年4月6日