シンガーソングライターの方からのお便り

ピアノ弾き語りで歌うスタイルのアーティストの方からお便りを頂きました。以下了解を得て転載させて頂きます。

田畑先生

こんにちは。ちょうど昨年の今頃からセッションを受けていた○○△です。その後の経過とお礼をお伝えしたくメッセージしました。

 

セッション終了後1ヶ月くらい(12月)の時点で腰や首の痛みがとても軽くなったのを感じました。以前のような腕の痺れも今はなくなり、全体的に体が良い方向へ向かっているのを感じています。

セッションを通して体を丁寧に優しく扱う事や体の繋がりを学び、自分の演奏する音楽についてももう一度見直すとても良い機会を与えて頂きました。これからもセッションの時の感覚を思い出しながら、力みのない良い演奏を目指してゆきたいです。ほんとうにありがとうございました。

どうぞ素敵な夏をお過ごしくださいませ。

○○△

高音域が出せるようになったボイストレーナー

シンガーで,ボイストレーナーもされている藤本涼子さんのロルフィング体験レポートです。

“ロルフィングは、整体や鍼などのボディワークの一つですが、私が先日アメリカにて資格取得のために研修を受けて来た『ソーマティック ボイスワーク』も影響を受けて紹介されているボディワークです。

世界で活躍するアスリート、演奏家やダンサーなどのパフォーマーなど身体を使う人たちの向上にも効果があり注目されています。

体験記の文章は長くなってしまいましたが、

”病気ではないけど、毎日身体が痛い、重い、気分が滅入る”などの状態に悩んでいたり、

他のボディワークに通い続けていても良くならなかったり、

発声や演奏などの技術の向上の為に興味がある方など、どうぞご参考下さい。”

↓↓↓

ロルフィングを受けて

田畑先生のロルフィングの10回シリーズのセッションを終えてから時間が経ってしまいましたが、私の体験記をお伝えしたいと思います。

<ロルフィングを受けようと思ったきっかけ>

田畑先生のスタジオに初めて伺ったのは、関東へ初めて移り住んだ2014年の秋でしたが、それ以前は2009年から2014年の夏までニューヨークでボイストレーニングと、専門学校でジャズボーカルを学びながら音楽活動を行っていました。

ニューヨークに住んでいる時から、日本に帰国して東京でロルフィングを受け始めるまで約一年間ほどの間、左側の肩甲骨の下の辺りが激痛があり日常生活にも支障をきたすようになっていました。

もともと重い肩凝りやぎっくり腰で、日本では鍼やカイロプラクティック、整体、整骨院など色々なボディワークを受け続けていましたが効果が持続しなかった為、ニューヨークではたまに我慢の末にチャイナタウンの指圧マッサージに駆け込む以外は自分で自分の身体を良くしていきたいとヨガに通っていました。

しかし、思いと裏腹に、しゃがんだ時に手を伸ばして物を取ろうとするような動きの際に息が止めるほどの痛みが走ったり、マッサージやヨガで少しマシになったと感じても寝て起きたら必ず寝違いのように身体が硬直しており、寝ることによって逆に疲れがたまるような状態になっていき、いよいよ深刻化していました。

それまでの様々な治療法が対処療法的な効果にとどまっていたので、根本治療についてはほぼ諦めていた中、大好きな作家のよしもとばななさんのエッセイを読んで、ロルフィングの存在を知り興味を抱いていました。といっても、ロルフィングについての説明書き等を読んでも実際はどんな感じなのかがピンとこないままでしたが、「とりあえず受けてみよう」と、関東へ移り住んで間もなく先生のもとへ訪れました。

<ロルフィングを受けてまず感じたこと>

田畑先生から「身体を預けて」「身体の重さを感じて」という言葉を掛けられるまで、自分自身では寝た状態でリラックスしているつもりでも、実は身体に力が入っていた、ということに気付きました。

そのきづきの上で、例えば腕など身体の一部分に集中してベッドや先生の手のひらのなかに預けていこうとすると、筋肉が弛緩していく過程や、温度の変化などを感じる事ができました。

”身体を預ける”、”ゆだねる” という行為は、信頼している相手とでないと出来ないと思いますが、田畑先生に最初にお会いして、カウンセリング時にお話している時から、静かで落ち着かれている雰囲気や、同時に温かみのある印象を感じることが出来たので、初めから信頼して身体を預けられました。

セッションの為に身体の状態を観察されているだけでなく、何となく心の状態も洞察されているように感じましたが、嫌な感情や壁を作って隠そうという思いにはならず、むしろ理解しようとして頂いてる有り難みを感じながら心をオープンな状態にできました。

初対面からそう出来た土壌として、先生ご自身の人柄と共に、よしもとばななさんの小説の作品などによって感覚を信じれられていたため、そのばななさんが信頼して推薦されているんだという安心感もあったと思います。

<ロルフィングのセッションの様子>

セッション中にふわっと電流が走ったような静電気の放電するような感覚を感じたり、「ガクっ」と肘が緩んで勝手に動いたり、という面白い現象がおきましたが、ロルフィングによってブロックされていた可動域が広がったときなどに身体が勝手に自然な方向性に向かってくれているとのことです。

先生からの自分の身体の感覚への問いかけや、身体の一部へ意識を向けるような言葉の導きと、ソフトタッチのみの施術によって、なぜ身体が変化していくのか不思議でしょうがなかったのですが、ただはっきりと分かった事は、田畑先生には私に見えていないものが見えているんだなということでした。

先生により指示を受けた身体の部分の重みに対して意識を集中していきますが「あ、感じられたな」と自分で感じた瞬間に、先生も寸分違わず「そうですね」と言ってうなずかれていました。

自分の身体への意識を深めた時に、自分自身も集中してやっと感じられるような繊細な感覚を、田畑先生は観るだけで確実に捉えられていることが、私の身体の状態を理解してくれているんだという信頼をより深めることにも繋がるだけでなく、有り難みを感じました。

<身体の変化>

ロルフィングは、身体の統合状態を高める目的で、痛みを取り除いたりヒーリングが目的ではないと書いてあり理解していましたが、それでも一回目のセッションから確実に痛みへの効果もあらわれ激痛が知らない間に消えていました。

激痛がなくなると、自分の身体に対して薄情なもので、新しい生活や仕事をセットアップしていく事に集中しつい無理をして身体をおざなりにしてしまいがちでしたが、それでもヨガをやっている時や、歌っている時に色々な変化を感じられました。

セッションの中盤頃の時期には、それまでも苦手だった、左側足だけで立ってバランスを行うヨガのポーズがすぐに崩れて出来なくなるという時期がありました。また、左足で立つバランスポーズでは、左足付け根のあたりが痛くなったり、左の片足で立つことこと自体がとても難しくなったのですが、先生によると、身体のバランスが変わっているために、それまであまり使っていなかった筋肉を使うことで痛みも出てくることがあるとの事で納得できました。

実際に、セッションの終盤にはそれまで使っていなかった左足付け根の筋肉もついてきたのか、痛みも減っていきヨガのポーズもバランスがロルフィングを受ける前よりも無理なくバランスポーズが取り易くなったように感じました。

<ロルフィングによる発声の変化>

身体の激痛も取れた頃、発声についての変化にもより意識が向けられるようになっていきましたが、発声について心から嬉しかった変化の一つは、一定の音域でどうトレーニングで努力してもコントロールが出来ないと感じていた発声時の身体や意識の使い方と実際の発声が一致していったことです。

もともとニューヨークへ渡り、ボイストレーニングを受け続けていたきっかけは、大学時代から歌の活動を行ってボイストレーニングなどの発声教育を受けないままソウル系やゴスペル系のパワフルな声に憧れて真似しようとした結果、無理な発声を繰り返す事で次第に同じ音域で声割れや裏返りが毎回起こるようになり、その音域以降の高い音が出なくなったこと、低い音域でさえも音程が取れないほどコントロールが出来なくなったことからでした。

それまで、高い声を”頑張って”出しており、身体が硬直して絞り出すように発声しその声で耳が痛くなっていました。1、2時間も歌えば、かなりの疲労感と喉が痛くなるという事を続けてきていましたが、それでもそれを乗り越えれば上手くなるんだと思いこんで、余計に悪循環を続けていました。

具体的には、私の場合、チェストボイスが得意で、ヘッドボイスが開発されていないままブレイクポイント(ブリッジポイントやパッサージオなどの呼び方もあります。ヘッドボイスとチェストボイスという声区の移行の音域のこと)にさしあたってもチェストボイスのまま押し切って高音域を発声し続け、声帯がヘッドボイスでの声区での出し方へ移行できずに声割れや裏返りが起こりましたが、それを阻止しようと首の筋肉など身体の力みによって声帯を閉じようとしていた事が原因でした。

問題がおきてから、ボイトレ本などを読みあさり少しずつそのような発声に関する知識を知りながら、よい発声を体得できるようにと様々なボイストレーナーのもとでレッスンを続けていくことで、すこしずつ改善していきましたが、乾燥や風邪をひいた後など少しでも喉のコンディションのバランスが崩れると、声帯の動きが固くなったように感じられ声帯の閉じや振動がうまくいかずに、やはり声の割れや裏返りが起こり易くなっていましたが、ロルフィングを受けていく過程で、より自分の発声の感覚と実際の発声の状態がだんだんと一致していきました。

声の高低や音量は、声帯の閉じ方や長さ、息の量のバランス具合や共鳴や調音などによって変わりますが、その声帯は例えば指を動かそうと意識して直接はたらきかけられる筋肉ではありません。そのため、呼吸法、口や舌などの発声器官の状態や動かし方、共鳴の位置の感じ方、姿勢などの身体の状態や使い方などの総合的なバランスによってより効率良い無理な負担を強いない発声をボイストレーニングで目指していきます。

ロルフィングを受ける前、どんなに自分ではそれらをきちんと意識して行えるように、発声の仕組みに関する知識を勉強しながら、実践できるようにボイストレーニングに通い続けていても、その感覚と、実際に出る音が一致するときとしない時が自分で予測出来ない状態でした。なので、実際に声を出してみて声割れがなければ「ああ良かった」と安堵し、出した声が割れてしまえば落胆するという状態した。

当然、ライブなどで歌う時は常に自分の予測出来ない声割れや裏返りに対して不安でいっぱいでした。問題の音域になると身体が硬直し、緊張状態がより高まってそれが自然で楽な発声から遠ざかるという悪循環でもありました。せっかくボイストレーニングによって、それまでと違う楽な発声法を体感できていても、常に再現できるという自信がないことから、ライブでは声割れなどを回避するために、場当たり的に以前の発声法で乗り切ろうとして声枯れや痛みを感じており、発声の向上と後退を繰り返していました。

そのような事をトータル10年間かけて続けながらも、高音域も低音域方向のどちらにも音域が以前より広がったり、より楽に歌えるようになったりという成果は確実に出ていましたが、それでもある一定の音域での声割れは避けられずトレーニングだけでは難しいのかもしれない、と限界を感じていました。

それをロルフィングによって身体のバランスを整えて統合状態を高められて、身体感覚と発声状態がより一致することが出来たことで、発声時の自分の声帯や喉への信頼感、安心感も高まり、歌う時に発声への不安を抱えるということが大幅に減りました。

発声への不安がないということや、自由自在に声を操れる感覚を持てることで、歌唱による、より自由な表現が可能になります。長い間ずっとそれが出来ることを渇望してきましたが、制限無く思いのまま自由に歌えるという状態へ一歩近づけることができました。また、ライブでは2セットのステージでトータル2時間ほど歌いますが、声が枯れたりすることも痛みも感じる事もまったくといっていいほどなくなりました。

二つ目の大きな嬉しい変化は、ロルフィングを受けたことでヘッドボイス(頭声)の響きをより感じられるようになったことと、高音域が広がったことです。

ニューヨークで、色々なボイストレーナーのもとで学びましたが、後半の時期にはヘッドボイスをより開発していきたいと思い、ヘッドボイスをより使って歌うオペラ歌手でもある大学教授のボイストレーナーのプライベートレッスンを受けていましたが、高音の響きが抜けていかない感じで高音の響きをブロックするような天井があるような感覚でなかなかヘッドボイスの強化が難しかったです。

ロルフィング7回目の頭蓋骨へのアプローチのセッションの翌日に、いつものように発声のウォーミングアップから高音域の開発をするエクササイズを行っていたら、楽に高音が発声でき、それまで出たことのない高音が出ました。

それまでのライブでの最高音の設定は安定して出せるF5(国際式のオクターブ表記法/科学的ピッチ表記法による音程)までで、高音エクササイズ時の最高音はB5あたりでしたが、その日はあれよあれよという間に楽にD6まで出せました。全音で1、5音分という高音は、トレーニングしても一日で出せるようになるものではありません。本当に驚いたと同時にとても嬉しかったです。

女性は月経前になると、発声状態が出しにくくなるため(腹圧がかかるためらしいです)、そういう時や喉の調子によって常に最高音はD6が出せることではないので、最高音のエクササイズは自分の喉やその他の身体の状態と相談しながら行っていますが、ライブでの最高音の設定はG5あたりまで広げられました。

そして、ヘッドボイスでの発声時にとても楽に響かせることが出来るようになり、閉塞した感覚の中で共鳴位置を探しているような発声状態ではなく、高音を出す事が頭部に気持ち良く響いている感覚を持てるようになりました。

後日、田畑先生のウェブサイトを再度覗いて勉強していたら、各セッションに対する説明のページの7回目のセッションの説明の中に、『帝王切開でお生まれになった場合は,産道を通過する過程で頭蓋が物理的圧力を伴った接触がないために,特に上方への方向性に対する感覚が薄いケースもあります。こうした例にとっても頭蓋への働きかけは重要になってきます。』と、ありました。

私は、まさに帝王切開によって生まれたので、特に口ー鼻ー頭蓋骨へのアプローチはヘッドボイスの開発や強化にもとても有効だったのだと思います。

ヘッドボイスの習得や強化は、実は昔の私のようなやり方で行っていた発声法によって癖づいてしまった声割れや裏返りを改善することにも繋がります。現在も負荷の高い曲の練習をしたあとなどはEb5、E5の音程で声帯の閉じが悪くなり声割れが出てしまうことがたまにありますが、以前はブリッジポイントはB4、C5だったので、調整力がより必要な音域がだんだん高音域へと上がっていってるようです。

<ロルフィングを終えて>

最近はスケジュールを詰め込んでしまいヨガを出来ておらず身体のメンテナンスを怠りがちですが、セッションを完了した今年の夏から半年間は今回受けたロルフィングの効果によって身体の変化が続くということなので、身体のリズムを整えなおしつつ自分の身体や発声の状態を引き続き観察していきながら、これからもどんな風に自分の身体や発声が変化していくのかが楽しみです。

また、田畑先生が提供されているロルフムーヴメントやワークショップにも興味があり、自分の身体のバランスや発声の向上の為に受けてみたいなと思っています。

さまざまなボディワークを経験した上で、やっとロルフィングにたどり着けて、自分の身体や発声に対して自分ではどうしようも出来ないと感じていた状態から救われました。

それと、同じように私はボイストレーニングに関しても様々なレッスンを渡り歩いてきましたが、一番信頼と納得ができるボイストレーニングの教授法に昨年出会い、先日、一年ぶりに渡米し、ロルフィングを含めた様々なボディワークを体験•実践しながら喉頭医や言語療法士や研究者たちと提携しながら長年のボイストレーニングの実践と研究を基にして創られたソーマティックボイスワークというボイストレーニング法を学んできました。

そのボイストレーニング法とともに、ロルフィングとこれからもおつきあいしながら身体への理解や知識を深めていくことで、自分の為だけでなく、よりよい発声を出来るようになりたいと思って私のもとへやってくる生徒さん達の為にも役立てていきたいと強く思っています。

<これからロルフィングを受ける方へのオススメ>

私の場合、知らない間に激痛がなくなってしまったら、激痛があった感覚や事実すら忘れてしまっていたので、忘れないうちに身体の感覚がどう変化していったかを書き記すということでロルフィングの効果もより感じられるのではと思いました。

私は自分のブログ( http://ameblo.jp/rainybirds/theme-10088592074.html )で書いた以外は、すべて思いついたときにいろいろな紙にメモ書きしてしまい、未だ探し出せていません。。なので、各セッションごとに感じた事や、日々の中での身体の変化などを日記等にその度に書き留めておいておくことをおすすめします!

https://ameblo.jp/rainybirds/entry-12069556086.html

膝を故障された方

体験記として書かれたわけではなく,自分のために書かれていたもので,膝に故障を持たれている方へのロルフィングの可能性を示すいい例になると思い,今回掲載の許可を頂きました。下腺がある箇所は田畑が補足させていただいたものです。

ロルフィング10セッション後3ヶ月経過して

ロルフィング10セッション終わって、ちょうど3ヶ月たちました。

私は以前よりずっとたくさん歩くようになりました。近所のコンビニに行くのさえ、車を出していたのがうそのようです。歩くことが全く苦にならなくなったし、むしろ歩くことが楽しくなっています。

 

歩くことが嫌いだったころは、いつも自分の足もとを見ていましたが、今は目の高さより少し上あたりに視線が上がり、歩きながらの視界がまったく変わりました。ウィンドウで自分の立ち方、歩き方を確認する癖がついて、人の歩き方が気になるようにもなりました。

 

第1セッションの後から、呼吸が入らなかったり背中が痛くなったりしたことは一度もありませんでした。いつも楽々と、十分に胸一杯に息を吸い込んでいます。

 

膝関節自体に問題があって、常に痛みを伴い、まっすぐ伸びないし90度くらいまでしか曲がらないし、半月板の損傷で膝から下が外側に大きく歪曲している左足でしたが、驚いたことに、今では足を伸ばして座ると膝の下に手が入らないくらいまっすぐ伸びています。(以前は拳が入ったほどでした)もう少しで完全にしゃがむことができるほど足が曲がるようにもなり、立つと両足のかかとがつくくらいまで曲がった膝下が改善されてきています。

 

関節の可動域が極端に狭かったために、左足を伸ばしたまま引きずるような歩き方で、消炎鎮痛剤を常用したり、ヒアルロン酸の関節注射を何回も受けていました。今は痛みもほとんどなく、両足の力を同じように使って歩けるようになっていますし、階段を普通に下りることができます。10セッション受けている途中から気付いて、自分でもびっくりしました。薬もずっと飲んでいません。

 

 

どうしてももう一度テニスをやりたくて、東大病院をはじめ、日赤、JR病院など大きな病院の整形外科、スポーツ整形などを5つも受診してまわって、中には膝専門と言われる医者もいましたが、どの先生もレントゲン、MRIの画像を見て、この関節はもう改善不能で悪化の一途をたどるしかないだろうから、あとは無理をしないで大事に使って、年をとって歩けなくなったら人工関節にするしかない、と悲観的な診断ばかりでしたもちろん膝の治療のためにロルフィングのセッションを受けていたのではありませんから、膝の症状が改善されたことは、私にとっては、予想外の嬉しい結果になったと言えます。

 

膝関節のように、目にも見えて使い方にもはっきり違いが表れるような変化と比べれば、セッション後の身体の変化は、それが何週間もかけて徐々に起こっていることなので、自分の身体の情報は、どんどん上書きされ古い情報が削除されていくように、その時はあまり顕著に感じることはなかったように思えます。

 

でも、今は身体が少しレベルアップした、と言う感じがして、快適に生活しています。ロルフィングのセッションでよく言われる「統合されてバランスがよくなる」ということは、

ただ単に身体の構造上のバランスがよくなってまっすぐ立てるようになる、

というようなこととは別のように思います。これは私の感覚なので、うまく説明できないのですが、自分の身体が一番喜ぶ状態を常に自分で無意識で作り出すことができる、というような感じが一番近いかもしれません。ロルフィング10セッションはとても興味深い体験でした。もう少し自分の身体を探求してみたいので、これからもムーブメントやアドバンスロルフィングにもトライしてみたいと考えています。できれば近い将来、もう一度テニスコートで思いっきり戦う、という希望もまだ捨ててはいません。

 

 

第1セッション:呼吸 2003.4.15

初めて代官山のセッションルームに行った。
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片頭痛・緊張型頭痛に長年苦しみ,薬物乱用頭痛と診断された方へのAdvancedシリーズ

Advanced Rolfing5回シリーズ終了後に,継続のセッションをお願いされた時に,

「自分が信用できない」

と仰ったことに対しての補足説明と共に最後のセッションでの印象的な体験のレポートをお送り頂いたので,ご本人の許可を得て,以下紹介させて頂きます。

 

 

長年の頭痛治療で、片頭痛・緊張型頭痛から頭痛薬による薬物乱用頭痛と診断され、頭痛薬の服用をやめたうえで、頭痛の予防薬(抗うつ薬・抗てんかん薬)と鎮痛薬での薬物治療を受けていました。

 

頭痛薬の服用を1年近く中止しても頭痛が続いていたこと、頭痛の名医と評判の医師からの暴言、

また、医師を変えても結局は同様の薬での治療であったこと等から、通院を止め、なんとかしたい

と思いながら毎日2~3回は頭痛薬をのむという生活を続けていました。

 

田畑さんのセッションを受けて初めて、薬なしに頭痛がないという経験をし、以後、頭痛があっても薬をのみたいとは思わなくなりました。画期的な変化で、このことも大変感謝いたしております。

 

しかし、また以前のように、痛いのだからどうしようもないと投げやりな気持ちになり、頭痛薬を使い始めるのではないかという不安もあり、継続をお願いいたしました。

以上「自分が信用できない」ことについての長い説明です。

 

さらに別件ですが、土曜日のセッションで不思議な体験をしました。

田畑さんが私の頭を持たれ、その手に頭を預けていた瞬間、自分が心地よい場所におり、頭をそっと優しく支えられて生まれてくるイメージが浮かぶと同時に、私はこのように生まれたかったのだと強く感じ泣きたくなりました。また、自分が向き合っていない、避けてきたということがわかったとも思いました。何に向き合っていないのかは曖昧です。

泣きたい気持ちを抑えこんだように、抑え込んでいるということも感じました。

 

これは何かできすぎた話に思えて、当日はお伝えしなかったのですが、私にとって印象的な出来事でした。

 

突然長々と書き連ね失礼いたしました。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

エステティシャンの方

Advanced セッション 1

 

【呼吸を意識する】

◎受ける前の状態

歩行→なんとなく普通で特に感じることはなかったがなんとなくぎこちない?

首→左右の動きが狭く、多少の痛みあり

呼吸→みぞおちあたりに意識あり

 

◎セッション開始

最初にベッドに横になった時、

水平なベッドに仰向けに寝ているはずなのですが、

身体が斜め右に傾いているような感覚。

呼吸が浅く短く、緊張していたのか心臓がドクドクしていました。

 

次に右側と左側を意識した時、どちらが楽に感じるか?正直よくわからない感じ。しかし、次第に右手先からひじにかけて、チクチクチリチリした感覚がありました。

 

そのうちだんだんと身体がダルく、部分的にベッドに落ちていくような、起きているような寝ているような感覚。声を掛けられると現実に戻る的な。いつの間にかウトウトと眠っていた場面も数回あったように思います。

 

気付くと呼吸が最初よりも、深く長く安定してきているようでした。

心臓のドクドクもなくなっていました。

 

そして、斜めになっていると感じていた身体がベッドが水平に感じ背中がぴったりとベッドにくっつきました。

そしてどーんと身体全体がベッドに沈んでいくような感覚も途中から出てきました。

 

途中左右に首を動かした時、左首後ろあたりにほんのわすがな痛みを感じましたが、すぐになくなりました。

 

最後起き上がり、歩行をしました。

セッション前?にも歩行を何往復かしましたが、

最後の歩行は、少し肩に動きが出て、手の振り幅も大きくなったように感じ、セッションを受ける前の歩行では身体がかたくなっていてぎこちない動きであった事に気づきました。

 

◎セッション終了後

帰り道、特に上半身がしなやかにうごいているように思いました。

そして左右に動きにくかった首がスムーズになり回せる範囲が増えたように感じています。

 

寝る時、首になんとなく痛みあり

 

【翌日】

肩、肩甲骨周りが固まっていたところに隙間が出来たような感じで、動きやすくなりました。

昨日よりも上半身の中に空間が出来た感じでとても快適。

首はこころなしか動きがよいように思います。

 

更に変化が1つ、耳下腺のあたりがガチガチに硬かったのが、指が少し入るようになりました。

 

ベッドに横になった時斜めになっている感覚あり。

 

【3日目】

肩甲骨周り快適です。

昨晩同様耳下腺も少し柔らかくなっています。

 

【2週間後】

悩みの肩甲骨は、受けた後の快適さから比べると固さが戻ってきていますが、受ける前よりは幾分調子がよいです。耳下腺もまだ固いですが、柔らかさが残っています。

 

Rolfer’s comment :

 

別のところでBasic10シリーズを受けた後,こちらにいらっしゃいました。そのプラクティショナーが米国に移動することと,シリーズ終了後も肩と腰の違和感がワーク直後は解消するが,効果が一週間ももたないとのことで,その改善を目的としてお越しになりました。前の圧力重視のBasic10シリーズと比較して,このセッションが何もされていないくらい軽いタッチにも関わらず,写真で見ると実際に変化することに驚いている様子でした。

 

 

Advanced セッション2

 

骨盤 恥骨 仙骨

◎セッション開始今回はすぐに意識が遠くなりウトウトとセッション中に眠ってしまうことが多かったです。

右を、下にして横になった時の左肩が痛かったが次第で力が抜けたのか、肩が下がり楽になる。

右肩も同様に腕の内側と脇の下がキューっと緊張感があったが、緩和され、空間が少しできたかのような軽さを実感しました。

 

◎セッション後歩行→骨盤あたりゆるいというかスムースに動いてる感じ。骨盤が腰周りと一体化してたことに気付く。

数時間後すぐに治まりましたが頭が少し痛くなりました。(頭痛は普段全くないので)何か影響したのかなと。

寝る時、身体の重みが分散されたように感じ、ベッドとの密着面が広がったように感じました。

 

【2日目】施術時に座るのですが、その時にいつも腰に違和感があったのが、なくなっています。腰と骨盤が一体かしていたのがゆるくなったというか、違和感がなかった。

腰周りが軽い、長時間歩いても歩行がらく。足がすっとでる。

 

【2週間後】腰張りをあまりかんじなくなりました。

 

Rolfer’s note : お聞きしたところによると,腰の違和感は半分になっていて,それは2週間経った後でも持続しているそうです。

 

Advanced セッション3

背中

◎セッション開始

うつ伏せ

途中から特に左腕がスドーンと重く感じました。動かそうと思っても動かない感じ。

今回も前回と同様、うとうとと眠ってしまった時間が長っかったです。

 

途中背中肩甲骨あたりが固く感じだのが田畑さんにほんのすこし押された時に柔らかくなっている事に気付きました。

 

椅子に座った時には、身体の中心が通っているというか、安定感がありました。腰への負担も感じませんでした。肩がダラんとチカラも抜けた感じ。

 

歩行→腕が振れていました。

セッション前は肩甲骨と腕が一体化してたのが、肩甲骨は肩甲骨、腕は腕という感じで空間が出来てそれぞれ独立した動きが出でているように感じました。

 

右足と左足のそれぞれにゆっくりと体重を乗せる動きをセッション前にした時は右と左の体重が乗っている場所が違いましたが、セッション後、揃いました。

 

◎セッション後

自宅に帰りり肩甲骨を触ったところ、埋もれていた肩甲骨が出てました。肩周りがスムーズです。

首の前方右側が、頭を後ろに顎を上に出した時の突っ張りが緩くなっていました。左側の突っ張りはまだ、残っています。

 

首骨の両脇も柔らかくなりました。

 

◎約1ヶ月後

施術時の腕の使い方に変化がありました。いつもは気づくと腕を使いがちなのですが、脇の下を動かしているような感じがしました。

 

そしていつもは長時間歩くと腰が痛くなるのがならなくなり、とても楽でした。

 

Advancedセッション4

 

《セッション中》

ほとんど寝てしまいました。ズッシリとベッドに沈んでいってるぐらいの脱力感があります。肩から上を意識しながら伸びていくのが気持ち良かったです。

 

最後バランスボール的な台*に乗り、脱力し的乗っていると、内腿、おしりの横がプルプルとしてしていました。

帰る時歩行がものすごくスムーズで足の裏がしっかり使えている感じ、内腿もなんだか使えてるような感じがしました。

気になっている首、肩、肩甲骨周りは軽くなりました。

 

《10日以降》

 

変わらず身体はあまり辛くならずに過ごしていましたが首肩肩甲骨周りは相変わらず動きがかたく、はってる感が消えない感じです。

歩いてる時、左側が窓に映ったのを見て、上半身が前のめりになっているのが気になりました。右側が映ったのを見ると真っ直ぐに歩いています。どうやら左が前のめりで右が真っ直ぐの形で歩いてるようで、すごく気になり始めています。

 

*Tuning Board™のこと

 

Rolfer’s Note: 第3回目のセッション以降,腰の違和感はほとんど気にならない状態が継続しているとのことです。

 

Advanced セッション5

 

【口の中】何度か口の中の施術を受けた経験があるのですが、田畑さんのやり方はなんとも言えない感じで、あんな感じでこんな風に変化するんだ!と驚きがありました。

【セッション中】ただ優しく触れられてるだけなのに、お腹がキュルキュルとなり、普段意識していない口の中の喉仏付近に奥行きが出たような感覚。

背中の密着面が増えた感じバランスボールに置いてた手が気付かないうちに、軽くなり乗せていないかのような軽さに気付きました。

【歩行】手の振りが大きくなりました。スムーズ肩でブロックされながら振られてた腕がスムーズに動きがでました。

駅までの帰り道、かかとからドスンドスンと降りて歩いてたのが、土踏まずより前から足の裏が地面に降りて歩けているような感じで負担がなくなりました。

これから変化が楽しみです。