何かの療法や治療によって,すごく助けられると,そこから上を目指そうとしたときに,逆にそこで習うことや指導されたことが,むしろ足かせになることがあります。
著しくバランスを崩した状態からスタートすると,多少粗っぽい調整でも,大まかには中心に向かっているので,調子がよくなって行きますが,あるところまでいくと,ヒットしていない感じだったり,届いてない感じになり,進まなくなります。
それから先の統合状態や楽な感覚を得るには,別のレベルの異なる視点が必要になってきます。
ですが,大抵の場合,それまで受けてきた場所との関係性に囚われたり,昔の杵柄がまた使えるような錯覚がありますが,それらを手放せるか,勇気が要ります。
でも身体だけは正直にできているので,それが,”今”フィットしているのかどうか?そのプラクティショナーと”今”取り組むことがあるのかどうか?はわかっています。
別の可能性に目を背けていないかどうか? それまで使えた情報が,”今”有効なのかどうか?検証してみる必要があります。