片頭痛・緊張型頭痛に長年苦しみ,薬物乱用頭痛と診断された方へのAdvancedシリーズ

Advanced Rolfing5回シリーズ終了後に,継続のセッションをお願いされた時に,

「自分が信用できない」

と仰ったことに対しての補足説明と共に最後のセッションでの印象的な体験のレポートをお送り頂いたので,ご本人の許可を得て,以下紹介させて頂きます。

 

 

長年の頭痛治療で、片頭痛・緊張型頭痛から頭痛薬による薬物乱用頭痛と診断され、頭痛薬の服用をやめたうえで、頭痛の予防薬(抗うつ薬・抗てんかん薬)と鎮痛薬での薬物治療を受けていました。

 

頭痛薬の服用を1年近く中止しても頭痛が続いていたこと、頭痛の名医と評判の医師からの暴言、

また、医師を変えても結局は同様の薬での治療であったこと等から、通院を止め、なんとかしたい

と思いながら毎日2~3回は頭痛薬をのむという生活を続けていました。

 

田畑さんのセッションを受けて初めて、薬なしに頭痛がないという経験をし、以後、頭痛があっても薬をのみたいとは思わなくなりました。画期的な変化で、このことも大変感謝いたしております。

 

しかし、また以前のように、痛いのだからどうしようもないと投げやりな気持ちになり、頭痛薬を使い始めるのではないかという不安もあり、継続をお願いいたしました。

以上「自分が信用できない」ことについての長い説明です。

 

さらに別件ですが、土曜日のセッションで不思議な体験をしました。

田畑さんが私の頭を持たれ、その手に頭を預けていた瞬間、自分が心地よい場所におり、頭をそっと優しく支えられて生まれてくるイメージが浮かぶと同時に、私はこのように生まれたかったのだと強く感じ泣きたくなりました。また、自分が向き合っていない、避けてきたということがわかったとも思いました。何に向き合っていないのかは曖昧です。

泣きたい気持ちを抑えこんだように、抑え込んでいるということも感じました。

 

これは何かできすぎた話に思えて、当日はお伝えしなかったのですが、私にとって印象的な出来事でした。

 

突然長々と書き連ね失礼いたしました。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

ヨガ教師 の体験

ROLFINGについて

花村 睦

ロルフィングを御願いしようと思った一番の理由は、

私を無条件に愛してくれた父が3年前に亡くなって、悲しみが薄くならなかったからです。

 

実家に帰って、優しく微笑んでいる写真を見ると、父は幸せな人生を送ったのだろうか…、

私は、父の気持ちや想いを知って父を看取ることができたのだろうか…などと考え、

必ず涙が流れました。喪失という本当の言葉の意味を、今まで知らなかったと思いました。

そして、私の気持ちは、決して言葉で説明できるようなことではない…と分かっていました。

 

この気持ちを断ち切るのではなくて、自分の内側に大切に納めたいと思っていましたが、

『スピリチュアルなヒーリング体験』を騙る怪しげなヒーラーが存在することを知っているので、

『科学的に説明できるような根拠を持った人』に、自分の状態を見てもらおうと決めていました。

 

二つ目の理由は、母が私に繰り返し話してくれたことでした。

当時分娩時に麻酔をすることが流行して、私を産むときに、母は繰り返し麻酔をされました。

母は、2日間麻酔をされて体力的に限界になり、私は「かんし」でこめかみを挟まれて産まれてきました。

小さい頃は、とても怖がりで2歳近くまで、誰かに手をつないでもらわないと歩けなかったそうです。

 

産まれてきたときの私に何が起きていたのか分かりませんが、自分が産まれた瞬間が、

自発的なものではなくて、誰かに強いられた結果だということ(その意味)を、昔から考えてきました。

 

田畑さんのHPの中で、出産時のトラウマについて体験のあった人の話を読んで、

田畑さんにロルフィングの施術をして頂くことで、自分が今まで長い間持ってきた疑問を

解決できるのではないか…と思いました。

 

そして、20年程前に、初めてロルフィングのセッションを受けたときに、『心だけでなく、

身体の筋肉も感情を覚えている』とロルファーの方が話していたのを思い出したので、

もう一度、ロルフィングを受けようと決意しました。

 

自分の中の大きいテーマはこの二つでしたが、10回終わってみて新しい気づきがあったことが

いくつかありましたので、その中で大きい体験を書いてみることにしました。

 

初回、施術を受ける前に治療台に座って真っ直ぐ前を見たときに、

床と壁の境目が右にかしいで、ボールをころがしたら、勢い良く右にころがりそうな感じがしました。

首も左後ろに曲がりませんでした。

 

施術中に、田畑さんに頭を持たれて、呼吸に意識をむけていたら、首と頭のつながり部分が

伸びて広がりました。

首がどんどん伸びてきて、鼻の裏のあたりが、鼻水がながれるような詰まった感じがしました。

 

突然、涙が流れました。恐怖感、自分を変えられるような嫌な気持ち感じていました。

呼吸を続けて落ち着いてきたら、涙がとまり、また後頭部のあたりが伸びました。

 

自分にとって、一番体験が大きかったことです。今現在は、首にかなり自由さを感じています。

左後ろに首をねじっても、稼動域が広がっているのがわかります。

 

「かんし」分娩の後遺症とも関係があるのか…と考えたりしますが、自分では良くわかりません。

 

3回目が終わったころに、自分の感情がまっすぐに直接的になってきたことを感じました。

特に、怒りを悲しみにすりかえずに、怒りの感情としてまっすぐに感じられるようになりました。

人に向けてはいけないような、暴力的な感情であることに戸惑いを覚えました。

 

それと同時に、瞑想中に首が良く動くようになりました。(以前から瞑想をしています)

ある時、夜11時頃寝て夜中の1時頃目が覚めて、瞑想をしたことがあります。

突然首に大きな動きが起きました。

勢い良く水が出たホースを地面に放っておくと、ホースがグルグル回転するような感じ。

頭の中にある何かを脱水機が回って脱水しているような感じ。

20分位続いたあとで静かになり、その後の眠りはとても深くて、本当に静かでした。

それが最後で、それ以来、瞑想中に首が極端に大きく回ることはありません。

 

3回目が終わったあとで、ひどい腰痛になりました。

立っていることができずに、1日寝込みました。ホットタオルで暖め続けたら、痛みはなくなりました。

時々、セッションの後で腰や膝が痛む事がありましたが、通常は暖めれば1日か2日で治りました。

 

4回目が始まる頃には、肋骨の左右の動きをはっきりと自覚できるようになりました。

肋骨が自分を他人と区切っているような、自分の胴体が独立したような感じ。

呼吸が横に広がって、肺に広がりを意識しました。

 

相反するようですが、

それと共に、外側の筋肉や骨が自分を支えているのではないという体験がありました。

背骨が支えているという単純な感覚ではなくて、内側の力が外に広がって自分のコアを感じました。

自分を外側からよろいやコルセットを着て支えなくても、ガードしなくても良いという感じです。

外から自分を固めるのは間違っているような感じで、自分の身体への印象が変り始めました。

 

10回のセッションが終わってから、いつの間にか、腰が痛む事がなくなりました。

以前は、深い前屈などのヨガのポーズをすると、腰が痛むことがありましたが、最近痛みはありません。

 

施術中は、骨盤まわりがゆるんでカタカタと動くのを良く感じました。

終わった後で、ボンヤリして、電車を乗り過ごしたこともありました。

その感覚から、日常の身体の感覚へと戻っていく時間を、とても大切に思いました。

自分の身体に対する気持ちが良いものへ変わることを、いつも望んでいました。

 

施術後半になると、ボイストレーニングの先生や、水泳の先生に、痩せたわけではないのに、

ボディラインが変わった(すっきりとした)と言われるようになりました。

 

最近は、特にダイエットをしているわけではないのに、お腹まわりと背中の脂肪が、少しずつですが、

落ちてきました。

ようやく、外側で自分を守ってきた脂肪をはいらない…ということを、マインドが理解してくれたように

思っています。

 

喪失感と、分娩時のトラウマの解消については、正直なところ、まだ良く分かりません。

もう少し時間が経ち、何か関連するような出来事があったときに、自覚ができる新しい気づきが

でてくるのではないかと思い、ゆっくりと自分を育てようと思っています。

 

これからは、急がず、ゆっくりしたペースで、田畑さんにロルフィングの施術を受けて、

心と身体の調整をしていきたいと思っています。

 

心から感謝しています。

鉗子分娩でお生まれになった方

5回セッション後の感想

 

帰り路は仰せの通り とても足取りが軽くて どこまでも歩いていけそうな感じ、歩いていきたい気持ちがしました。

自転車を漕ぐのも軽々だったので吃驚しました。

 

身体は右側が伸びて実感としては左側にグイ〜〜ンと曲がっているような気がします。

歩くときにお尻の後ろ側が意識に上ります。

全体としては 自分を以前より後ろから見ている感じです。

この感じは乗馬に役立つだろうと思うので 今から次のレッスンが楽しみです!

 

いつも吃驚するのですが

例えば何気なく立っているとき ふっ、と「こんな感覚は初めてだ」「生まれ変わったみたいだ」と感じます。

私はこの感じがとても好きです!

 

きょうはセッション中に「今までにコレで腱鞘炎は治るはず」と教わってあれこれ40年近く試してみたことは見当違いだった。。という思いが浮かびました。

それに限らずセッション中によくいろいろ気づき、というよりは思いがふっと浮かんできます。

それらは「う〜〜ん、そうだったんだ」と自分で納得できる物ばかりです。

回を追うごとに本来の自分に近づいていくような気がしています。

 

いつもセッション後より後から気づくことが多いので書いてみました。

 

第7回目後の感想

 

前回のセッションは 今までで一番衝撃的でした。

いろいろお知らせしたいのですが 頭がパンクしているような感じです。なんだか頭が今までの労力の10分の一くらいで機能するようなので 使い方に慣れていないような感じです。セッション後 左へ左へ重心が引っ張られるので いつもは恵比寿に出るのですが 目黒川沿いをぷらぷらぷらぷら大橋まで歩きました。こんなに注意散漫だと 車にはねられるんじゃないか、と自分でも心配なほどでしたが そういう危ない目には一度も合わず 人との会話も普通に成立していたので驚きでした。いつもはもっと注意を集中してそれらのことをしているらしい・・・です。それ以来 ゆるゆるゆるゆる 快状態で暮らしています。

 

帰り道で「今までは夢(現実でないという意味で)を見ていたのだなぁ。。」という思いが浮かんできました。これが全てカンシ分娩のせいだとすると とんでもない暴力ですよね!そういう生まれ方をした子供には出来るだけ早い時期にロルフィングをすべきだと思いました。

 

最初は田畑さんのロルフィングの技術に100%、ロルファーとしてのあり方に100% で 200%満足だと思っていましたが

その後、お話から ロルフィングの求めている物、その求め方(無理なく身体に任せる)などを知り それぞれで100%で今は400%満足です!

こんな素晴らしいものがあったなんて!・・・凄い!考え付いたアイダ・ロルフはどういう人だったのでしょうか?

正しい姿勢を無理にとろうとすると却って無理がかかるので調整された身体にゆだねれば良い方向に向く(・・・というように理解しましたが)という考え方は怠け者の私には思わず「バンザ〜イ。私にピッタリ」と後から気づきましたが あの瞬間、「殆ど宗教の領域だ!」と感動しました。

 

考えてみれば無理にしても出来ないのですよね。多くの人がロルフィングを受けて努力、気力、体力、熱意、能力などなどに頼らない ねじれ、よじれのない身体になれば何かに執着や依存することのない楽で快な人生が送れるかも? 私自身は変化が愉しくて このままず〜〜っとセッションを受け続けていきたい。。と思っていますが 矛盾するようですが コレ(人と技法)に依存しないですむロルフィングのシステムは素晴らしい!と思っています。

 

Rolfer’s note:

鉗子分娩による出産の影響が多岐に渡っている可能性が考えられましたので,髄膜等の深部膜組織に生じていた制限の解放にもつながったのだと思います。