ドイツで活動されている舞踏家4/10

第4回目 

起床してすぐに、足首が柔らかくなっているのに気づく。足首を回すついでに手首も回す。これも回しやすくなっている。

歩き始めると、肩関節から少し内側に移動した所で時々左肩が痛む。かかとはまだ痛む。

今日の施術も右側を下にしてスタートする。

体側に重みを感じつつ、骨盤の重みにも意識を向けるよう指示される。仙骨周辺の緊張をゆるめ、追って仙骨・恥骨にも順に重みを感じていく。腎臓と脚のつながりにも意識を向ける。

時々荷重のかけ方が変わるのか、ガクッと態勢がずれてポジションが変わる。

下腹部や腰回りの骨格や角度をそこだけ意識することが普段なかった。内側の角度と重力を感じるということ自体が新鮮だ。

施術後座ると、下半身がとても重く感じる。おへその裏側、腹の中が重い。

これまでは歩く時になぜか蛇行してしまい、直線上を歩けなかったのが、自然に直線上を動けているように感じる。

頸椎の上で頭を乗せる感覚を一瞬つかめたように思う。

水が入ったバッグのように胴体がゆらゆら揺れている。その上に頭をロックバランシングのように載せる。頭が載ったポイントから尾骶骨まで一本、物差しのようなラインが通った。上部、つまり肩のほうが左に寄った斜め線に感じられる。これまで慣れていた重心線が逆に右に傾いていたということだろうか?

楽器を演奏する時のポジションについて田畑さんと考察する。

ピアノを演奏する時は脚で床を踏みしめる。腰を定点としてしっかり支える必要がある。普段は肘や手首への負担を減らすために、椅子の位置を高めに設定しているが、そうすると足が地面に着かない。短足のためだ。

解決策としては、椅子に浅めに腰掛けて、前のめりで半立ちのような姿勢で演奏する

帰宅してから、仙骨の角度を変えて改めてピアノの前に座ってみて、できることとできないことを観察してみようと思う。

施術後は毎回、バネ指がスムーズに動くようになっている。指自体に直接アプローチしている訳では無いので、おそらく、肩と手首の可動域が大きくなったことに関係しているのだろう。

帰宅中、脚を出す際に仙骨を中心として腰が回転するのがわかる。

仙骨周辺の可動域が大きくなったためだろうか。

下腹部が柔らかい。引っ込めたり出したりしてみる。

肩関節も柔らかくなっているようだ。痛くて一時はファスナーが閉められなかった左肩だが、スムーズに動かせる。肩関節の中にスペースが生まれた感覚がある。しかし角度によっては痛みが少々残っている。

夜、横になって寝た時、骨盤が前に突き出ているのが分かる。若い頃はもっと出ていたことを思い出す。

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