肺癌と診断された方がセッションにいらしています。治療ではなく,日々の暮らしの活動の質を高めるのが目的ですが,ご感想を拝見すると,痛みや違和感が主に気がつく主要な感覚でしたが,セッションが進むごとに,レポートの内容も変わってきていて,さまざまな感覚や在り方に変化が出てきているようです。
体験記の全文は,以下のページに掲載中です。
http://rolfing.asia/pg216.html
病気をきっかけにして,生活を見直し,全体性を回復するために,ロルフィングなどのソマティックなプラクティスを利用するのは,いい選択だと思います。ただでさえ,不安で大変な思いをしている中,その選択をして頂いた方々に対して,応えられるだけの質の高いものを提供しなければ,と思います。