トッパンホールでピアニストのアファナシェフさんのコンサートに行ってきました。
彼のプレイは特別で特徴的です。
動きは,指を立てることなく,鍵盤に水平に保っていることが多く,上体の動きも静的です。なのに,音が小さいわけでもなく,どこかが固まっているわけでもない。
観察していてわかったことは,指先にまでコアからのつながりがあること。空間に対しての広がりもあって,鍵盤にだけ集中したりむだな動きもありません。
筋肉をどう動かして,どうこうすることを超えていました。
感動しました。クラシックもいいものはいいです。