共鳴現象を使う

最近ようやく施術者の立ち位置、望ましい状態がはっきりしてきた。

施術者がどこに自分の波長・波動を合わせて、どこからワークしているか?ということが本質で、テクニカル的なことはあとからついてくる。

トラウマあるいは不具合とワークするのか?

それともその人の健全な部分とワークするのか?

自分の健全なところに波長を合わせているのか?

マニピュレート(一方向的に操作)するのか?

それとも共鳴を使うのか?

これらの問いかけをしていくと、自分が何を目指しているのか明確になるかもしれない。

他者に何かを与えて(自分が与えたような気になることで)、何かをやった感や優越感を満たしていないだろうか?

自分はトラウマや病気の波動に合わせることで、それによって得るものがあるのではないか?

共鳴を使うということはそれらを手放すこと。自分が健全なところにアクセスしながら、そこに同調してくるのを待つ。

或いは相手の中にある健全な波長にフォーカスをずらさずに、そこを観続け、広がってくるのを待つ。

受け手が、受け手のつながりの甘いところや感覚が行き届いていないところが、健全なところに共鳴してくるのをひたすら待つ。

統合のための本質はそこで、それぞれの施術者の入り口や切り口が違うだけなのかもしれないと思う。