ホ ・ポノポノとロルフィング

先日、平良アイリーンさんの新書、ホ ・ポノポノ ジャーニーの出版記念会にいってきました。私たちにできることは、記憶の再生、言い換えるとパターン化していること、これは潜在意識に刷り込まれていることから、自由になるために、記憶をクリーニングする、ということ。無意識に語りかけ、諭すように、4つの言葉を繰り返す、それがホ ・ポノポノの基本です。 記憶という制限/滞りを外していくと、可能性が開いていく、というのは、ロルフィングも同じだと思いました。

無意識の表れである身体を変えるというのは、無意識にダイレクトに働きかけるのと一緒です。その滞りが減ることで、身体を通して人間の可能性が開くのを邪魔しているものを取り去る作業は、ホ ・ポノポノと共通です。

そこで話された、いろんなことに因果関係はない、という話も印象的でした。物事には一見、因果関係があるように見えることがあるけれども、実際に何が起きているかはわからない。身体への介入によって、何が起こっているのかは、正確には誰にもわからない、無意識の中のプロセスと身体というブラッックボックス内で起こることは、実は誰も追跡しきれないし、その必要もない。だから、つい上手に説明やプレゼンができるとなんとなくうまくいった気になりがちなのだけれども、そのことにはほとんど意味がないことになります。受け手の気休めにはなっていると思いますが。。

本当の自分、言い換えると、囚われていない自由さを取り戻すには、いいと感じているものも制限と感じているものも含めて、まとわりついているものをまず手放してリセットする必要がありそうです。