ロルフィング体験

Rolfing Experiences with Rolfer Hiroyoshi TAHATA

カテゴリー: Advanced

RolfingxRolf Movementシリーズを終えた方のCS60体験

Rolfingシリーズ終了に続いて、Rolf Movementをその後月一回のペースで8回終えられた方が、何か新しいことをということで、CS60を使った施術を希望。以下、そのご感想です。

今回の施術は最初の立ち位置を決める時から、空間がすでに出来上がっていて、CS60を体に置く時には既に意識が半分の状態になっていた気がする


CS60を置いて、コロコロ動かしたりすると 手の指先かがピリピリし始め、そのうち温泉にある電気風呂に浸かっているようなピリピリ感! 時々少しピリッと感じる箇所もでてくるが、痛さはなかった
そのピリピリ感を楽しんでいるうちに、いつからロルフィングが始まっていたのだろう? CS60を使いながらの、ロルフィングの手技をはっきりと感じ始めた


体の中の空間が拡がっていく感じ、肋骨の自由度が増して、呼吸と共にゴムのように伸び縮みする感じ、体の自由度がどんどんあがっていく


気がつけば、背中はベットにしっかりと委ねられ、椎骨が頭まできれいに並んでいる感じ


右の足首、膝、股関節の関係がいつもは、しっくりきていないのだが、今日は 〰️この感じが欲しかった❗という収まりかたになっていた


最後に歩いてみて背骨と頭のつながりの感じ、骨盤と背骨の収まり方の感じ、がとても気持ち良く、骨で立っている感じを強く感じ、楽しめた


翌日、軽く走ってみた上半身は背骨と肋骨にしっかりと支えられ、肩甲骨が下がって、とても呼吸しやすくなっていた息苦しくなく走れたのは生まれて初めてだった

股関節と足首、足裏の関係も昨日の心地よさを覚えていて、膝がうまく足にのれて気持ち良かった


以上

「統合」ということを深掘りしたかった、という方のAdvanced5シリーズの感想

Rolfingトレーニング中の方からAdvanced シリーズの体験レポートが届きました。

◯セッションを申し込んだ経緯、理由

 「統合」ということを深掘りしたかった。そう考えた時に、田畑さんにお願いしたい、と言う直感やご縁を感じて申し込んだ。

 費用的、時間的側面からも、セッションの申し込みには少し決意が必要だった。しかし、その時点ですでにロルフィングのプロセスは始まっていたのだと思う。

 地元でロルフィングの10シリーズ、ムーブメントの5セッションを半年ほどかけて受けた後に、3ヶ月ほど間を空けて申し込んだ。それまでの過程でも、長らく抱えていた身体的な課題(腰痛や頭痛)、そして精神的な課題(イライラしやすい、疲れを感じやすい、など)には大きな変化を感じていた。

 しかし、そこでの変化をさらに進めたい、確かなものにしたいと感じたこと、さらに、「統合」という言葉に、何かもっと探求してみたくなる可能性を感じていたので、田畑さんへセッションの相談をした。メールで経緯を説明すると、アドバンスト5シリーズを勧めてくださり、お願いするに至る。

 田畑さんに相談したのにはいくつかの経緯があった。

 元々、10シリーズを受ける前、ロルフィングが気になって情報を集めていた時に、田畑さんのホームページの言葉や他の方の体験談を読んで参考にしていたこと。

 田畑さんの「間」のワークショップに参加した時の経験が素晴らしかったこと。このとき、クライアント役の方との間に、ほんとうに豊かな、”いのちの流れ”という風にしか言い表せない空間を感じられた。こういう場こそ自分が求めていたもので、またこんな場に帰ってきたい、創れるようになりたいと直感した経験がある。

 そして、自らの人生の岐路に立っていたこと。直接関係ないようだけれど、かつて吉本ばななさんや吉本隆明さんから、岐路になるタイミングで影響を受けていたことも、何かご縁があるのでは、と感じられる背景にあった。

 そうしたものが組み合わさった結果なのか、どうしてもセッションを受けてみたいと感じる、何か惹きつけられる思いを抱いていた。これが一番重要だったと思う。

◯セッションの時期、受け方

 2018年1月5、6、18、19日、2月6日の5日間。

 遠方に住んでいること、諸々の事情で東京に5回往復することが大変だったことから、相談の上、二日連続×2回、プラス一日の5回で完結、と言う予定でスタートした。

 また、セッションの時間は、じっくりと体に起こることを味わいたいと感じて、毎回2時間でお願いした。

◯セッション中、印象的だったこと

・田畑さんの働きかけと自分の反応

 セッション開始時から、田畑さんの立ち位置によって、体の感じ方が大きく異なっていたこと。そしてその最初に感じた感覚がセッションの間に起こる変化を象徴していたり、プロセスに織り込まれていくこと。

 例えば、セッションの最初に仰向けに寝ていて、左右の足元側に順番に立たれた際、田畑さんが立つ右側の脇腹が暖かく感じられたり、逆に左側に来られると左肩と側頭部の間の空間がやけに冷たく感じられたりする。田畑さんにそのままを伝えると右側に立たれてセッションが進む。

 右脇腹にあった暖かさが、順に体を伝わって左肩に届いていく。すると左肩と頭の間にあった冷たい空間が次第に広がってきて、その空間に押されるように頭が右に傾き左肩が下がる。さらに左腕にうねうねとした動きが起こってきて指先まで伝わる。落ち着くと、胸郭にそれまでなかったスペースが生まれていることにふと気づき、目一杯空気が入ってくる。

 その過程での田畑さんの働きかけは、その存在で、私が落ち着ける場所を創ってくれること、何か動き出しそうだけれど滞っている箇所に言葉やタッチで変化のきっかけを与えてくれること。そういう風だったように感じる。

 そう書くとふわっとしたセッションを予想される方もいるのではないかと思うが、あくまで私個人の体験だけれど、自分の内側に溜め込まれていたものがどんどん引き出されて、むしろ、とてもダイナミックな体験だったと感じる。自分の中から起こる強烈なレスポンスに驚き、ときに振り回されそうになるほど。田畑さんに見守られていると、私自身よりも私の体を(ある意味での厳しさも感じるほど)真摯に、深く見つめてもらっているようにも感じた。

・閉ざしていた感覚に気づく、骨盤が動き出す、脚を信頼し始める

 強く記憶に残っていることの一つが、2回目か3回目のセッションで、右の体側を下にして横向きに寝ていたときのこと。足の裏や右脚の内側などに意識を向けたりした後に、ここの重さを感じてみてください、と右坐骨の内側を軽くタッチされる。すると、骨盤の左右の骨達が、滑らかに、”溶ける”ように動き出すのを実感する。

 それまで私の中では、骨盤というのは一つの固まった存在だったので、そんなことが起こるとは夢にも思わず、ほんとうに驚いた。

 ふと、幼少期に工事現場の大きな駆体の上を飛び回って遊んでいた時に足を踏み外して恥骨を強打したことを思い出した。骨盤自体は自由に動ける可能性があったんだけれども、いつからか、ずっと骨盤を”固めて”いたんじゃないだろうかと。テーブルから立ち上がって歩いた際に、脚と骨盤、骨盤と体幹との関係性が新しくなっていて、感動したことを覚えている。

 その前のセッションで、15年ほど前に手術した右膝のあたりが扱われたとき、最後に立ち上がって歩いてみると、右脚への信頼感が生まれていることに驚いた。歩く時に、右脚の周りを心配せずに足を踏み出している。むしろ、それまで無感覚すぎて、自分が右膝の周りの空間をずっと心配しながら一歩を踏み出していたことに、そのときようやく気づけたくらいだ。こうしたことが重なって、イールド=委ねるということや、自分と周りの空間との関係性、ということの意味が深く感じられるようになった。

 セッションを重ねるにつれ、反応は段々深まっていった。あるセッションの前に、そのセッションのテーマとなる箇所が疼いたり痛みを感じたりすることもよくあった。セッションの日の朝起きたとき、腰のだるさや痛みを感じていたら、その後そこがまさにテーマになったり。次第に、深いところからの自発的な反応も現れてくる。

・ディスチャージ

 4回目のセッションでは、うつ伏せの状態でスタート。冒頭、ヘッドレストに頭を入れていると強いめまいがして寝ていられず、頭をテーブルの上に横向きにして伏せることでなんとかうつ伏せになることができた(そんなことは初めてのことだった)。

 セッションが進む中で右肩の周りの空間に意識を向けていたら段々と右肩が自発的に動き出し、激しく右腕全体をバタバタと振り回すことに。あまり激しい動きにこの後どうなるのかなと思っていたら、少し離れて見守っていた田畑さんから、お臍のあたりにその感覚を集めてみてください、との言葉。すると、右肩や腕に集中していた”動きの衝動”が、お臍に伝わり、それが頭に昇ってくるのが感じられた。

 その衝動がめまいのように頭の中でぐるぐる回りながらも、”それ”がどこに行きたがっているのかを感じて、そのままに許していると、背骨から下にまで伝わってきて、段々、体全体がうねうねと動き出す。腕や足もそれにつられて動く。最初はとてもぎこちなく、アメーバのような動きだったが、次第に動きの流れが現れてきて、テーブルの上にいながら、まるで水の中を魚がうねうねと泳いでいるようだなと感じていた。

 動きの衝動は、お臍から出発して頭に昇り、首、胸から腕、お腹を通って骨盤、そして脚へ、と言う風に全身を伝わっていく。そのサイクルが何度も繰り返され、動きの流れがハッキリしてくる。自分を観察する余裕があるようでいながら、自分の中の動きの衝動の力強さに促されるようにプロセスが進んでいった。絶妙な間合いで田畑さんにサポートされ、促されながら。

 おたまじゃくしが陸に上がり始める時のように、手をついて上半身を反り起こしながら頭から足まで体を揺する。さらに四つん這いの姿勢になり、体を揺する。体のパーツを頭からそれぞれ、順に大きく揺するような動きだ。

 その頃、田畑さんがマッサージテーブルの高さを下げ、ゆっくりとテーブルから降り、床の上に敷いたダイセムシート(滑り止めマットのようなもの)に手や足を置くように促される。四つん這いでしっかりと大地に出会えた感覚がした。大地を得た事で、体を揺する動きに細やかさも加わってくる。頭に浮かんだのは、水に濡れた犬が頭から順に全身を震わせ、水しぶきを飛ばす様子だ。手や足の指先まで動きは伝わっていく。汗も大量にかいた。

 四つん這いから、ゆっくりと起き上がり、二足で立ち上がっていく。その間にも、臍→頭→全身→足の先へという揺れる動きは続く。セッションのクロージャーに向けて、田畑さんから、手も使いながらお臍の周りに感覚を集めて”漏れない”ようにすること、衝動を感覚で追いかけながらなるべくゆっくりと小さな動きにしてみることを提案され、動きがようやく小さくなり、外に出て帰ることができそうな状態になった。

 1時間以上は震えていたのではないかと思う。そうしたことは全て初めての体験であったし、アドバンストシリーズを受け始めた時には予想もしていなかったことだ。驚きつつも、しかし、田畑さんのサポートの中、体から自発的に起こってきたことをそのまま進めることができた。それにしても、水の中にいる感覚から二足で立ち上がるまでを経るというのは、まるで生命の進化を追いかけてきたような体感だった。

 セッション5では、セッション前にいつもより口をすぼめる動きが気になるということを申し出ると、口の中のワークも行うことになった。いつものようにとても優しく、でも触れられた場所の感覚が確かに目覚めるタッチで、歯茎や軟口蓋を触ってもらう。そうした場所の重さを感じてみたり、軟口蓋に太鼓の皮のような張りを感じみたりしていると、口の中から先回と同じような動きの衝動が起こり、最初はぎこちなく、しかし徐々にはっきりと、消化器をスパイラルのように通り抜けていく流れが、実際の体の動きを伴いながら感じられた。

・日常、統合へ

 各セッション後には、体のどこにスペースが生まれているのか、全身がいかに重力の中で調和して立てるようになっているのか、セッション前後の立ち姿の写真を見比べながら確認をした。

 体のアライメントなど構造的な変化に加え、周囲の空間との関係性が変わっていたり、無感覚になっていたところに感覚や信頼感が生まれること、さらに、視界が広がり明かりがすごく快く感じられるというような感覚器官の変化までもが、セッション後には感じられた。

 変化のプロセスは、最終セッション後の日常でもしばらくハッキリとした形で続いた。夜中に突然目が覚めて、体の動きが色々と起こる日が続いた。セッション中にお臍→頭→全身へと巡っていた動きの衝動は、体表、筋骨格系、消化器系、脳脊髄系でも起こった。それに伴い、体の繋がりが弱いところ、滞っているところをストレッチしたり。体に任せていると、今まで一度もとったことのないポーズ、動きで組織が伸ばされていく。中には、ヨガにありそうな姿勢や動きも含まれていて、何年も前に参加した初心者ヨガを思い出したり。自分の動きを追いながら、ヨガが生まれた背景が勝手に感じられてくる。

 また、時に自分の腕で自分をハグする動きもあった。”自分をこんな風に大事にしたかったんだ、今まで気づかなくてごめん、ずっと一緒にいてくれてありがとう”、という気持ちが湧いてくる。そうこうするうちに、ひとしきり済んだかなという感覚が生まれ、またぐっすりと深い眠りにつく。

 日中、嗚咽の衝動が起こったり、これまで言えずに溜め込んでいたであろう言葉を連呼したりすることもあった。吐瀉物は全くないのに嗚咽の衝動が続いて辛いなと感じられた頃に、田畑さんに相談した。

 相談のメールを書くだけでも少し反応が落ち着いてくる。そのお返事のアドバイスはどれも助けになったが、特に、自然に触れ合う、浸る、ということがとても響いた。

 日中、一人で車を運転していると、当初予定していたルートにはどうしても体が行きたがらない気がしてくる。代わりに、手がハンドルを操り、目が行きたがる方向に任せて運転していくと、これまで一度も訪れたことのない、気持ちの良い丘の上に出た。草むらが続いていて、少し先には雑木林が見える。通り抜ける風も、太陽の光も、全てが心地よい。そこでぼーっと散歩したり、好きなようにストレッチをしていると、狼か馬になってそこを歩き、走るイメージが浮かぶ。たまたま訪れた場所なのに、ずっと来たかった場所、もともと居た場所であるかのように感じて暖かい涙が流れる。

 そうして、一つ一つの体験を経るたびに、統合、ということが実感されてくる。身体それ自体の繋がり、心と体の繋がりの感覚、起こってくることへの信頼感が深まっていった。

 その少し後だろうか、結構頻繁に感じていた目眩(当然のことになっていて問題視もしていなかった)が少なくなっていたり、以前は疲れたらすぐ横になるといったように休憩を必要としていたのが必要なくなっていたりすることに気がつく。自己調整力のようなものがついてきていることが感じられた。

◯今になって振り返るアドバンスト5シリーズについて

 「体は賢い」ということに、思わず頭が下がるようなセッションだったように思う。大きく、深く、いつまでもそのプロセスが続いているように感じられてきた。

 その間、学びを続けたり、間を空けて他の方からロルフィングやSEのセッションも受けたり、その時必要と思われる事を探求してきた。そして1年半以上を経て、一つの区切りが来たのかもしれない、と思えるようになった。

 その間の気づきを短く表現すると、呼吸器系を通り抜ける動きが起こる、いろいろなものが直線ではなく螺旋状に振幅している、振幅=上下/前後/左右/内外の両方向を持ちながら循環・往復すること、体を動かす衝動の奥深くには(いつも)静寂・呼吸がある、自分と他者へのコンパッション、といったこと。

 それらが全て、自分と繋がり直し、世界と繋がり直すことに結びついているように思う。ロルフィングを受け始めてから体験した沢山の事が、まるで一つの大きな物語の伏線だったかのように感じる。

 今回、何とか自分の中で言葉にしてみたけれど、これからも身体の、自然の賢さに驚かされ、探求する旅を続けていきたい。

 その大きな転換点を共に創ってくださった田畑さんには感謝の念が絶えない。

指圧師の方 Rolfing10シリーズ終了後のAdvancedシリーズ

10シリーズ後に、3回の印象的な体験を経て、さらに次のステップに進みたいというご要望により、CS60を多用したAdvanced5シリーズを提供しました。

Advanced 1/5

うつ伏せからスタート
左肩下に小さなクッションを入れて顔左向き。右肩と首の付け根のところが詰まった感じの辛さを感じる。右ふくらはぎから施術開始。
脊柱の右側際が緩んでいくのを感じる。その後、みぞおちの辺りから身体の中心が3次元の動きで細かく動き出し、小さい単位での各パーツそれぞれがより良いポジションを模索して動いているような感じになる。
右側へのアプローチが終わる頃には、首の付け根の詰まった感はなく、ほぼ同じ姿勢のはずなのに、首を含めてとても楽な姿勢で寝られている。
仰向けでのアプローチを経て、座位になると、下半身と上半身が繋がっている実感がしっかり持てるようになっている。とくに右半身は強く連動を感じる。
翌日
身体の中のセンサー感度が良くなった実感がある。自分のとる姿勢に対して無理があるものかどうか感じやすくなった。
6日後
アドバンス1回目当日に少し気になっていた首や胸のつまり感は改善された状態継続。セルフケアにも身体の反応がよい状態継続。

Advanced 2/5

歩行
右半身はスッキリしていて流れもよい感じだけど、歩くと少しつっぱっている感じ。左半身は感覚が少しぼんやりしている感じ。
施術
横臥
左側を上にした横向き。
下腿外側へのアプローチは、CS60が触れているのはわかっているが、感覚が少し鈍い感じ。ポイントが大腿部に移ってくると、胸椎の1か所に刺激を感じるようになる。響いてはいるが、背中が面として一体化して反応しない感じ。下腿と大腿部への刺激を受けているうちに、少しずつ背中が動き出し、背中のポイントが気にならなくなってくる。同時に仙腸関節が動こうとして制限を受けている感覚になり、尾骨周囲も何となく疼くような感じになる。
ここで歩行してみると、左足の裏の動きに自由度が出て、母指球もしっかり着地している。左の内転筋もちゃんと働いている感覚がある。
右下肢へのアプローチは、左下肢の後ということもあるのか、刺激を直接受けている感覚が最初から感じられる。同時に、左へのアプローチのときに感じた背中のポイントに少し痛みを感じる。けれど、左の内転筋、右臀部・右股関節に施術を受けているうちに背中の痛みは無くなる。
歩行すると、左右の感覚の違いに上手く身体が対応できていない感じで、少し歩行がぎこちない。
仰臥
下腿前面、膝への施術。
膝関節周囲を叩く刺激では、叩く場所によって、股関節や踵まで、骨を通してクリアに響く。
座位
下半身と上半身が繋がっている感覚がしっかりあるだけでなく、左右がそろってる気持ちよさを感じる。
歩行
しっかり安定した下肢の上に股関節が綺麗にはまり、上体がふんわり乗っている感じがする。股関節、膝、足首などが左右が違和感なく動くので、とても気持ちが良い。下半身がバランスよく、力強く感じられて安定してるので、肩、首、腰周りとも、とてもリラックスしていて気持ちがよい。
翌日
首は軽く、すっと上に伸びている。肩は肩甲骨を動かすとゴリゴリと周りの人が振り向くような音がするが、違和感やコリは感じない。身体全体でみると、気持ちよく地に足は着いているが、上半身がフワッとして重心が浮いているような、何となく落ち着かない感じがする。
2~5日後
首・肩、調子良い状態継続。
身体の調子も良いが、上半身と下半身の感覚が差がある。頭も含めて上半身の活動が活発で、何となく落ち着かない感じが続いている。
5日め夕方~
下半身がしっかりしてきて、落ち着いてくる。
今回も、今までとはまた異なる不思議な感覚でした。上半身全体を器として、何かが対流しているような感じで動きを感じる分、身体全体とすると落ち着かないような…….。

Advanced 3/5

フワッとした感じは落ち着いてきている状態
仰臥
右膝を立てた状態からスタート
大腿部の後面外側、鼠径部、下腹部右、腹部…….と右半身を頭に向かってアプローチが進む。実感できる細かい身体の反応は少ないが縦方向への身体の伸びを感じる。
左半身は、首のときに他の部位とは異なる軽い痛みのようなものを感じる。
座位になるときや歩行など、動くと、先週との身体の違いの大きさに驚く。
先週は、仰臥から座位になるときに、下半身に引き付けられるように上半身が起き上がる感じで繋がりが強く感じられた。歩行では、大腿部の力強さが印象的でそこを安定した基点にして股関節が乗り、ふんわり上半身が骨盤に乗っている感覚だった。当然、肩・首はとてもリラックスした状態でポジションに乗っている。とても気持ち良くて、幸せな感覚が得られた。が、翌日気分が仕事モードになると、何となく落ち着かない感覚に受け取れるようになる。頭も働き、体調も良いが何故か上半身にばかり勢いよく気が流れているような、変な感覚であった。
今回は、座位になるときに上半身と下半身の力強い連動は実感がないが、歩行時には、骨盤からずっしりと地面に力強く根を下ろしているような、地面をしっかり押し返して進む感覚がある。
着地の左右のバランスは先週から継続して気持ち良い。
翌日
下肢の感覚がしっかりしていて、ふわりと浮いた感じは全くない。反面、階段の登りは少し足取りを重く感じる。
1週間
足取りの重さなどは慣れたのか、気にならなくなっている。
1日2度便通があるなど経験がないことなので、下痢気味なのかと思ってたが、施術後、とても便通の調子が良いことに気づく。食事の刺激で日に2度もしっかり便通がある日も何度かある。
10日過ぎて…….
驚く程の便通の良さは落ち着いてきているが、胃腸の調子は良い状態継続中。
右足小指球の魚の目のようなものが、最近の1ヶ月くらいで硬さを増してきていて、ここ数日は靴での歩行時に痛みを感じる。

Advanced 4/5

当日

朝 靴を履いて歩く時に、小指の付け根に出来ている魚の目の痛みをはっきり感じて、歩き方を意識せざるを得ない感じ。
首・肩は気にならない。

歩行
靴を脱いでいると、魚の目の痛みはほとんど気にならない

仰臥
右腰・右肩の下にクッションを入れ、左に少し身体が向く。右膝屈曲位で施術開始。
右足の足背部に軽く刺激。
左下肢と右上半身をつなぐ対角線のラインが伸びていく感覚がある。
そこから手に刺激のポイントが移る。
右中指から手背部に繋がるラインは、CS60で今まで感じなかった刺激を感じる。我慢できないような痛みではないが、感じる刺激の種類が違う。ピンポイントで何かピンと張ったスジにCS60が直接刺激をしているような尖った刺激に感じられる。それと同時に、それまでは1本の軸を持った反応(その軸が縦に伸びる感じだったり、軸が回旋する感じだったり)だったのが、細かく多様に反応し始める。腰椎の下部の椎骨単独で小さく調整をしながら回旋するように感じられた。同時に腹部の奥もそれに連動して動くように感じられる。次に頚椎が縦方向に伸びる感じがある。腰椎の下部と頚椎が右手中指の繋がりに施術を受けている間中反応している感覚だった。そして、頚椎のつまり感が取れた。
歩行をすると、右半身がスッキリして安定し、とても気持ちが良い。むしろ、右半身がしっかりし過ぎて左半身が右半身に振り回されている感覚。

左半身の施術では、左肩と仙骨周囲の反応が強く感じられた。左肩が付け根に強く収縮してきて細かく調整をして戻ると緩んでいる感じだった。右の仙腸関節が反応しそうに疼いている感じが長く続いたため、終了時点で疼きが少し残っていた。

座位になると、骨盤周囲の違和感は全く感じなかった。

歩行
不思議なくらい、左右の骨盤の感覚が違う。左がコンパクトに締まっている感じで、右は一回り位左より骨盤が大きいように感じられた。膨張しているような感じでもあった。
左右の足の着地の仕方も大きく異なっている。

先生が腹部と背部から挟むようにアプローチすると、右下肢が自然に小さく内旋した。その状態で、歩くと、骨盤の左右差を感じなくなり、足の着地も違和感なくなる。

首腰はとてもスッキリしている。
肩甲骨が肋骨から肋骨から浮いて感じられ、今までより背骨寄りに位置しているように感じる。その分、肩がストンと落ちて自由度が増している感覚がある。

2~3日後
鎖骨がとても気持ち良く肩先に伸びている感覚がある。

4~5日後
久しぶりに熱が上がり、ゾクゾクとした寒気と足元のふらつきがある。かえってそんな体調の時ほど、以前と比べて、身体がしっかりとしたことがよくわかる。熱に身体が負けないで対応している感じがする。
体調の回復も早い。

1週間後
身体全体の繋がりを感じやすく思える。

左足の小指の付け根の痛み、歩行時もほとんど気にならない。

12日後
床に座っていた姿勢から、立って歩行したときに、骨盤・股関節が気持ちよく静かに収まった感覚がある(とくに右)。骨盤が締まったようにも感じられる。その後は、歩行時に股関節周りが気持ち良く、足裏の着地の感覚も変わる。

13日後
右足首、屈曲・伸展のときの軸が変化していることに気づく。中心を摩擦なく可動する感じ。

身体の左右のバランスも良く、動いていて気持ち良い。歩行の着地も今までとは違う感覚。左右のバランス良く、接地面も安定して感じられる。

Advanced 5/5

当日の感覚
歩いていて、右踵の中心がしっかり地面に着いて気持ち良い。
首の付け根の左骨際が少し気になる。施術
左膝下へのアプローチで、施術開始まもなくから、乳頭ラインより1列上の高さあたりの右肋間に痛みが出る。痛み方が変化するものの、なかなか弱まらず、不思議な感じがする。施術が進み、右下肢、右腹部への施術になるころに痛みが弱まる。右足背部の幼児期の火傷の跡のところではっきりと刺激の感度が変わり、後頭骨が上方に伸びる。前回の右手中指同様、施術の刺激の感じ方が、古いケガ跡だけ明らかに今までとは異なっている。左恥骨際にアプローチがあると、脊柱左際から違和感のある首の付け根のポイントまで繋がり、筋肉が脊柱際から離れる方向に動きを感じる。小学生のときに並行棒上で片足を踏み外して恥骨を強打したときの映像が鮮やかに思い浮かぶ。左恥骨へのダイレクトなアプローチは、首の付け根左にピンポイントに響く。周囲を含めた左恥骨へのアプローチは接触部位にピリッとした痛みがあるが、同様に首の付け根左周囲を中心に左肩や脊柱もそれぞれ意思を持って調整しているかのように動き出し、恥骨の施術による刺激の感覚が弱まるのと比例して、首の動きも良いポジションを見つけて収束していく。
骨盤内をアプローチしてもらうと、さらに恥骨周囲が調整されように感じられた。
施術最終盤になるころ、左足背部の薬指の延長線上にピンポイントに疼きのような、陥没しているような感覚がある。左足薬指が歩行時たまに感覚無くなるのはそのせいだ!と確信に近いものを感じる。座位になり、先生に依頼し、そこをCS60で施術してもらう。直接的な強い刺激を感じる。家具の角などに小指側のつま先を何度かぶつけたことがあるがそのためか…….。
座位になると、気持ち良く胸郭が上に引き上がっている感じがする。
終了後
頸の違和感なく、全身まとまり良くとても心地よい。


最終回である本日は、自分の身体の怪我の歴史を振り返っているようだった。今は痛みも感じず忘れていた古いケガの瘢痕が、このシリーズを経て、浮き上がってきていたかのようだった。それらの部位は、他の部位と明らかに異なって鋭く強い刺激に感じられた。それに伴って、身体のどこかが大きく反応し、自ら調整的に動き出して収束していくように感じられた。当日夜
乳頭の高さくらいの脊柱に違和感を感じる。自然に調整的に動いて収束したときにほんのちょっと微妙にズレて締まってしまったような感じ。翌朝
脊柱のピンポイントの違和感は継続。そこ以外は、全身とても調子良く、歩行の着地もしっかし設置していて気持ち良い。四日後
脊柱の違和感は気にならなくなっている。
前日、久しぶりに正座をする機会があったためか、右脚膝裏に違和感がある。不意に古い記憶が蘇る。幼児期から何度か不意に右膝が屈曲したままロックしたように伸展できなくなったことがあったが、少し時間が経って伸展できるようになった後の感じと似ている。これが、アドバンス4回目5回目で感じた、古い瘢痕を遡って改善されていく過程の最後のパーツなのかな……と感じる。
2~3日で気にならなくなる。10日後
アドバンスの4回目と5回目の施術の間に、右足首の関節の軸が整った実感があったが、さらにしっくりきている。踵骨が気持ち良く立ち上がってる。
施術直後よりもさらに、下半身からの繋がりがしっかり強く感じられる。立位で何かを行うときのスタンスも変化している。

シリーズを終えて

身体は、アドバンス開始時と比べても、さらに身体の末端までしっかり機能してくれている感覚があります。
首は付け根も含めて、詰まり感はなく首周りもスッキリしています。
今後の変化も楽しみながら味わっていきたいと思っています。
”自分の身体”という相棒が、何年間もずっと、とても頼りなく感じられていました。それが、先生の施術をきっかけに、思いも寄らないくらい頼もしい相棒に変化していくので、新たな発見も含めて、ワクワクとして楽しい日々でした。
本当にありがとうございました。
お世話になりました。

骨折・脱臼・眼球摘出術経験がある方へのAdvanced 5シリーズ

10シリーズロルフィングを他のロルファーから受けた後、Rolf Movementワークショップに参加され、こちらでのセッションに興味を持たれ、Advanced 5シリーズを開始。

Advanced 5 series を終えて

この度はセッションしていただきありがとうございました。
体験記のご報告が大変遅くなってしまいましたが、セッション終了後から今までの間に、職場の同僚から「最近膝の事を話さなくなったよね」と言われました。職場でも交通機関でも、自然に階段を使うことが多くなりました。なぜか気が向くからそうする感じです。
右足関節脱臼骨折は今までの人生で一番の大怪我でした。整復手術は出来るだけのことをしていただいたと頭では理解出来ても、「もう二度と受傷前の足首には戻れない」という喪失感と屈辱感を抱き続け、「もう年なんだから日常生活に不自由がなければそれでいいでしょ」という医師の言葉に怒りを感じていました。トップアスリートでもパフォーマーでもない一般人は、いつもこのように扱われるしかないのか?個人の症状にお構いなく十把一絡げに片付けられてしまうのか?
田畑先生とのセッションで日々身体の変化を感じながら、怪我で休眠していた部分が復活して行く毎に喜びと深い感謝を覚えると共に、積年の恨み(改めて文字にすると恐ろしいですね)のようなわだかまりを手放していきました。おそらく私がこの体験記に愚痴のように綴った不具合もひとつひとつ掬い取って下さったのだと感じています。単純な表現ですが「いつも親切だった=身体がうまく使えるように誘導して下さった」という思いだけが残り、先生の他人に対する観察眼や姿勢、その佇まいに学ぶところが多かったです。医療処置を受けて私のような思いを抱いて生活している人は少なくないと思います。1人でも多くの方が田畑先生やロルフィングに出会って欲しいと思います。本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

セッション1回目

2018/9/1

ハードタッチの10 seriesを終えるとき、私にとって難しかったのがお腹を緩めて身体を上に伸ばすことでした。緩めれば気持ちよいバランスが得られることは体感できましたが、日々の仕事と生活で椅子に座っている時間が長くお腹を固める癖があり、歩行時は意識して脱力し、頭や胸を上げようとしていました。
今年の2月に先生の「心地よい間合いを見つける」ワークショップに参加し、先生のデモでワークを受けた帰り道、意識せずともお腹が緩んでいることに気付いて驚きました。鳩尾が楽に開いて、自然に胸が上がってしまう感覚でした。ずっと悩んでいた課題があっけなく解決してしまい、拍子抜けして笑いながら「何だこれは!」と叫んで歩いたことを覚えています。
そのワークショップで参加者同士でワークを交換している時に、「ここに意識を集中して」と施術者になった私の丹田とその背面の腰に先生が指1本で触れて下さったとき、「ああこのような触れ方があるのだ」と非常に感動し、その感覚が深く私の中に刻まれました。
以来先生のセッションを受けてみたいと考えていたことと、CS60に興味がありモニタープログラムのセッションを希望しました。以下感想です。
2018/9/1 1回目

カウンセリング 既往症をお伝えしながら、私の痛めている左膝、以前脱臼した右肩と右足首、尾骨などに先生が着目されているのかなと思う。

歩行する様子を見ていただく。私は室内と戸外の歩行では歩幅や足に込める力がかなり違うため、靴を履いて戸外で歩行のチェックをしたいといつも思う。10 seriesより慣れてきたが、気恥ずかしくて苦手な時間。
マッサージテーブルに顔を右に向けてうつ伏せになる。右肩の下に半球形につぶした柔らかいボールをあてがう。当然右肩の下に異物感がある。緊張しているつもりはないのに、テーブルに触れている左耳の中で心拍音が大きく聞こえる。深く呼吸することに集中する。
田畑先生が立ち位置を変えて声をかけながら、私と心地よい場所を探していく。最初に立って下さった右側から、私の右半身の表面に暖かいものが流れてきたように感じたので迷うことなくその位置を選ぶ。
身体に触れない、何もしないワーク。見守って、待って下さる。次第に呼吸が深くなってきて、背中や臀部、身体全体が緊張していることに気付く。少し経つと呼吸が更に深く入るようになり、緊張が解けてテーブルに身体を預け始めたと感じる。深呼吸を続けながら、気持ちが良くてこのまま寝てしまいたいと思う。
左右中殿筋辺りの緊張を解くことができない。自分で気付いて緩めたり、先生に声をかけられて緩めることを繰り返すが、気付くとまた緊張させている。
またしばらく経って、深呼吸を吐き切ったとき、先生に右肩はどうですかと聞かれ、右肩が楽に緩んでいて、ボールをあてがっている感覚がほどんど無いことに気付く。
右太腿の後ろ側からワークが始まり、先生が私の右脚に触れているはずなのに、とても人の手の感触とは思えないような感覚を味わう。脚が微電流のような穏やかな刺激に包まれて痺れるような、あるいは固くごわついたタオルや、ちくちくする麻布などでそっと包んで触れられているようだ。先生には「痺れる・・・」と伝える。
身体の右側、右脚にワークしているのに、なぜか左手指と左足指がわずかに開いたり閉じたりと動く。左足首がわずかに伸び縮みする。ごくたまに、右手指も反応して動く。止めることができない。何かが解放され続けているような気がするのでそのままにする。
足元から、膝、腿、腰、肩など、私の身体の下に先生がそっと手を差し入れて引いていく(イールドタッチ)。身体が緩んで更にテーブルに密着していくのを感じる。
この辺から気持ちよさであまり良く覚えていないが、うつぶせの顔の向きを左に変えて、身体の左側、肩、左脚にも同じようにワーク。身体がさらに緩んでいく。煩く聞こえていた心拍音は感じなくなっている。
左脚にワークを受けているとき、足首の方からかすかに暖かい感覚が膝の方へ移動してきて、腿の方へ抜けて行った。
先生に「今はどんな感じですか」と聞かれ、両膝から骨盤あたりにかけて、テーブルに接している部分がどんどんが温かくなっていることを伝える。暑いと感じるくらい。
再度右脚にワークが始まり、「今度は人の温かい手が触れている」と感じる。11年前に事故で右足首を脱臼して腓骨を骨折し、内側、外側の踝が折れてボルトやプレートを入れたままの足首に先生が触れていく。怪我して以来、自分で触れるのも嫌だし、他人に触れられるのはなおさら嫌だった傷跡に、これほど慈しみを持って、全く圧力もなく、ただ触れられるのは初めてだと思う。これには泣きたいほど感動した。
脚のワークが終わり、頭に両手でそっと触れて、右に、左に静かに首を回して動かす。首の緊張が緩む気がする。
うつ伏せのまま、仙骨にCS60を当てる。移動して、右側の座骨に当ててゆく。身体は、掌全体で強く圧を加えられるよりも、1本の指先や、CS60の先端など、1点で触れられる方が体の感覚がそばだつような気がする。CS60を左の座骨に当てられた時、堪らず身体が仰け反って、バチっ!と強めのデコピン?を当てられたような衝撃と痛みとともに、身体から何かが抜けて行った。このセッションの3週間位前から左のふくらはぎに張りを感じ、膝や腿の裏、腰まで張りが移動していた。それが抜けた気がする。
仰向けでもワークを受け(たような気が)、テーブルの上に座って、先生に頭を支えられながら骨盤を前屈、後屈させる。
最後に歩行のチェック。両耳の下の胸鎖乳突筋に触れられて「力を抜いてみて」と言われる。今まで無駄に力を入れて顎を引いていたのだと気付く。
帰り道 2月のワークショップの後のように、身体が緩んで楽なのを感じながら帰宅。
9/2 日曜(1日目)夕方近所へ買い物に出ると、頭と骨盤の位置関係、バランスが変化していることに気付く。セッション前より頭が↗前に移動して、骨盤の上方に気持ちよく浮かんでいる。私は今まで首を緊張させて顎を引いていたのだ。歩いていると前後左右上下、特に後背面の空間が大きく広がったと感じる。
9/3 月曜(2日目)前日と同様に気持ちの良い感覚。自宅で視界が明るいと感じる。職場で、近視が改善したように感じる。
9/4 火曜(3日目)職場を退勤して歩き始めると、昨日よりさらに足腰が軽くなっている。突然の進化に驚く。歩行中、背中(肩甲骨の間)と骨盤を後ろから支えられているように感じる。胸骨から足が動いている感じ。
9/5 水曜(4日目)就寝中、右足首を脱臼骨折した時に消防防災ヘリ(山岳救助)に搬送してもらったことや、自宅で這いまわりながら入院の支度を整え、満開の桜並木の中をタクシーで病院に向かった時の嫌な気持ちを突然思い出して泣いた。受傷後3~4年の間、ヘリの音を聞いては泣き、満開の桜を見ては泣いていた。PTSDのようなものか。
9/8 土曜(7日目)友人と9時間工程のドライブに出かけた。後部座席に座っていると、左側の坐骨がしんどい。何度も座りなおして我慢する。
9/10 月曜(9日目) 左坐骨のしんどさが消えている。
9/11 火曜(10日目)職場の椅子に、坐骨、両足の3点でバランスよく座れている。
9/13 木曜(12日目)前の晩充分に睡眠が取れ、翌朝はロルフィングセッション直後のように身体が軽い。
10 series より進化できたと感じること
・背中が解放された。胸骨、肩甲骨の間から脚が動いていると感じる。
・身体が十分に休息出来た時、軽々としたロルフィングのバランスが復活すること。
・左膝はまだ痛むことは痛むが、痛みが軽減している箇所も感じること。

 

セッション2回目

1回目セッション後の感想補足:
深呼吸して両肺の動きを感じてみるとき、背中側、骨盤の上まで息が入るよう。今回のセッション前まで右の肩甲骨の下にどうしても動かない、開かない場所があったが、そこが開いた。
全身の動き、特に両足の関節の動きが今までに比べて軋みや引っかかる感じがなく、とてもスムーズに動かすことができる。まるで油を注した機械のような軽やかさ。
1回目セッション後に出かけたドライブで友人が撮ってくれた写真を見たら、頭を保つ位置が変化したことで写真映り(姿勢)が変わっていた。幼少時に左眼を失明後、私は右眼が身体の中心に来るよう頭を傾ける癖があり、写真に映ると常に顎の位置が首や身体の中心からずれていた。10代から気になっており、長い間姿勢を修正できずにいたが、今は身体の中心に真っ直ぐ頭が乗っている。数十年の悩みが1回のセッションで解決。私は先生が触れた首の力を抜いただけだ。
2018/9/15 2回目
歩行チェックで身体の他の箇所に比べて左脚が不調であることを田畑先生に伝える。股関節、膝関節の違和感、10 series セッションを受ける前までは冷えを感じ血色が悪く、それが改善した今でも動く身体に左脚がついてこないと感じること。
先生の指示通り両足を肩幅に開いて立ち、両腕を左右に開いて、または両腕を前に伸ばして上下させた感覚を聞かれ、脱臼した右肩には左肩より負荷がかかっていることを伝える。腕を動かしながら「この動きが脚にも関係しているのだろうか」と思う。
身体の左側を下にして横になり、右膝曲げてをクッションに乗せ、左膝も少し曲げた状態でセッションが始まる。右膝のクッションの高さが足りなくてすぐに足して下さった。私の体勢に無理が出てきそうなのを、本人より先に気づかれてしまう。前回のセッションでもそうだったが、先生の観察力や気配りに感動し、今まで他人と接して何かをするのにこういう経験をしたことがなかったなと思う。私と先生の心地よい場所が若干異なり、互いに調整する。私は体の表面に温かいものを感じると、ただ直感でそこが良い、と思う。
今回は私にとっては複雑なセッションで、終わった直後もあまりよく思い出せないくらいだったが、右脚と左脚に交互に様々なワークをして下さった。つぶした柔らかいボールや、布で右足裏にそっと指を置いて触れる。足首から膝、腰と少しずつ場所を移動していって少し時間が経つと、身体の中で何かが引き出されたような、体内の繋がりが以前より確かになるような感覚を得る。左脚を同じようにワークしていただいた後は、足から頭まで全てが一つにまとまって温かく、まるで繭玉の中に寝ているような気分になった。
身体にCS60を当てていくとき、所々で当てた箇所から身体中の他の箇所まであちこちに響いてきて「あっ」と思うと同時に身体の感覚が変わることがある。しかもその瞬間を田畑先生がすかさずとらえてさらにその箇所にワークしていると思う。
右足の腓骨のボルトやプレートに丁寧にCS60を当てているとき、一箇所だけ甲から薬指、小指の先までビリビリと響いた箇所があった。
仰向けになって両膝を立て、踵に脚の重さを預けて立つ準備をしているとき、突然右脚の中で膝の辺りから力が湧いて、さっきビリビリと響いた右の薬指、小指に力が入って動いた。
立ち上がって歩行してみると、身体のバランスの変化が大きく、私には受け止めきれずかなりふらついた。両脚の感覚が離れてしまったような、常に肩幅位に足を開いて歩いているようになった。田畑先生が両膝のお皿の辺りに少し触れて、右膝は外側へ、左膝は内側へ回すように抑えて下さり、ゆっくり屈伸すると、なぜか重心が身体の中心に戻ってきた。
再び両腕を上げ下げすると、右肩の負荷がほどんどなくなっていた。
帰り道、電車の座席に座っていると、腰の左側、大転子の辺りから太腿、痛めている膝の内側が、じんわりと内側に移動するのを感じる。歩行するとき、しっかりと足裏が地面について、フットプリントを押しているようなイメージが頭の中に浮かぶ。
2018/9/16 翌日
田畑先生のワークショップに参加し、友人からワークを受けていたら、再び右足の薬指と小指に力が入って動いた。 胸筋が大きくゆるんで両肩の方へ伸びていった。
帰宅して洗面台の前で右腕を上げたら、突然緩んで以前より可動域が広がった。
数日経って、右足指が動いた理由に突然気付いた。右足関節を骨折後は足底のアーチが崩れて偏平足に近い状態になっている。足指で床をつかもうとすると全く使えないのが薬指と小指だった。わずかだがそこに力が入って動かせるようになったと思う。
セッションで右膝を外側に回していただいたことで、骨折の手術で右足首が少し外旋して整復されており、足を正面に向けて置くと右膝が内側に向いてしまうことも久しぶりに思い出した。田畑先生には事前に何も告げていないが、今まで整形外科医等に訴えても取り上げてもらえなかった不調を、初めて汲み取っていただいた。こういう方が実際にいらっしゃるのだ、と心の底から有難く思う。

セッション3回目

歩行チェック。

今回のセッションを受けていて嬉しいことの一つが、日常生活でお腹を固めるような姿勢が続いてしまった後でも歩き出すとすぐに緩んできて胸が上がり、楽な姿勢を取り戻せるようになったことだ。勤務中に3時間以上座り続けたり、ランチで入った店の、何とも座り心地の悪い椅子でお腹が固まり(まずいな、これは・・・)と思いつつ我慢した後でも、数十メートルも歩くとお腹や股関節が緩んでくる。以前は身体が緊張してバランスを失うと、時間をとって集中して歩行したり、やみくもにストレッチをして 肋骨と骨盤を切り離そうとしていた。

毎日歩きながら、左膝が痛くなる原因は自分の歩き方、痛くなるような歩き方をしているのかもしれないと次第に感じ始めている。痛いことは痛い、だた常にではなくて、思い切って左足を放り出して踏み込んでみると痛くない時がある。左足裏の外側を使い、先生に言われた通り親指を意識して歩いてみると、痛みが和らぐように感じる。左膝が継続して痛むようになって3年弱、昨年10月に念願のロルフィングセッションを受け始めてから未だに自分の左脚が信頼できなくて、身構えて身体の不要な箇所に体重をかけ、痛みから逃げようとしているのかもしれない。

今回も身体の左側を下にして横向きに寝てセッション開始。
セッションを重ねる毎に田畑先生がどこに立っても安心していられる範囲が広くなる。初めて頭の近くに立って下さったとき(今年2月のワークショップ)、先生が掌を私の頭に向けて「待った」か「お断り」のような仕草で突き出し、それが顔の横まで来ているような圧迫感があった。今はそれが無くなっている。立つ場所を移動すると近いと感じることはあるが、それもほとんど大丈夫だ。

下にした左脚の膝の内側から座骨、仙骨にかけて指先でをそっと置くように触れながら、骨盤をテーブルに預けるように促すワーク。こんなところにも力が入っていたのかと内心驚き、本当にわずかだが確実に身体が緩むのを感じ骨盤がテーブルに落ち着いていく。座骨にCS60を当て始めると脚に響いてきて、皮膚の表面がざわざわとして暖かくなり、脚の中へ何か流れ込んでいるように感じる。頭の中に浮かぶのは、身体の中に刷毛か筆を走らせて掠れるような、または微粒子の集まりが自在に変形しながらサーっと移動するようなイメージだ。2回目のセッションでは右足首に当てると温かいざわざわ感がお腹の辺りでUターンして左脚に巡って行ったこともあった。とても不思議で、おもしろい。時折、左の大転子周辺が緩んで脚がテーブルに落ち着いていく。

同じ姿勢で、左耳の下にCS60を丁寧に当て、頭をテーブルに預けて行く。1回目のセッションで先生に触れられて緩んだ場所だ。私にとってこの箇所が意識できるようになったことは劇的な変化と言ってもいいくらいで、就寝中横になって枕に頭を乗せているときも「これは緊張してしまう」「これは楽だ」と感じて頭の位置を調節するようになった。CS60を当て続けていると、左脚に先ほどの微粒子の移動、流れのような感覚が起きる。CSの位置を少し移動すると、右脚にも同じように流れていく。

今度は身体をの右側を下にして横になる。右脚の内側から座骨、仙骨にかけて同じようにワーク。触れられながら、左脚より緊張が強く、緩みにくいと感じる。CS60を座骨に当て始めると、面白いことが起きた。座骨の下の方に当てているときは脚にざわざわと感じてくるのだが、ウエストに近い座骨の上の方に当てていると背中がふっと軽くなり、さらにCS60を移動したら今度は顔から何か剥がれ落ちて軽くなり、目の前が明るくなったように感じた。風が強い日に厚い雲が流れていて、自分に日光が当たったり陰ったりするとき、日光を感じると暖かくてすっと気持ちよくなる、そんな感じだ。
(先生には「ひもトレ」でたすき掛けしたときの微細な背中の軽さ、とお伝えした方が解りやすいかも知れません)
右耳の下にもCS60を充分に当てて、首から脚までを緩めて終了。

テーブルから立ち上がるとき、膝に体重を乗せるときの感覚を得るために膝や脛骨を軽く押さえてもらい上半身の前屈を繰り返す。

歩行してみると、今までより身体が軽くなったのが解るが、うまく表現できない。先生に骨盤周りはどんな感じかと聞かれたが、答えられなかった。今までの経験上、この変化が解るのはきっと明日の朝だなと思った。

セッションルームを辞して歩き始めた帰り道、やっと感覚の変化に気付いた。身体が無い! 脇腹、腰周りが無くなって、頭の中では自分の身体が1本の松葉のようになって、骨格も周囲の組織も何も感じることなく雲の上を歩いているようだ。 人人人人人人・・・(テキストはヒトですが、こんなイメージ)
やはり私は靴を履いて外に出ないと身体の変化を感じるのが難しいらしい。

9/29午後 4ヶ月ぶりにフラレッスンに行って踊ってみる。
割と楽に踊れて、周囲に30人くらい人がいることも全く気にならなかった。ロルフィングで右足関節が緩んだので、基本に忠実に低い姿勢がとれる。今までスローテンポの曲にシンクロしようとしてブルブル震えながら動かしていた腕や指先が、深い呼吸と共にすーっと伸ばしたり曲げたり出来るのも不思議だった。身体と気持ちに余裕があるので、何より心の底から笑顔でいられた。

その後の日々は就寝中の身体の落ち着きが、うれしい変化だった。体重が均等に分散されて、仰向けでも横向きでも、どんな姿勢で寝ても楽だった。

セッション4回目

10/6
歩行チェック。前回から全身の軽快さは変わりない。この1週間で本当にわずかずつだが、歩行中に左膝が痛まない足の着き方が解りかけてきた。
うつ伏せで、顔右向き、右肩の下に半球ボール、右肘、右膝を直角に曲げ、左肘から先をテーブルから下にぶら下げて開始。左足指が着地しているかのように半球ボールを置く。寝相としてあまり良くないと言われているが、私も時々やってしまう体勢だ。なんだか死体のようだなと余計なことを考えて噴き出しそうになるのを堪えて、神妙に田畑先生の立ち位置に意識を集中する。また左耳に心拍音が聞こえて多少緊張している。
膝、腿、腰、肩等の下に、今までとは異なる、本当にわずかなイールドタッチ  。次第に身体が緩んでいくので、緊張してテーブルに預けられていない場所が把握できる。緩む反応も前より早くなった。しばらく見守っていただきリラックス出来たところで腕のワークが始まった。
私からは見えていない左腕の外側、肩から下がって三角筋が終わる辺りに指1本が置かれ、先生に言われて深呼吸がそこへ伝わっているのを感じてみる。呼吸と、身体の感覚を十分に感じながらゆっくり時間が流れていく。肩関節を包み込むように両手が置かれる。なぜかとても安心して満たされた気分になった。私が呼吸を吐くのに合わせて、ほとんど分からない位の力でそっと腕を引いて肩を伸ばして行く。腕の1点と、大腿の1点に場所を移動しながら同時に触れていく。身体の中で脚から腕の感覚が繋がっていくのを感じる。
体勢を全て反対の左向きに変えて左腕や肩に同じようにワーク。同じうつ伏せのまま脚の後ろ側や外側からCS60を当てる、というより摩擦させて移動していく。私はCS60を当ててもほとんど痛みを感じることがない。右膝の外側で、小さなピリピリ感があり、先生に「痛いですか」と聞かれたがそれほどでもない。脹脛や足首の周囲も同様だ。仙骨から骨盤全体を終え、最後は頭全体に摩擦させた。両足から、膝、腿、腰、胸と、いつもの温かいざわざわ感、微粒子の集まりがゆっくり移動してきて、身体がテーブルにめり込むと思うくらい温かく重くなって密着し始めた。今腰まで来ました、今胸です、顔ですと思わず先生に実況した。テーブルに接した身体の重さが、ともすると重苦しさにも感じられて、もしかしてこれが痛み?とも思われた。
立ち上がって歩行すると、身体全体が今までの半分位に軽くなった気がした。先生に「頭はどんな感じですか」と聞かれたが、今日もうまくこたえられなかった。
セッション後職場へ寄って仕事をし、歩いて帰るときにやっと気がついた。肩や腕が軽くなって、前回同様組織が無くなってしまったように感じる。今まで仙骨を中心に身体の支えを感じてきたが、それが全身に広がって後ろから支えられているような気がする。仙骨周りを感じながら、ふと幼い頃に親に抱っこされてお尻を支えられていた感触を思い出し、抱かれて安心し満足していた子供の自分に戻ったような思いが湧きあがった。懐かしいな、そうだったよなと幸せな気分で帰宅した。
10/7 1日目
洗面台の前で右腕を挙げて肘を後頭部に付けるように動かすと、肩関節がバキ、バキ、バキ、と3回鳴ってまた可動域が広がった気がする。肩が動いた感覚が、脱臼後肩関節が固まってしまった時に受けた、ほとんど拷問のような柔道整復に似ていた(柔道整復師は痛みを非常に心配したが、私が「脱臼前の状態に戻りたい」と切望して処置をお願いした)。
10/8 2日目
目が覚めると右の胸から腕にかけて、肩甲骨周辺が筋肉痛のように痛い。右腕を付け替えられたのではないかと思うくらいだ。だが右肩は確実に以前より動くようになった。肘を曲げて、右手の甲を肩甲骨につけられるようになった。これが脱臼前の状態だ。言いようもなく感動して先生に早く伝えたいと思う。
10/11 4日目
徒歩で出勤した。今までにない軽さ、足から頭までの繋がり、連動。頭頂から足が出ている。正に松葉状態。出勤時に通り抜ける地下鉄の駅の40段の階段を駆け上がった、脱臼骨折以来なかったことだ。退勤して歩いているとき、左膝が痛まない歩き方がはっきり体得出来てきたと感じた。両足の踵にしっかりと体重が乗り、今まで繋がらなかった左足首、膝、股関節が駆動していると感じた。膝の痛みを感じる回数が半減した思う。

セッション5回目

10/13
いよいよ最終セッション。左足裏と左脚の外側を意識して体重移動する歩行が定着した。このseriesのセッションを開始するまで両膝を屈伸する度にガクガクと崩れていた左膝関節のまとまりを感じている。
今までの歩き方より足首が使えているようで、長時間歩くと脛の前面に少し疲労感が残る。丁度そこが頸骨と腓骨の間で、10 series セッション中に意識して使うよう助言を受けた箇所だった。左膝痛と曲げにくい右足関節のために屈むことを避けて生活しているので使いようがないと思っていたが、そこが使えていると感じる。
身体の左側を下にして横向き、左腕は身体の後ろに抜いて右手はテーブルの横に置いたバランスボールの上、左脚を直角に曲げ、右脚を少し曲げて左脚の後ろに置く体勢で開始。左の股関節が窮屈で右膝の下にクッションを置いていただく。左股関節とテーブルに接している腿の外側が気になり、これは重み?それともかすかな痛み?と少し散漫になりつつ見守っていただいた。
前回よりさらに小さなイールドタッチを膝、腿、腰、肩に施していく。1回目セッションのタッチを1とすると、4回目が1/4、今回が1/8位の感触だろうか。2回目のセッション同様、緩んでいく身体に布やボールや指で様々な触れ方をしていただいた。左大腿の外側から膝の内側にかけてワークが効いていると感じ、そこは左膝痛が始まって以来いつも張りや緊張が溜まり、緩めたい、伸ばしたいと思う場所だった。頭をシーツでそっと包み込んで触れる。右の眼窩に触れられて眼球の重みを意識してみる。顔の力が抜けて軽くなるように感じる。
身体が緩んだところで右腕と右脚を上下に伸ばす動作を休みを入れつつ繰り返した。左腕と左膝は各々伸ばしている右腕と右脚の反対方向へ引いているので、右体側が思い切り伸びた。私の動作が今一つで、先生がかなり手を添えて誘導して下さった。10 series の3回目セッションで立位で教わった体側伸ばしをテーブルの上でしているようだった。
身体の右側を下にして向き直り、同じようにワーク。今までのセッションと異なり右半身の反応が早く、すぐにテーブルに落ち着いていった。左の眼窩に触れていただいたとき「重みを感じたくても左眼はありませんが」と口答えし(ごめんなさい)、触れられた指が額に沿って抜けて行くとまた顔が軽くなるように感じた。左脚の外側にCS60を比較的強めに押し当てたような気がする(先生がセッションルームの中を歩いて色々な道具が出てくるのはわかるのだが私には見えず、何で触れているのかはわからない)。「痛いですか」と聞かれたが痛みは無かった。
最後に下になっている右脚の脹脛に両手を添えてわずかに外側へ回し始めた。脛に触れて動かしているのに、身体の中で一番はっきり感じるのは右肋骨に付いている細かい筋肉がピリピリしながら引っ張られて少しずつ伸びて行くことだった。身体はこうやって繋がっているのだと改めて感じながら、脱臼骨折以来ずれてしまっている右膝と爪先の向きを調整しようと働きかけてくださっているのかなと思った。
立ち上がって歩いてみる。体側伸ばしのおかげか、四肢がX状に繋がったと感じる。左足を踏み出す時にいつも「頭からの繋がりが足りない」と感じていたが、今までより強くなった。それは左膝関節のまとまりと関係があると感じる。セッション前後の写真を見せていただいているとき、「もうお腹は固まらなくなりました」と先生に伝えた。
セッション後
回を重ねる毎に身体の中が繋がって行くのを感じてきた。今は歩いていると背中や肩や首や頭の皮膚の動きを感じ、身体の表面全て繋がっていると感じる。セッション開始後に感じた脚の関節のスムーズさが全身に広がった。仙骨周辺の支えがさらに強くなって、腹腔ごと、体幹が浮き上がるように歩ける。下り坂を歩くのが面白くて、10 series後は胸で滞空しながら駆け下りていたが(一歩ずつ踏み止まると脚が疲れるのでしない)、今は仙骨で滞空しながら下りられる感覚になった。
1年以上休んでいるフラレッスンを再開しようかどうか逡巡している。洗面台の前で左膝を深く曲げてステップを踏んでみると、痛みを感じないときがあり感涙する。「薄紙を剥ぐように」という表現があるが、痛みの感覚が日を追って僅かずつ減少したり、遷移したりと変化している。
10月も終わろうというのに気温の高い日が続き、ビーチサンダルを履いて家の近所へ買い物に出た。偏平足気味で靴底の平らな履物で歩く時にいつも痛んでいた右足の薬指と小指の痛みを感じなくなっていた。2回目のセッション以降、どんどん力が湧いてきた場所だ。床に足を置いたとき、指の着き方も左足に近くなって、右足の甲の変形が少し改善した。

 

大学院で舞踏を専攻されたヨガ教師(Advancedシリーズ)

10シリーズに引き続き、Advanced5シリーズのモニターに応募頂いた方のレポートです。

セッション1/5

何かの調子がいい、悪いというのは一概にも言えないもので、
調子の悪さがもたらしてくれるきっかけや気付きもある。
けれどそれを差し置いても、アドバンスを受けようと思いその波にふと乗れたのは
2年前に10シリーズを終えてから、身心ともに次のフェーズに入っていることを自覚していたからだと思う。
心の準備ができていなくとも、エスカレーターに乗ったように自然と体が運ばれて部屋に着き、
口をついて出る近況説明には、話をしている私自身が驚いた。それほどの無意識。
今回は思いもかけずロルフィングではなく、CS60を使ったセッションになった。
骨のきわに 「生体に蓄積している有害な迷走電流を排出する 」器具が当たると、鈍い錆がこすられるような感覚だったり、まったく違う部位が痺れたり、
全身がかっと熱くなって奥から汗が噴き出たり、細かい火花がちらつくようだったり、内臓がぎゅっと奥からねじれるようだったり…
痛みに強い自信があった私も悶絶するほどの痛みが走る。
けれど何かが響き、何かが放出されていくのは、まったく未知の感覚につま先を忍ばせて、わくわくとのぞき見するような楽しさがあった。
うつ伏せで仙腸関節に器具を当ててもらった時には、直後脚をまったく持ち上げることができなくなった。
けれど少し大腰筋を意識ようにすると、まるで歩いたことのない道をたどるようにして脚が持ち上がった。
今まで使う必要のなかった部分を酷使していたことが分かるとともに、こんな風にして動きを修正できるのかと、新しい光を見た気がした。
大腰筋の起始がアイデンティファイされたからなのか、最後に起き上がって歩き始めると、まるで新しい自転車に乗っているかのよう。
その身体には慣れないほどの脚のリーチの伸張があった。
どんなセッションであれ、そこには田畑さんとの信頼関係があるのは間違いないのだけれど、
今回一番大きかったのは、その関係性がまるで新たなものに感じたこと。
あんなに言葉数多く、笑ったり冗談を言ったりしながらセッションを受けたことはなくて、
その変化がおかしくてうれしくて仕方ない。
自分の体にものすごく集中して向き合っているのに、そこには軽やかさと無邪気さがあった。
数日経っても施術で痛みが噴出した部分には、変わらず筋肉痛や打撲のような痛みがある。
けれど少しずつ、骨を洗ったような心地よさとスペースが生まれつつある。
頭ではなく、体が了承している何事かの中に
堂々と立っていられる、そんなセッションが始まった。

セッション2/5

今回はうつ伏せで片脚ずつを90度に折り曲げ、CS60をほぼ当てるように使うセッションとなった。
前回からの間に衝撃的な出来事があったけれど、今までとは違ってそれを流せている感覚はある。
前回とても痛かった仙腸関節周辺はある場所にCS60を当てるだけで、足の先や腕まで痺れてくる。
坐骨周辺に関しては全く何も感じないけれど「出てますね」という。
私の感覚がすべてではないので、そこはお互いが呼応して出てくるものに委ねていた。
頭部に丁寧に当ててもらっているとき、あまり劇的な感覚はなかったのだが、耳の穴に当ててもらっていると蝶形骨の前辺りの広い空間を感じ、鼻がすーっと通ったことに驚いた。
統合はなかなか難しく、立ち上がったときには体全体がカチッとした箱のような感覚だったのが、歩きながらゆっくり馴染んでいった。
腕とのつながりを引き出すだめに少し胸骨の回旋を促すようなムーヴメントもした。
セッション後の写真は左右ふたつのシリンダーがかなりはっきりしていて、いままでずっと気になっていた右半身への傾きが解消され、脊柱のカーブが出ていたことが意外でうれしかった。

セッション3/5

この1週間はとても心が揺さぶられ、それに耐えることで必死だったためよく横になっていた。そのせいか体が起き上がることを拒否するように、ずっと脊柱起立筋群にだるい痛みがあった。
脊柱が動きと新しいつながりを欲しているようだった。
そのためか、今回は横向きで、CS60は使わないことになった。
珍しく体の感覚にフォーカスしにくく、思考が巡ってしまうことを伝えると、少し頭蓋へのアプローチが始まった。
そこではクレニオのようなタッチと、イールドが何とも言えない場を作り、頭を支えてもらっている安心感から、見事に脊柱がうねうねと動き始めた。
急激な変化というよりは、ゆっくりゆっくり。そして頭頂から、新しい頭がずいっと現われていくようだった。
 
一番不思議だったのは、セッション中ずっとシンギングボールのような金属の響く音が聞こえていたこと。
どこかで工事をしているのかと思うくらい遠くの音で、あまり幻聴の経験はないのでとても変な気分だったけれど、嫌な感覚はなかった。
けれど、今回頭蓋に働きかけてもらっていることと無関係ではない気もして、かといって因果関係もないような感じ。
実際立ってから、その音は聞こえなくなっていたけれど、あの音のおかげで聴覚器の周囲は意図しない空間を得たような気がする。
 
今回のハイライトは喉元の空間に初めて光が当たったこと。
そこでの支え方が変わると、今まで20年間くらいは課題だった胸椎の3,4番目が動きやすくなった。
起き上がってからベッドに座り、脊柱をひとつずつ動かす動きをやってみると、日々やっているはずだったそのクオリティがまったく変わっていた。
そして脊柱の動きに両掌を連動させていくことで、さらに上肢のつながりが引き出され、歩いた時にはもう元からその体で生きてきたかのようにとても自然で楽にいられた。

セッション4/5

これまでの3回で、骨盤内の空間が生まれて胴体と下肢のつながりが変わったり、左右のシリンダーがしっかりしたり、2次カーブがはっきりしてきて、それぞれ気がついてみれば長い間じんわりと気にしてきたことがひとつひとつ解消されてきた。
ここまでの変化を受け取るように、今回は頭蓋骨がうまく脊柱の上に乗っていない感覚があり、何かあるたびに感じてきた頚椎2-3番周辺の辛さを伝えた。
しかし最初に触れてもらったのは指の関節。
そこを支えてもらいながら抜けるところを探っていくと、ぶわぁっと手の記憶が蘇ってきた。
手で触れたもの、握ったもの、あらゆることを手で行ってきた。その強い余韻が広がってただ涙が流れるままに、その波が引くのを待った。
口の中に指を入れるマウスワーク。
前回頬骨を休めたときに前頭葉が広がってきたのと似て、奥歯に触れた指を軽く噛みながら上顎と下顎を緩めていくと、頚椎と頭蓋骨がじりじりと新しいつながりを探していった。
起き上がり、立ち上がるのはとてもスムーズ。
新しい体のバランスだけれど、それが元々そうであったように、今回は自然に歩き始めた。

セッション5/5

2年前に10シリーズを終え、まさかアドバンスまで受けることになるとは思わず、大きなものにぽいっと放り込まれるように始めたけれど、気がつけばそれは迷走神経の存在をはっきりと感じ、仙骨前面から腹腔、胸腔、頭蓋腔…と体の空間への響きを味わいながら、四肢と脊柱の自由さを取り戻す旅だった。
最終日。
不思議なことにこれと言って大きな主張は体から聞こえてこない。頭部の乗り方にも違和感はないし、歩いてみても、田畑さんも「四肢もよく動いているし、うーん…どうしましょう?笑」と言われてふと気がついたのは、最近こうなりたいというビジョンがまったくないということ。そして現状の把握も非常に境界が曖昧だということ。それが悪い心地はしないのだけれど。
「ノープランなんですけど」と言われて始まったけれど、もちろんそこに不安はない。
仰向けで腹に触れられそこと仙骨の間の空間に意識を向けると、そこには感じたくないものがたくさんあることに気がついた。
涙が流れるけれどその記憶にはフォーカスしないよう努める。体を他人のために使ってきたこと、それくらいしかできないと投げやりに自分を卑下していたこと、そしてもうそんな必要はないのだと体がささやいた。
その空間のエネルギーがなかなか行き場を見つけないので膝を立てた。足場をもらい、少しずつ骨盤内の空間は気にならなくなっていく。左肩に触れていてもらうと、左側の空間のエッジがはっきりしてきた。
首周りの静脈を休めながら胸腔の入り口に触れてもらうと横隔膜が大きく動き始めた。心臓の輪郭がはっきりする。
劇的な時間の波ではなく、濃い時間が筒状に流れていく。部分ではなく、構造が静かに変わっていく。
起き上がってからの体もとても安定していたけれど、腰を掛けて首の両脇、後頭骨と環椎の間に触れられると、一気に横隔神経が感じられて胸郭の内側の壁がはっきりとし、頭蓋骨と椎骨の間にも今まで気づかなかったスペースが開いたために、眼球がどこにどんな大きさでどんな風に乗っているのかがはっきりわかった。
立ち上がった両脚は二軸がしっかりとし、その支えを受けて骨盤の内側の空間が広く、しかし充実したまま動きのある腹部を支えている。
意図はしていなかったのにずっと気になっていた肩甲骨は羽のように広がって胸椎にも優しいカーブ、そして開いた鎖骨が喉元をしっかりと支えて話す、息をする、ものを食べるその通り道に安心感。コンテンツの多い頭部も広がりとまとまりを備えていた。
ああこうなりたかったんだ、そんな体だった。
親和で繊細、わずかなわずかなtouch.そうでなければ扉を開いてくれないほど深層にある感覚。
「よくなる」ということさえ望まないくらい、現状をすべて受け容れる訓練をしてきたけれど、それでは停滞してしまう何かがあった。自由になればなるほど、手放せば手放すほど、どこかに沈めた感覚の残骸があった。
奥深いそれに気づきながら、掬いながら、撫でては流していく。留めなくていい。融解しなくていい。
少なくとも私は今生きていて、この血は流れ続け、細胞のひとつひとつは生死を繰り返している。
私はいきいきと動いていたい。
交わり流れる、躍動するそのすべてを包み込む体でいたい。
セッションが終わってエレベーターホールに出ると、嵐が過ぎたあとの眩しい夕焼け。その光に呆然としていると、それを見に来た田畑さんと鉢合わせした。
二人で静かに屋上に上がった。
空と地面の間に自分という存在があった。
今度は溶けながらも、しっかりと。

 

間合いのワークの感想

私のセッションを世界で一番受けているクライアント,Kさんから,触れずに間合いだけで受け手自身のプロセスに任せるという,”何もしないことを敢えてする”ワークの感想を頂きました。Kさんには,Rolfing,Somatic Experiencing, CranioBioなどなどすべて体験して頂いています。以下ご本人の許可を得て紹介します。

“立つ位置を決める段階で、すぐに身体の先生のいる側がじんじんと反応したり、頭、首、胸部が先生のいる頭頂方向に伸びていって首が楽になったりと、いつもより違いがハッキリとしかもすぐに出ました。首がセッション開始直後からこんなに楽になることはこれまでほぼ無かったと思います。立つ位置を決める際、身体がじんじんしたりすることも初めてでした。以前は変化のための準備として少しでもリラックスできる位置を感じて判断していましたが、今回は反応や変化が身体のどこに、どれだけ、どんなふうに起こるかの違いを判断している感じでした。それとうっすら残っていた喘息も5,6分で楽になっていました。

今回はいつもより反応がすぐに始まってするするとスムースに進んでいき、変化が途切れそうな感じや、見失いそうな感じが全くなかったので常にリラックスして身体の変化や反応を味わえたこともあり、すごく楽しかったです。

なにかのエネルギーが滞るというか行き先を探りながら同じところでぐるぐるとうねっていたりすることもなく、範囲の広がらない同じ部分での反応でも常にその反応、変化が進んでいる感覚がありました。変化しているところで感じるエネルギーもよりクリアで軽く、もたれない感じでした。

意味のある深い変化が軽く楽に起こり、スムースに進んでいくことはこれまでもありましたが、それのもっと良いものという感じがしました。しかも今回はそれがセッション冒頭から最後までずっと続いたので、変化を簡単に把握できることもあり、変化に夢中になっている内にあっという間に終わってしまい、先生が直接体に触れた時間が実は無かったことに言われるまで全く気づかなかったほど充実したセッションでした。量子波以外でこんなに身体の中に人を元気にするような陽性のエネルギーを感じる時間の多かったセッションも初めてでした。

終了直後も体が軽快で、頭の中も身体の感覚もクリアでした。(セッション自体も軽快さに溢れていたと思います。)考えがまとまりやすく読むスピードも理解力も良くなった、と自分では思います。”

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